囚人監視のもとに…… 

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この13日は末の弟の命日(2001年没)で川崎の高石へ行ってきた。毎年同じような写真であるが、同じ場所だから仕方がない。ただの感傷ではなく、江東区とは対照的な起伏に富んだ街の様相に惹かれるのだ。丘陵地にこれだけの宅地が築かれたのは鉄道会社の戦略らしいが、上の方はバスも通らないし、高齢化が更に進めばちと暮らしが厳しくなりはしないかと余計な心配もする。桜はとっくに散り、トキワマンサクも花時を過ぎていた。

                       
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せっかくだから弟の友人でも誘って一杯やろうかと思ったが、夜は亀戸の沖縄現地支援・連帯行動報告集会に山城博治氏が来るというのでそちらを優先した。後半に登場した山城議長の演説はさすがに迫力があり、官憲の狙い撃ちにあったことも頷ける。山城氏の言うのはこうだ。
裁判が終わって自分を含め3人の被告に執行猶予が付いたのは世論のおかげだろう。オール沖縄の一角が崩れ、沖縄辺野古の基地反対運動はもうダメだとの風説が飛び交っている。7月に知事選があり10月に住民投票という声もあるが、山場はあくまで知事選だ。翁長知事は既に幾つか工事許可を出しており不安だ。ここで翁長氏を支えもう一度踏ん張ってもらうためには、現在20人程度のゲート前座り込みを100人単位の規模にし、団結力を示さなければならない。辺野古には軟弱地盤に加え活断層があり、工事を進めるには大幅な計画変更が要る。基地は絶対造れない。

                        
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お面夫婦=安倍晋三・昭恵がアメリカ旅行している間に、国内では安倍降ろしが公然と進められた。会見で安倍は(トランプがきちんとプライムミニスター・アベと言っている隣で)またしても「ドナルド」と呼び続け、恥をさらした。今や日米間で一致するものは何もなく利害の相違が露わになったし、適当にあしらって兵器を売りつけようとする側と、思い込みの親密さしか手駒のない口先外交の差は惨めなものだ。まさに国難である。

                         
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珍しく固い本を買った。高澤秀次『戦後思想の「巨人」たち』(2015、筑摩叢書)。東京新聞に載った上野昂志の書評が気になり、切り抜きをパソコンの傍に置きっぱなしだった。本書は、吉本隆明をはじめとする戦後の思想家を並列で論ずるのではなく、「3・11以後の現在から、戦後思想の臨界点を見定め、死すべきものには、はっきり引導を渡し、『未来の他者』に向けての道筋をつけようと試みた意欲的な論集である」(上野)。そこで序章に召喚されるのは『堕落論』の坂口安吾である。安吾で思い出したのは昔の仕事仲間が卒論に安吾を取り上げたと言っていたこと。「皆、太宰などをやりたがる」とは彼の弁だが、先見の明があったのか。

                                      
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明日の日曜日は久々の川歩きの会。門仲から森下まで歩く。レギュラーの一人から連絡がない。賀状は来なかったし電話にも出ないのが気になる。彼も団塊の世代で、お母さん、弟さんと3人暮らしのはずだが……。
                          

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明日はベストを 

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モリカケ問題をNHKのクローズアップ現代+(2017年3月)が取り上げていたとたかしくんがいうので調べていたら、こんなものに行き当たった。同じクロ現+の「“新たな”アスベスト被害 ~調査報告・公営住宅2万戸超~」(17年6月12日)である。
詳しくはリンク先のテキストを参照していただきたいが、“静かな時限爆弾”といわれ数十年の潜伏期間を経て中皮腫や肺がんを引き起こすアスベストの怖さがごく身近にあったのだ。05年に過去にアスベストを含む製品を生産していた機械メーカー、クボタの工場(尼崎市)で周辺住民に300人超の死者を出すにいたり、救済法がつくられ翌年アスベストの製造・使用は全面禁止となった。
番組で問題にしているのは工場ではなく、アスベストを使用した住宅で長年暮らし知らずにアスベストを吸い込んだ人が、数十年後に発病するケースである。横浜市に暮らす女性は原因不明の咳に襲われ、精密検査の結果、中皮腫と診断された。調べると彼女が以前住んでいた県営住宅の天井にアスベストが使われており、これが原因である可能性が高い。コーティングの対策が取られるまでの20年間、そこで暮らしていたという。

