パソコンも身体も 

八戸駅


すっかり寒くなった。お疲れ気味のパソコンと格闘すること1週間。一度立ち上がったもののすぐにまたセーフモードのお世話になる。朝一番でサポートデスクに電話。今やすっかり嫌われ者だ。というより彼らにお客という概念はなく、サポートはアニュアルを伝えるだけとも思える。延々と待たされたり、折り返しの電話が3時間経ってから来るところを見ると、問い合わせが殺到しているのだろう。ご苦労さんなことだ。仕事が終わったらやけ酒だろう。
私のトラブルはすべてWindowsXPが起動せず、セーフモードとネットワークで辛うじて使える状態。だが、一度ブルースクリーンが出てntoskrnl.exeをいじったら、セーフモードとネットワークさえ立ち上がらなくなり、情報が取れないので図書館のパソコンを使わせてもらったりした。その後、ntoskrnl.exeを書き戻したらセーフモードとネットワークは出せるようになったが、相変わらずWindowsは起動しない。止むなくWindowsを再インストールする覚悟を決めて、重要なファイルをバックアップしたりドライバをコピーしたりしていたが、最後の最後にひらめくものがあった。それは、以前出たブルースクリーンへの対処方法としてサポートが言っていた方法で、XPのサービスパック3を適用するというもの。SP3は既に適用しているが、SP3も常に新しくなっているというのだ。そこでセーフモードでのインストールは奨めないという警告を無視して実行してみた。するとWindowsが見事に立ち上がった。久々に見るデスクトップが懐かしい。
水曜日は眼科へ行き、物が歪んで見える症状に関連して視野の検査をしてもらう。検査はスクリーンに現われる光の点をチェックするもので、片目3~4分かかる。結果は左目の視野の上端に一部見えない個所があり、ひょっとすると緑内障の可能性も考えられるとか。緑内障は眼圧と関係があるといわれてきたが、現在は無関係とされているそうだ。いささか心配な結果である。
    

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パソコンまたトラブる 

町工場


昔の同僚から電話があり、「ちらし制作の仕事がありそうなんだが、できるだろうか」と訊かれた。ちょっと調べてみると印刷の世界も完全に様変わりし、かつての紙の版下もあることはあるが、今はデータ入稿の激安ネット印刷が全盛となっている。この値段を知れば、紙版下に逆戻りはできない。キレのよさも版下の比ではない。しかし、そうなると入稿データを作るシステムが問題になる。入稿可能なのは大体マイクロソフト・ワード、エクセル、アドビのイラストレーター、フォトショップ、インデザインのデータ、またはPDFということになる。今回の話はA4片面1色くらいのものだろうから、手持ちのパーソナル編集長などからPDFにしても何とかなるが、仮に商売をやることになればこれでは済まない。私は上記のアプリケーションはどれも持っていないのだ。数万円で買えるインデザインくらいは用意しなければと思うが、そうなるとマシンの非力さがネックになる。来年はWindowsXPのサポートが終わるし、マシンの買い換えと併せて思い切った投資が迫られているのかもしれない。ただし同僚の印刷の話はどうやらなくなったらしい。

そう思った途端、パソコンが不調になった。木曜日の夜のことだ。Windowsが立ち上がらない。土曜日の古紙回収に出す新聞のスキャンがまだ大分残っている。金曜日は稀少な仕事で丸1日対処できないので、とりあえずもっと新しい新聞を仕分けして上乗せし、スキャンなしでもいいようにカサを増やしておく。safeモードで仮の起動はできるが、これではネットはできてもスキャナーは動かせない。土曜日にサポートに3回電話してアドバイスを請う。メーカーのサポート要員にもいろいろな技量とレベルの違いがあることがよくわかった。結局は立ち上がった(原因はkernel32ファイルの破損)のだが、古紙回収は失敗だった。台風の雨を嫌って出すのが遅れたせいで、Mさんが我が家を通り過ぎてしまった。ギャフンである。

台風のためか、ダイエーのほうれんそうがバカ高い。

福島菊次郎展 

横浜情報文化センター(旧・
横浜商工奨励館)内部

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横浜の日本新聞博物館で「92歳の報道写真家 福島菊次郎展」を観た。山口県生まれの福島氏は、広島の被爆者一家の生活を撮り続けたドキュメンタリー作品が高い評価を受けたのをきっかけに離婚して上京。以後、組織に属さぬ一匹狼の記録者として政治と社会の狭間に起こる事件を撮り続けた。広島、60年安保、東大闘争、あさま山荘、三里塚、水俣病、イタイイタイ病、ウーマンリブやフーテン、そしてフクシマ……。その記録はまさに激動する戦後史そのものであり、世の不条理への怒りと涙を込めた告発であった。13冊の著書にもまとめられた福島氏の写真は、何のけれん味も奇をてらったアングルもなく、ストレートな被写体への共感(あるいはその逆)に貫かれている。実際、展示されている福島氏の愛機はニコンF+20㎜とF-801+35-70㎜ズームで、後者は私も長く使っていたアマチュア用である。福島氏の写真は今回初めて見たが、「カメラは道具にすぎない」という言葉が実感できる写真展であった。

ただ、ひと言苦言を呈させてもらうならば、問題は展示方式にある。キャプションがあまりにチープで、二昔前のワープロみたいな文字をさらに手直ししている個所が幾つもあり、パネルにマージン(余白)がない上に傾いて貼られていたりで、それが気になって仕方がなかった。最長老写真家の業績を振り返る写真展にしては、いささか手抜きが過ぎるのではないだろうか。必見ではあるがその点が惜しい。10月20日まで(10時~17時・入館は16:30まで)一般500円・シニア400円。みなとみらい線・日本大通り駅下車すぐ上。