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前教頭の何が悪い 

高校の同期会は11人が集まりそれなりに盛り上がったそうだ。某君の配慮で母校のラベル付きワインが1本ずつ配られたというが、どこにそんなお金が……。送ってもらった画像を見ると一様に老けが目立つ。75を境に老化がぐっと早まったようだ。同期会も悪くはないが、同じようなメンツで毎年集まっても飽きが来るし、一昨年のような横車を押すような動きがあればイヤになったりする。本当は細心の切り回しが求められるところだ。

          
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さて、リフォームが終わってマッタリしていたら、メルマガの原稿が残り少ないという通達が回った。ま、また? 暫くすると原稿がどっと舞い込んできてアワワという状態になった。字句はそれほどではないが、イレギュラー表記を規定の体裁にするため四苦八苦。やむなく担当者にアドバイスを乞うときれいに収めてくれた。3時過ぎ、数本を一気にUPする。足りないと言われて私のところで止まっていると寝覚めが悪い。

前回の記事に入れた黒猫の写真だが、ノラのくせに猫町4丁目某家の何かみたいに振る舞っている。たまたま奥さんが外にいたので話を聞いた。このあたりは何組かボランティアがいて、猫の世話をして回っているのだそうだ。一方、あんずは前の広い駐車場がマンションになるので工事が進み、もはやのんびり日向ぼっこもできない。雲隠れしてしまった。
成り行きで、以前書いた猫を器用に手なずけているメタボ男のことも聞いてみたら、彼も猫おじさんの一人だという。あれから時々見かけたが、餌を少しやってなつかせているようだ。それが実に上手い。弟子入りしたいものだ。とは言え、猫好きは人間嫌いが多い。気をつけないとね。

                   
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12日付の東京新聞夕刊コラム「大波小波」が安彦良和を論じていた(「安彦良和のアナーキズム」)。安彦は以前、東京夕刊の「この道」を連載しているが、逮捕された全共闘運動への関わりはなぜかそそくさとスルーしているように感じられた。
コラム子は彼の新著『革命とサブカル』について、当時の仲間たちへの聞き書きを収録し、自分たちは寡黙を破って語るべきことを語り始めるべきだ、長い沈黙は体験の空疎さではなく、重さ、巨きさの証しだと書いているという。それは自身の仕事の再点検でもある。安彦は最後に大衆に対する前衛主義を批判しつつ、多様で自由な「サブカル・アナーキズム」の可能性に言及している。サブカルの政治性はどこまで行けるのか、云々……。
孫引きで恐縮だが、だとすれば「この道」でのスルーもそれなりに意味があったというべきか。退学を機に上京してサブカルに向かった安彦……長い沈黙の内実が知りたいものだ。そして「サブカル・アナーキズム」とは何かも。

仕事の大先輩だったH氏が9月に92歳で亡くなったとのこと。謹んでご冥福を祈ります。
                        

お面を与えよ! 

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私の運命はC子の手に握られてしまったのであった(前号までのあらすじ)。よーし、オレも男だ(ホントか?)、ミルナくんの疑問に答えようじゃないか(いいぞ!)、ただしお得意の受け売りで。昨日の東京新聞「筆洗」にこんなことが書いてあった。仮面を与えよ、されば真実を語るであろう、というワイルドの言葉を引いて、「ハロウィーンの度を越した騒ぎも、仮装で素顔が隠れて、荒っぽい地が出たからと思える」と……。安倍晋三やその妻、友達にも、カボチャならぬひょっとこのお面でも与えれば真実を語るかもしれない。

高校の首都圏同期会が土曜日に開かれるが、今回は気乗りがしなかった。マンネリ気味だし年金暮らしの身に会費が安くない。カラオケだけなら行ってもいい。ま、同窓会といってもいろいろで、小学校の同窓会・同期会は開かれたことがないしまとめる動きもない。人数が多く出来っこないという声もある。個別には会ったり飲んだりしているのだが……。
中学校は地元で行われているが、首都圏でも人が結構いるのに開かれていない。大学(学部)の同期会は、一度やらないかという連絡があったきり潰えた。学部の首都圏会合はあったが知り合いもいないのでその後出ない。そもそも我が農学科は一期15、6人、学部でも30人程度。弘前にはとても行けないし、連絡も取らないほど仲が悪いのは珍しい。

               
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六本木のフジフイルムスクエアで8日まで行われている深瀬昌久「総天然色的遊戯」を観る。ピンやマグネットで細工された愛猫サスケの挑発的なアップが目印だ。本展は京都国際写真祭の東京バージョンの一つで、「国内初回顧展『遊戯』を「カラー写真というコンセプトの下に再構築するもの」と説明されている。大部の写真集も発売された。超大判のポラロイドを駆使した作品群も見応えがあるが、晩年の、印画紙に彩色した「ヒビ」「私景」の自写像――萎れたひまわりと並んでうなだれ、道に腹ばい地面を舐める戯画的なカットが身につまされる。「ヒビ」は自写ではないが、道路を自分になぞらえ愛おしんでいる。
深瀬氏と言えば、中居裕恭のギャラリー「北点」(八戸)で「鴉」が展示されて出会ったときは、氏の”彼女”も一緒だった。元気なころの中居の細君が、酔って「フカセー!」と言って絡んでいたことを思い出す。深瀬氏はゴールデン街の酒場の階段を踏み外して脳に損傷を負い、2012年不帰の人となった。中居もまた彼岸の人である。