                            
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アスベストが建物の資材として使われ出したのは56年であり、全面禁止される06年まで51年にわたり使われた。NHKがNPOなどと全国の公営住宅を調べた結果、アスベストが使われていた住宅は2万2,000戸に上ることが分かった。そこから推計し、これらの公営住宅でアスベストを吸い込んだ可能性がある住民はおよそ23万8,000人に上ることが明らかになった。しかし、民間住宅の実態はほとんど明らかにされていない上、政府各省の対応は知識も乏しく及び腰のように見えるのが気になる。


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私が恐怖したのは、我がUR(公団)住宅でも微量のアスベストを含むというひる石(バーミキュライト)が天井に使われており、確か十年ほど前に樹脂膜で覆う処置が施された。このときURは住民に対しアスベストには一言も触れることなく工事を行ったと記憶する。リンクから辿れるひる石対策を行った公営住宅一覧には我が団地は載っていない。まだ全体が把握し切れていないようだ。アスベストが公営住宅に使われたのは70年代がピークだというが、我が団地の入居開始は77年。まさにど真ん中である。東工大の村山武彦教授は「吹きつけのアスベストが60年代の後半から10年程度かなり集中的に使われているので、その時期から考えて2030年から2040年くらい、そのあたりまで影響に注意しておく必要がある」と語っていた。


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11日の衆院予算委員会の集中審議は度々止まり大荒れであった。こうなる原因は安倍・麻生・菅など政権側の姿勢があまりに国民を舐めきったものであることが主だが、それだけではない。議長・河村建夫の進行が公平性を欠き、参院の金子原二郎とは雲泥の差がある。11日も玉木雄一郎の質問中に後ろの席にいる総理秘書官がヤジを飛ばしたが、それを止めたのは河村ではなく玉木だった。国会中継を観ていると仕事ができない。中毒性のある俗悪番組である。昼間からこんな番組を放映するNHKに抗議を?

※訂正 上記の国会中継は11日、衆院予算委員会の間違いでした。9日と混同していました。本文は訂正しました。


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充たされざる書籍 

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花粉の季節は関係ないはずだが、なぜか目が痒い。
耳鼻科でも皮膚科でもアレルギーのテストを受け、アレルギーはないと言われたのは事実だ。それなのになぜ花粉アレルギーみたいな症状が現れるのか不思議でならない。目の痒み止めにはアレジオン点眼液0.05%を使っているが、効果は薄い。しかし目について言えば、問題はここ3か月ばかり左目の視力が低下していることだろう。もともと見え方がよくなかった左目の視力低下を指摘されて愕然とした。検査ではほとんど見えないと言ってもいい。前回はコントラストの検査も行ったがそれも左が悪い。
そこでネットを漁って目の反射区を探すと、足の中指の腹を刺激せよというのがあった。しばし揉むとなかなかよろしい。目に見えて(!)よくなった感じがする。この部分に貼り薬を貼ることを含め、しばらく刺激を続けてみるつもりでいる。なお、私のは網膜(黄斑)前膜という病気で、加齢性黄斑変性とは違うが、広義には黄斑変性のひとつだそうだ。

