体重を増やすには? 

猿楽町


今朝は7時過ぎに誰かがドアかどこかを叩く音で目が覚めた。先日、インターフォンが上がりっぱなしになりチャイムが鳴らなかったことがあるので、それかと思い覗いてみたが違った。二度寝して起きたのは10時半過ぎ。何となく損した気分だ。雨が降り薄暗い。今日は母の誕生日。生前は一度もきちんとしたお祝いをしてやれなかったのが残念だ。遺影に手を合わせる。昨日はギャラリーf分の1で佐藤一旭氏の写真展を見た。氏は2002年に大企業を定年になってから写真を始めたという人だが、すでに全日写連福島県本部委員長を務める実力で受賞歴も立派なものだ。写真展は「復興の進まぬ故郷を憂う」という副題が付いているとおり、震災と原発の被害にあえぐ氏の故郷・福島の写真である。震災発生以来、今日まで約2万カットを撮影したという。氏の撮り方は、ほとんどが長目のレンズで被写体を引き寄せる手法。私などはついワイドで迫力を付けたくなるが、氏はそんなことはしない。そのためか厳しい中にもほんわかした温もりが感じられた。

先日、区の高齢者健康診断を受けた。毎年受けるべきものだが、昨年は別にちょっとした異常が出て血液検査などをしたので健診は受けていない。検査から指摘された数値はなかったものの、私なりに見返してみると体重が減っているのが気になった。2010年12月54.9㎏、12年1月55.6㎏、そして14年2月52.3㎏と今年が低い。念のために家で入浴前に測ると51.8㎏であった。そういえばこのところ、なんだか顔が年取ったような気がしていたが、やはり痩せていたのか。心当たりがある。体に悪いといわれて深夜のおやつ(といってもパン半分程度)を止めたのである。寝る前に豆乳+牛乳に黒糖を入れ温めたものを飲むのは続けている。私の場合は朝が遅く夜も遅いので、朝昼食の間隔が狭くその分夕食後の時間が長くなってしまうのだ。さてどうしたものか。痩せる方法は多数あるが、太る方法は……?
      

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美顔にこだわる 

公衆浴場裏


土曜日は早めに家を出て、トーテムポール、シュハリ、M/M2、蒼穹舎、コニカミノルタ、新宿ニコン、冬青と、7か所のギャラリーを回った。シルバーパスがあるので財政的に大変楽だ。ところで、このところ夢は見ない。夢を見るより先に起きてしまうから。つげ義春の『新版つげ義春とぼく』(新潮文庫)に収録されている「夢日記」を読むと、私の夢十夜はつげの「夢日記」の文体にひどく影響されている、つまり真似であることが分かる。つげの文章は「どこがはじまりで終りなのか定かでない」と伊集院静が解説に記している通りだ。それは旅の文章も含めてそうだということだろうが、夢の記述は特にそう思わせる。読み進めるうちにつげの荒唐無稽な夢に引込まれるような気がする。つげが夢をメモするようになったのは、島尾敏雄の『記夢志』という本の影響だという。「隅田川」を2か所も「墨田川」と表記しているのは、単なる誤植?

顔の黒い斑点やシミが気になっていたが、先日皮膚科で相談してみた。黒いものは液体窒素で焼く処置をし保険が効く。シミは塗り薬があるのでそれを出してもらうが、保険が効かない。ハイドロキノンとトレチノインを主成分にするもので、3か月分が2千円である。ハイドロキノンは知っての通り写真現像液の主薬で、強い還元剤だ。2週間くらい塗ったが今のところ効果は出ていない。液体窒素の方も何度か繰り返す必要がある。我が家には医者からもらった各種コーチゾン軟膏、口内炎薬、水虫薬、自分で買った歯茎用クリームなどがごちゃごちゃ置いてあるので、よく間違える。歯茎のクリームと間違えて歯茎に水虫の薬をつけようとした時が大危機だった。
  

夢の仕事 

火事の家のテレビ


朝7時頃、両肩が妙に凝って目が覚め、30分ほどヒーターを点けて暖まりがてら新聞を読んで二度寝したら、起きたのは何と昼の12時前。これにはビックリした。それでこんな夢を見た。私は車を買った。しかも軽ではなく茶色っぽい色の普通車。それが子供時代の浜の狭い家に入れてある。そこへ車を入れたのは某印刷会社の社長。その人にはボラレたことがあり、もう顔を見たくない人間の1人だ。車の使い道を考えてみるが、軽で用の足りることばかり。税金も高いしまずいものを買ってしまった、どうしたものかと悩む。弟に電話するがハッキリ話せず相談にならない。キーを見てメーカーを判別しようとしたが、どうしても分らない……。こんなふうに最近は夢を見るのが仕事になっている。むろんボランティアですがね。

岩波の向坂逸郎訳『マルクス 資本論』が出たのは67年だったろうか。原著の『資本論』第1巻刊行100年を記念しての改訳本だった。南部の片田舎にいた私は早速予約して買い込み、高校教師のC君(以前書いたことがある)と、これを肴に酒を飲もうといつもの赤ちょうちんに持ち込んだ。馴染みのママはカウンターに置かれた箱入り4巻本を危険な物体と勘違いし、顔が強張っていたのを覚えている。これも1巻は何とか読了したが後が続かなかった。しかし、この向坂『資本論』、訳したのは別人で向坂は名前を貸しただけだったとか。名前を貸したといえば聞こえはいいが、要は業績を横取りされたようなものだ。現代のベートーベン事件みたいなことは、出版界では常識というのが恐ろしい。実際の翻訳者といわれ法政大学経済学部教授を務めた岡崎次郎は、80歳の時「西へ行く」と言って妻とともに旅に出たままその消息は不明だという。

福田善之『真田風雲録』再読。