左:荒木経惟「片目」ラットホール
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auひかり回線への切換えはちとゴチャゴチャしたが、予定通り進めることにした。ASAHIネットから直接申し込めば1か月分安くなるが、営業マンの落ち着いた対応と、名前が知人と同じ(字は違う)ことに免じて。大阪人はそのへんがうまい。工事は13日。これでアダルトもばっちりだ!
             

へんなところで自治会ばなし 

窓のリフォームは何とか終わったが、30年分の片付けで大変だった。事前の想定は安易に過ぎてやることはドンドン膨らみ、手当たり次第に物を段ボール箱に放り込んだので、どこに何があるのか分からなくなってしまった。中途半端に動かした物をきちんとするのはまだ時間が掛かる。雑誌などを資源に出したせいで、へんに空いた棚もできてしまった。

                      
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結果としてベランダに通じるガラス戸、浴室とキッチンの窓が黒い精悍なアルミサッシとペアガラスに変わった。ベランダの引き戸は外側に半間の網戸が付いたが、私にはあってもなくてもよい。ちょうどいいからこれに断熱材を張ろうかと考えている。今までの下半分の磨りガラスがなくなったので、ガラスが入っていないみたいに見える。30年以上使った緑のカーテンはついに取り外した。分厚さが魅力だったが捨てるしかない。現在は黒いプラスチックの暗室用カーテンだけを掛けている。これは徹夜仕事があった時分に、雨戸代わりに日中の睡眠を確保するため買ったものだ。
浴室とキッチンの窓は開口部がずいぶん小さなものに替えられた。元の六割程度しかない。元の枠を生かしたにしては小さすぎるが仕方がない。工事は手際よく進み、ほとんど午前中に終わった。チェックにきた監理者らしい女性が「軽々運んでいるようだけど、ガラスは1枚40キロもあるんですよ」と言っていた。塗装工事の雑な仕事とは比べものにならない。

                    
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某ギャラリーで某写真家と会い話を聞いた。同じ区内で都営住宅を引っ越ししたら今度のところはやけに自治会の締め付けが厳しく、草取りなど行事への出欠は監視されるし、欠席すると「罰金」を取られるのだという。詳しくは書かないが、要は少数のボス支配みたいなことが行われているわけだ。明文化された自治会規約はなく、万事恣意的に決められていく。海外へ行くと言ったら行事不参加で罰金と言われたそうだ。
聞きしに勝るしばり社会だ。彼は住む人のための自治会ではないのかと言う。個々の生活は様々だから、自治会行事と個人の予定が重なったら個人を優先すべきだ、草だって生えているところがあってもいいだろう、と。この団地は2、30戸のごく小規模の低層住宅らしいが、住民は大半が定年過ぎの老人ばかりでヒマとなれば、彼のような現役の写真家など異端もいいところ。同調圧力は半端ではないと想像する。

片目のジャック 
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URと違い都営団地は共用部分の清掃を住民がやることになっている。つまり自治会の仕事ということになる。以前私が都に聞いたところでは、自治会に入らなければお金を出してもらう(そうしなければ釣り合わない)とのことであった。しかし、彼は自治会に入っている故に罰金を取られるのである。むしろ自治会を抜けて罰金を払った方が割安かもしれないが、自治会を辞めると共用電灯の支払いなどが面倒になるとか。

auのセールスマンが来たのをきっかけに、auひかりに入ることにした。費用は500円ほど増えるがADSLはトラブルが多くやむを得ない。
                             

厄日の厄日たる 

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C子のトンチン年金は、結局受け取りを85歳からにしたので据え置き期間は10年になり、払込額はだいぶ増えた。銀行の定期などに比べれば利回りがいい分、ハイリスクハイリターンの気配が漂う。元が取れるのは94歳だとか。今年はこれまでの個人年金が入らない(去年で終わり)のでいささか心細い。私のように公的年金が少ない人間にとって、これをカバーする民間の個人年金の意義は大きいと思う。ところで明るく年齢を感じさせないC子だが、ご多分に漏れず膝が悪くなったと言っていた。タブレット入りの重いカバンを持ち歩かなければならないから当然だ。

