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月刊シルバー生活 

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Y君からまた借金の申込み。ところが今までできたゆうちょ口座への振込ができない。そう言えば半年くらい前に、口座が閉鎖されたようなことを聞いた覚えがある。たまたま彼の最寄りの池袋へ行く用事があったので会って話を聞くと、彼の口座が不正送金に使われたらしく、その筋の取り調べを受けたという。詳しいことは彼の名誉もあり書かないが、ヤミ金に言われるまま口座を貸して違法行為とされ、きついお灸を据えられた由。ゆうちょで口座をつくり直すことはできないらしい。
久々に会った彼は、目がくぼみ痩せて背が曲がり、首を前に延ばしてフラフラ歩く姿が亡霊のようで驚いた。皆に言われるんだよと言っていたが当然だ。これから町内会名簿の広告取りにお客のところへ行くと言っていたが、お客さんも驚くのではないだろうか。後で疲れがどっと出た。

                 
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9月7日はシルバーパスの切り替え日。都内在住でない方には分からないかもしれないが、70歳以上の低所得者には年間千円、高所得者には2万円で都営交通と都内の路線バスに無料で乗れるパスが貰える。まことに便利なもので今やこれなしではとても暮らせない。こういう制度があるのは大都市の一部だけらしいから、それ以外の地域では交通に関し高齢のメリットはなく、格差が大きいと言わざるをえない。ところで、切り替え日には「あんず」の家の先の、チト遠い支所まで行かなくてはならない。一室にじじい・ばばあがたくさん集まって呼ばれるのを待つ。私もその一人。去年は身分証明書を忘れて恥をかいたので、今年は忘れないように……。

                  
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それと同時に、スーパーダイエーで5%OFFパスポートなるものをゲットした。これは65歳以上のWAONカード利用者限定でほとんどの商品が5パーセント割引になるカードである。去年申し込むつもりでサービスカウンターで聞いたが、「こういう物です」「はあ、そうですか」という会話で終わってしまったことがある。今回その話をすると年齢のある話なのですすめにくいと言っていたが、条件をクリアしたからカウンターへ行ったのではないか。自分に都合よく解釈すると、帽子をかぶっていたので65歳以上には見えなかった……のかな? ただしこのパスポート、ワインは割引になるがその他の酒類は割引にならない。料理酒もダメだそうだ。

代田橋と玉川上水のゆずり橋
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シルバーパスを持ってからバスの利用が格段に増えた。団地と駅の往復もそうだが、ギャラリーもバスの方が便利なところが少なくない。しかし、バスの弱点は時間が掛かることだ。停留所が多い、渋滞や信号での停車が多いで、うっかり乗ると途中下車はなかなかできないし、お手上げとなる場合がある。しかし、時間に余裕がある時は、知らない街をとことこ走る路線バスの旅も悪くない。泉麻人の後塵を拝してプチ旅人だ。

代田橋・沖縄タウン
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写真の話はタブー 

大変だ。またしても団地の工事だ。いつも工事で住民に負担がかかるが、これも住環境が陳腐化するのを防ぐ処置なんだろう。今回はキッチンの窓、浴室の窓、リビングのベランダに面した掃き出し窓のガラス戸をペアガラスに替え、網戸を設置するという。7日に工事の説明と各戸の採寸が行われた。10月の工事当日はガラス戸の前1メートル以内の物をどかせとのこと。それが難儀だ。本の詰まったカラーボックスやパソコンまで、ケーブルを外して動かさなければならない。たまりにたまった過去の遺物を片付けるチャンスかも。

                         
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久々に南砂町駅前の清澤眼科へ行く。7月に検査をすっぽかして以来だが、親切に対応してくれた。やはり左目の視力が出ない。医師の判断で再び白内障用のカリーユニが出る。薬局では気休めというのだが、気休めの薬が皆に処方されるのも面妖だ。若年性の白内障にはそれなりに効果があるとの情報もあるが、もはや若年ではナッシー!
薬局で待っているとき北海道地震のニュースが流れ驚く。よりによって父の命日に大地震とは。小樽には亡くなった従兄の奥さんが暮らしている。次の日、弟に電話してもらったら出ないという。8日に無事が確認されホッとした。とはいえ、従兄にも奥さんにも(電話や賀状だけで)一度も会ったことはないのだ。
さて、たかしくんはどうしているか……?