2段目は大島の枝垂れ桜。野辺地にもあるがこちらは若い
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歯茎の浮きがひどくなり物が噛めないほどだったので、土曜日に歯科に予約を入れ今日診察を受けたが、だいぶよくなっており様子を見るということで、医者には悪いが治療はしなかった。なぜ改善したのか。歯の反射区はやはり足の中指の爪の生え際だという。ここをよく揉み貼り薬を貼る。念のために薬指と人差し指にも同じように刺激を加えておく。すなわち、目も歯も同じ足の中指への刺激が有効だというのは面白い。反射区療法はなぜそうなったかを問わない。ただ現象に対処するのみである。そして、反射区の刺激に最適なのがサロンパスなどの貼り薬だが、当ブログの読者はさっぱり反応してくれない。

右は6丁目の?ちゃん。男嫌いだとか 
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ソニーから電子書籍のクーポンが送られてきていた。1,000円分が初回のみ使え期限は3月末までだという。前にもきたが見逃したのである。今回は使ってやろうと思い、岡部先生のブログにカズオ・イシグロのことが取り上げられていたので、メールで初めて読むには長編2作のうち『充たされざる者』と『忘れられた巨人』のどちらがいいかと聞いたところ、前者は読んでいないとの返事であった。他の作品は内容や値段の点でうまくないように思えた。そこで、別の人の本も色々漁ってみたが、そもそも電子書籍というのがよく分からないし決断ができない。時間が迫っていたのでエイヤッと『充たされざる者』に決めた。
ところがである。電子書籍というのには驚いた。ダウンロードできるわけでもなく、サーバー内の自分の「本棚」に用意されるだけなのだ。随時アクセスして読むことになる。買う=所有するという旧来の感覚は全然充たされない。何だか読む気が失せた。
                      

歯が浮くお世辞は程々に 

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鎌ケ谷での松ちゃんの墓参に参加するつもりだったが止めた。
土曜日、モノクロームギャラリーRAINのオープニングでワインを飲みつまみを少々食べただけで、帰ってからまた下痢になり、同時に左下の歯茎が痛くなったので用心したのだ。歯茎は昨年から調子が悪かったが、歯科の治療を受けた際に写真も撮っているので歯槽膿漏のようなものではないだろう。歯茎の表面が荒れているという診断だった。
ここへきて物を食べる際はもちろん、上下をカチカチ打ち付けるとものすごく痛くなった。感じとしては歯が浮いているような状態だ。そこで、山之内診佐夫先生の本を参考にして、カカトの少し上あたりの外側中心に、細く切った貼り薬をはりつけ(紙テープで覆う)て寝たらだいぶよくなっていた。これは得意の反射区ではなくツボ療法の我流の応用である。しかし下痢といい歯の浮く症状といい、このところの寝不足が原因のような気がしてならない。

                  
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今、本田路津子の「藍より青く」に凝っている。同名のNHK連続テレビ小説(72年4月~73年3月放映)のテーマ曲である。作詞は脚本を書いた山田太一、作曲・湯浅讓二。本田路津子はイメージソング「耳をすましてごらん」も歌っている。彼女の澄んだ歌声は引退した今でもファンが多いようで、先日も新聞に「フォークソングの女王」などと銘打ったCDセットの広告が載っていた。「耳をすましてごらん」や「家路」は昔から私の愛唱歌だったが、今度「藍より青く」が加わりいっそう充実した。山田太一の詩、湯浅の曲ともなかなか印象的で、親しみやすい。主演の真木洋子は既に亡くなっており、まきひろこと読み真木よう子とは別人である。私は三戸・八戸時代だからテレビはなく映像は観ていないと思う。八戸のプロパンガス会社でバイトしたときは、お昼に「繭子ひとり」をみんなで観た。