                    
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窓の工事は26日に決まった。当方の片付けもなんとか目途がついた。プリンターをどかし、本棚の清掃・整理をしたので、本や雑誌はここへ入れる。BDレコーダーとTV、現行パソコンを動かせばいいようにはできそう。最悪の事態には部屋の片隅に寄せればよい。古い「グラフィケーション」や「moleレター」は捨てることも選択肢だが、踏ん切りがつかない。無秩序にため込んだ物が、まだ押し入れにもクローゼットにも溢れている。
HPのプリンターは仕事のゲラ出しに使うつもりだったが、Y色ばかりが減ってしまう上、そのつど電源を入れにいかなくてはならず私の仕事には使いにくい。エプソンのように電源を入れっぱなしで使えないと……。

                    
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21日の日曜日は大厄日。深川資料館通りの小さなスペースの1階・2階で、深川生まれの写真家の昔の風景に、AR(仮想現実)を使った現代の風景を組み合わせ展示していた。iPadを昔の写真にかざすと現代の風景が現れ、Padを振ると視野も動く。StreetViewとも違う。これが全周をカバーしているので、どういう仕掛けなのかと2階の女性に訊くと、切り口上で「作家に訊いてください」と言う。作家がいるわけでもない。1階の女性は快活に、広い画角を持つカメラで撮ったものだと説明してくれた。ただ立ってるだけでなく、最小限の説明はできるようにしたいものだ。
四谷三丁目の某ギャラリーへ行く。メンバーの一人のモノクロ風景。挨拶しても答えがないのでイヤな予感が。サインをし例によって2度回って観る間、言いようのない張り詰めた空気。無理矢理お礼めいた言葉を発して逃げ出したが、これは一体何だろう。やはり厄日の厄日たる所以か。

                               
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東京新聞の東京歌壇トップに、予て名前を聞かされている某氏の短歌が入った。某氏のことは友人の行く池上線沿線のある飲み屋で知ったのだが、電話では連絡が取れないといい、まだ一度も会ったことがない。某氏の作品は佐佐木幸綱先生選に何度も入選していたが、今回は金賞だ。歌の内容から俳句を詠むというご母堂も元気であることが分かる。今年もあと何回もない。私の短歌も是非取り上げていただきたいものだが………。
                      

トンチンカンな年金 

久しぶりに某中堅生保のC子が現れた。私より干支で一回り下だから60歳超だが、顔にはシワもなく艶々してるのには驚いた。こちらも誕生日が近く、再度年金を考えなければと思っていたところだったので、まあ、渡りに舟とも言える。つまり、こういうのは歳を取るほど割高になってしまうのだ。超低金利政策下で利回りが下がり、個人年金の掛け金はとても高い。しかし、彼女たちが持ってきたもう一つの保険に興味を引かれた。うわさに聞く「トンチン年金」という終身年金で、早く解約すると損になり相続などはできないが、長生きすればするほど年金額が増えていく。保留期間が15年ということもあり、掛け金はビックリするほど安い。ただし、途中でなにかあればそこで終わりなのでリスクは大きく、考えどころである。(訂正:年金額は増えません。終身年金なので、長生きすればするほど得ということです)

                   
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眼科へ行く。今回は視力が右1.5、左1.2と良好であった。すらりとした美人ぽいお姉さんが測ってくれたせいであろう。ただし、女性の医師はカリーユニは白内障を改善しないと断言した。多少なりとも変化があったと思ったのは私の気のせいだったのだろうか。
行きのバスを待つうちに杖を持った老婦人と会話が生じ、聞けば1月16日で96歳になるとか。孤独を愛する山羊座だが、同じ星座同士、世代を超えた会話が生まれればそれを楽しむ。相手を見分けるのは星の引力である。

                    
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帰りの時間帯、この辺りはバスもお年寄りばっかり。歩行器を使うお年寄りが乗ってきて次で降りようとしたが、道路との段差にはまり込んだ。手伝わなくちゃと思う内に、後から見かねて中年の女性が手を貸したようだった。油断はできない。うっかり優先席にふんぞり返っているとヤバいことになりかねない。私などここでは若年層の一人なのだから……。
ところで下の左の写真を見てほしい。「学校通り」のバス停だが、電柱すれすれに走るバスのために、バス停の標識もこのように身をすくめ隠れている。反対側からだと地元の人さえ分からない場合があるようだ。

                       
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劇団FIREBALLの公演『吸血鬼捜査課 神威』を観る。とは言え、今回は筋が一際分かりにくかった。吸血鬼と人間が共存していた世界に強力な吸血鬼による謀反の動きが起こる……そして例によってチャンバラが繰り広げられる、と書けば身も蓋もないが、吸血によって吸血鬼が拡散していくという皆が知っているルール(?)が上手く生かされなかったのでは。いささか手を広げすぎた観があり、「武器商」「女王」辺りの性格もしっくりこない。見終わった後にモヤモヤ感が残った。ちなみに、チャンバラ(殺陣)の絶妙な音効は手作業で付けているのだそうだ。

               
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その他の収穫:平和祈念展示資料館(新宿)で、平和祈念交流展「シベリアの記憶 家族への情愛~香月泰男展」を見た(こちら)。入場無料。下はラーゲリの模型。  

                          
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