南砂町駅近くにハマナスが                                    
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左足の親指の異状が分かったのに続き、今度は右手の親指に同じように軟骨の減耗が判明した。このところ物を持つときイヤに痛いので小林先生に診てもらったところ、X線写真ですぐ分かった。足の方は強剛母指でこれは根本にバッドを貼ってもだめなんだそうだ。サプリメントは手にも足にも効かないが、痛いときは鎮痛消炎剤が有効とのこと。これらは前回言ってくれなかった事実だ。しかし、手も足もなぜ左の親指がやられたのか。使いすぎだから労って使いなさいとのアドバイスは受け止めておく。親(指)を大切に、か。(個人の感想です)

砂銀のおじさんの場所
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引っ越しはあらかた終わったようだ
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日曜日、ミルナくんに言わせると重陽の節句だそうだが、くらもち珈琲へマスターの写真展を観にいく。マスターは店内の壁面を無料で市民に開放する一方、毎年9月に自分の作品を飾っている。東武亀戸線に始まり、東京大空襲の痕跡をたどるもの、スカイツリーができていく様子を追った作品などはそれなりに見応えがあったが、「下町残像」と銘打った19回目はどうだろう。対象がイマイチ絞り切れていない。それとデジタルらしい画像の処理もなっていない。もともとこの人は機材感材の話が全く通じない写真音痴。写真音痴が写真好きを名乗るのも不思議だが、やはりどこかで限界に突き当たる。限界を認識できなければ終わりだ。それをどう話せばよいのか、悩んでしまう。
渡されたノートには適当なことを書いて退散するしかなかった。

亀戸香取神社商店街
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くらもち珈琲の帰りにここで一杯
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スナック マチコ 

魔法の調味料。それはトマトケチャップ!? 朝食のドレッシングをいろいろ工夫していたのだが、最近はプレーンヨーグルトをベースに豆乳とオリーブ油を加え、洋辛子や塩コショウ・砂糖で味付けしたものにほぼ決まりつつあった。このたびネットでケチャップを使ったピンクのフレンチドレッシングというのを見つけ、試してみた。このままでケチャップを加えるだけだが、辛子は入れない。なかなかの妙味である。トマトケチャップは飲み屋で頼むポテトフライに付いてくる薬味くらいにしか認識していなかったが、栄養豊富で安価であり味もよい。もっと活用したいものだ。

王子
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足の親指の異状は健康雑誌をひっくり返してみても、ネット検索でもほとんど情報がない。一般的ではないのだろうか。私の場合は左に外反母趾の傾向があり、それも軟骨の減少に関わっているらしい。つまり親指以外の指が団子になってしまい、地面のグリップが十分でないというふうに解釈できる。医師の指導に従い、とりあえず親指の根本に貼るクッション材を買ってみたが、効果は不明だ。外反母趾には五本指靴下もいいらしいが、ドラッグストアでは売っていなかった。無印良品を探してみたい。
骨と言えば、某氏の奥さんが階段から落ちて骨折し、入院したが2か月掛かる予定とか。2か月とは長い。早速お見舞を送ろうとして名前を思い出せず、某氏宛に出した。こんなふうに日本の主婦はみな「奥さん」で、固有の名前を持たないことが多い。もちろん名前はあるがそれで呼ばれることが少ない。これは差別ではなく文化というやつであろう。

南麻布
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日曜日は高円寺のバー鳥渡へ行く。黒羽真知子の写真展『スナック マチコ』は各地のバーやスナックの看板がある風景を撮っている。黒羽は雑誌編集者・ライターだそうだが、写真の確かさはソイヤーズカフェの『微熱大陸』で証明済み。かつてスナックだった一画など、隣のお客が「スナックでなくバラック」と言っていたが、そんな昭和の香り漂う風情が堪らない。9月15日まで。
ところで、ここのマスターはルームシェアしていた矢川澄子のネガを多量に所持しているという。矢川澄子とは何者かと問えば、澁澤龍彦の最初の妻(奥さん、かな?)で、彼女は谷川雁とも縁が深かったらしい。澁澤と離婚し、71歳で縊死した後「不滅の少女」と呼ばれた。
グスタフ・ルネ・ホッケの『迷宮としての世界』を種村季弘とともに翻訳した人として記憶される。『迷宮としての世界』は最近岩波文庫に収録されたが、あの膨大な図版をモノクロで見てもつまらないのではないだろうか。なお、矢川は獅子座の生まれ。牡牛座の澁澤龍彦とは最もよくない組み合わせの一つとされる。門馬寛明先生は「見かけによらぬ岩のようながんこさを思い知らされ、驚き、屈し、薄幸な人生になるでしょう」と書いている(カッパブックス『西洋占星術』1966)。恐るべし。

あんず元気
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階段話は続く 

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先日、沖縄出身のT君が自殺したという話を書いたが、その後の情報がないので発信元の某君に問い合わせたところ、妙なことを言い出した。自殺ではなく蒸発ではないかというのだ。その根拠として、T君に貸してあったお金の一部が口座に振り込まれていたという。だいいち、亡くなった姿を友人たちの誰も見ていないというのは不自然すぎる。某君は当初「自殺した場所は銀座」とまで断定していたのである。

知人のS氏からさくらももこの追悼メールが届いた。彼にとっては同郷という関係に留まらない身近な存在だったようで、「また、ふるさとは遠くなったように感じられる」とあった。私はといえば東京新聞に連載されたときの『ちびまる子ちゃん』しか知らないので、追悼するほどの思い入れはない。親近感を覚えるのは下手な句を詠む祖父「友蔵」くらいか。