                           
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長いエスカレーターに身を委ね考えた。片側空けのマナー(?)が定着してずいぶんになるが、かつては八戸駅のエスカレーターがぐにゃぐにゃの人の列で、地方の意識の遅れをまざまざと感じたものだが、さすがに今はそんなことはない。このマナー(?)には反対論もずいぶん出たように記憶する。私はこういう場面に一定の規則性を持ち込むことは歓迎の立場だ。問題はこれが単なる申し合わせにすぎないのに、自明の制度であるかのように強いる人たちである。右側なら右側をクリーンに空けておきたいというような考えは危険だ。右側に立ちたい(立たなければならない)人がいれば、そこだけ左側を空ければいいし、駆け下り駆け上がりの時に人にぶつかる事故は、片側空けがあろうとなかろうと起こりうる。運用者が移動は止めて2列に立てというのは、現状を無視した空論でしかない。要は「やわらかい制度」が肝心なのではなかろうか。

                       
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さて、明日はいよいよ佐川前理財局長の証人喚問が行われる予定だ。番組表ではいつもの国会中継ではなく佐川証言関連のニュースとなっている。よく分からないが、いずれにせよ過大な期待は禁物だろう。追記:今朝(27日)の東京新聞の「本音のコラム」に鎌田慧氏が「彼のおびえたような表情を見てきただけに、国会中継をみるのが胸苦しくなるほどだ」と書いている。私も同じ思いだ。
                            

激動をつくり出す者 

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お客様の中で山羊座の生まれの方いらっしゃいましたらお知らせ下さい……なんてことはないだろうが、どうしたんだろう。押切もえに続き武井咲が出産したかと思うと、北野武が独立宣言を出して大騒ぎになり、高橋由美子は不倫疑惑が報じられ、英国では車椅子の天才科学者ホーキング博士が亡くなってしまった。田中真紀子も久々に演説し安倍をこき下ろした。山羊座生まれは激動に見舞われているようだ。自ら激動をつくりだしているかのごとき人もいる。今年は土星が山羊座に入り、思うように進めない年だといわれているから、たけしも苦労するのではなかろうか(たけしのビジネスパートナーであった森昌行も山羊座だという)。

                       
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団地の共用廊下を杖を2本ついて歩いているお婆さんとエレベーターで乗り合わせたら、「旦那さん、お母さんは?」と聞く。「亡くなりました」と答えると、「もうすぐ100になるんです」と意外なことを言う。思わず「えーっ!」と驚きの声を発してしまった。道理でヨタヨタしているわけだ。お婆さんは「大変ですよ」とも言っていたが、100歳にしては精力的に毎日我が家の前を行ったり来たりしている。逆にこうでなくては100歳まで生きられないのだろう。更に長生きしてほしいものだ。

                      
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Amazonからメールが来て「カスタマーレビューが掲載されました」とある。んん? 覚えがないぞ。しかも私の興味のないゲーム機の何かだ。見ると確かに私の本名が記してある。即刻レビューを削除しAmazonに問い合わせると、アカウント乗っ取りの経緯は「当サイト外で発生したことですので、Amazonでは把握しておりません」という。なぜそう断言できるのか不思議だが、この手の事件は珍しくないようでネットで検索すると、Amazonは同じ文面で対応していることが分かる。Amazonのレビューを投稿するには商品を買う必要はないが、私のメールアドレスとパスワードを知っていなければならない。AmazonのパスワードはAmazonでしか使っていない10桁のランダムな英数字である。それがどこで知られたのか? 不気味だが、今回は誰かに商品を不正に購入されたわけではないので、よしとするしかないようだ。

                                     
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先日、思い切って横須賀へ行ってきた。「版の領域」という展示。8人の版画家がそれぞれの技法で制作した作品が並んでいる中に、RAINで展示しレクチャーを聴いた藤田修氏も入っている。版画作品の展示は横須賀では珍しいのではないかとのこと。別室では現物の版を見せ技法のプロセスが詳しく分かるようにしてある。また、ここで行われたエッチングのワークショップでは子供や大人が版画制作を学んだそうで、並べられた中では子供の作品に見事なものがあった。すごい才能だ。しかし、さすがに横須賀は遠い。シルバーパスを使って片道710円もかかった。今日16日は銀座で西村宣造メモリアル展を観る。7丁目の十一月画廊で3月24日まで。

                    
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