          
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8月下旬になって最小限度の残暑見舞いを出したら、じき電話やメールが返ってきた。かつて仕事で一緒だったS氏はお父さんが96歳で亡くなったばかりとのことで、お悔やみ申し上げた。中高の同期だったY君は先月から脊髄の椎間板ヘルニアを発症、痛みと暑さで大変な難儀をしたとあった。私の親指など痛い内には入らない。もう一人、高校同期のS君は糖尿による運動障害でヘルパーの助けを要し、白内障は手術不可能で新聞も読めない状態が続く。返事があってもいいミルナくんから何もないので、たぶん持病がいつになく悪い状態だろうと心配している。ちょっと前、昔の写真データがDVDで多量に送られてきたきりだ。

3月に続き「岸田國士を読む in 吉祥寺」で劇団河馬壱『風俗時評』の朗読を観る。昭和11年に発表された作品で、雑誌の発売が二・二六事件の1週間前というタイミングであった。原因不明の痛みが市井の人々を襲い撹乱させる話。痛みによる動揺が微妙な時期の大衆の心理を浮き彫りにする。大内慶一が思い入れたっぷりの台詞まわしで前面に。サックス演奏のサービス付き。

                      
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足を痛めてみると都市の階段事情がうらめしい。そのことは次のブログででも書くつもりでいる。
ご贔屓の『時事放談』が9月で終わってしまうそうでガッカリだ。日曜日の朝はこれがないと始まらない。26日は石破派参謀の鴨下一郎と政界失楽園といわれた船田元が出席。船田は参院6増法案に自民で唯一棄権し、反対の意思を表した。これについて船田は「あれ以来私はキケン人物と言われてるんです」とギャグをかましたが、全然受けなかった。
アベは当日桜島をバックに西郷気取りで薩長同盟を引き合いに出して総裁選の出馬表明をし、NHKがそれを丁寧にフォローして物議を醸した。「西郷どんにあやかるつもりなら、政争に敗れ、下野し、日本最後の内戦を引き起こし、自決という結末になります」という島田雅彦のつぶやきが的確だ。(個人の意見です)

                             
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夏バテ真っ最中 

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このところ同じようなことばかり書いているような気がするが、要は夏バテらしき症状でだるくてかなわないのだ。昨日今日と1時間ほど朝が早く、二度寝・昼寝したら起き上がれないくらいだった。胃腸のどことない機能低下が加わり、どうしようもない疲労感に支配されている。7月の異例の暑さに我が身が知らす知らずダメージを受けていたようだ。ギャラリー回りを少し控えめにした方がよいが、22日は河馬壱の朗読公演がある。

                 
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先日、東京ガスの女性検針員が来て、インターフォン越しに東京ガスの電気に替えないか、シミュレーションがすぐできるからとかなんとかしつこく勧める。その場は断ったものの、東京ガスのサイトでシミュレーションをやってみた。確かに少し安くなるが、よくよく見ると当初3か月間の10パーセント割引を含んでのものだ。それがないとわずかながら割高になる。犯罪者・東電の電気は絶対使いたくないが、かといって割高はまた二の足を踏む。文字通り現金なものだ。なお、私の年間電気使用量は約840kWhで、23,200円余りを支払っている。

                       
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いたく評判の悪いNHKだが、この夏は平成最後ということもあり何本かの印象的なドキュメンタリーを放映した。まず、8月11日のNHKスペシャル「祖父が見た戦場 ~ルソン島の戦い 20万人の最期~」。「ガッテン!」の小野文恵アナが、母とともに遺骨もない祖父の部隊の軌跡を辿る。米軍を迎え撃つ日本軍には時間稼ぎに「死守」の命令が出される。補給はなく飢えと爆撃にさらされて自決を選ぶ兵士。足手まといの傷病兵も味方に殺される。一方、マニラでは日本兵による集団レイプが起きていた。
13日には同じく「船乗りたちの戦場~海に消えた6万人の命~」。太平洋戦争で日本軍は民間の船を徴用し戦地へ送った。民間船による輸送が日本の生命線だったが、脆弱な装備の民間船は真っ先に沈められた。14歳から18歳の徴兵年齢に達しない少年たちも船とともに戦火に巻き込まれた。

                        
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15日は同じく「ノモンハン 責任なき戦い」。録画はしたがまだほんの終わりの部分しか観ていない。ソ連軍の戦力を侮り惨敗した日本軍だったが、責任は現地司令官に押しつけられ、隠然と自決を強要された。将官は戦後に至るもその裏の真実を隠し続けている……。
18日はETV特集「自由はこうして奪われた~治安維持法 10万人の記録」。大正末期、元々共産党を主な対象にしてつくられた治安維持法は改正され、目的遂行罪が加えられると対象範囲は際限なく広がった。日中戦争が始まり国家総動員法が発布されると、拡大解釈に条文を合わせるような改正が行われ、戦争遂行に不可欠な思想的インフラになっていく。
共謀罪の未来を見るようではないか。(個人の感想です)

追記:12日にはNHKスペシャルで「戦争孤児の闘い」が放映されたが、私は観ていないし録画もしなかった。