元荒川を歩く 

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24日は久々の川歩きの日。越谷駅から元荒川を歩く。常々歩きたいと思っていたコースだが、やっと実現した。この季節は天気が不安定で、1週間前の天気予報も当たらない。最初は17日に予定したのだが、雨の予報だったので延期したら17日は天気がよかった。24日は雨→晴れ→曇りで何とかもった。

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当日参加は結局4人。私、Oさん、Tさん、S氏である。Mさんは直前に体調不良で来られなくなった。越谷駅の周りは高架化のせいか真新しい店や建物が建ち並び、まったく歴史が感じられない。駅から元荒川へ向かうが、その道筋も同じような状態。川の手前、右に市民会館、左が市役所があり、市民会館はレトロ調の洋館風建物。すぐ元荒川を渡る新平和橋である。新平和橋は西側に葛西用水、東側に元荒川が流れていて両方を跨ぐ。細い方が元荒川だ。そこから元荒川沿いに上流へ歩く。

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やはり真新しい住宅街が続く。宮前橋・新宮前橋に出る。北側に久伊豆神社と植物園、天獄寺があり、入り口に天獄寺石塔群が見られる。奥の公園で休憩しハナミズキを見た以外、神社仏閣は割愛する。少し行くと元荒川と先ほどの葛西用水(逆川)が交差する地点に出る。この先、葛西用水は新方川や大楽古利根川に繋がっている。

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元荒川の川岸にはどこまでも黄色い菜の花が咲いているのが目立つ。青い矢車草もあった。大通りを過ぎ東武線を潜って更に歩き続ける。歩道がなく車がぎりぎりで通り抜けるので危険な場所が多い。いつの間にか町川から田舎の川の風情に変っている。大きく東側へ曲がるとその先に文教大学がある。敷地が大きい。大学を過ぎて北越谷方面へ渡る橋に「越谷で一番美しい風景です。……」という手作りのプレートが取り付けてある。バイパス反対派の戦術みたいだが、なかなかイキなやり方だ。眺めが美しいことは確かだが、日暮れとともにどんよりした天気になってしまった。そこからは太い桜の古木が続く。桜の季節はさぞ美しいことだろう。東武線の手前で右に折れ、北越谷の駅前に出るといつものようにさくら水産で打ち上げだ。

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しかし楽しく飲んでいた打ち上げの席で、思いがけない知人の訃報を聞かされた。画家の戸田ミチノリ氏は私と同じ歳で、本業の傍ら警備員をして暮らしていたが、かつては絵を精力的に描き名前もそこそこ売れていたようであった。彼に最後に会ったのは橋口氏の個展のときだから4年前になる。その彼が入院したと思ったらあっけなく亡くなったという。昨年末のことである。病名は知らないが、脚の付け根からつま先に掛けて痛くて眠れないと言っていたとか。お骨は兄の家の墓に納められ、書きためた絵は仲間内で形見分けしたと聞く。ささやかな縁であった。冥福を祈るばかりだ。

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弟の街15年 

来た来た来た来た……キタキツネ物語!……じゃなかった、臨時福祉給付金。こりゃありがたい。すぐ辺野古基金に3万円全額カンパしたい。しかし政府が一方で辺野古反対の金を配るなんて何だかよく分からない。
このところ欠かさず覗いてるのがLITERAのサイト。月刊サイゾー、サイゾーウーマンの会社みたいだが、ライターが舌鋒鋭く安倍政治のデタラメさを暴いている。日刊ゲンダイDIGITALも有料読者になったし、これで理論武装はバッチリだ。

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さて、去る14日は亡き弟の街を訪ねてきた。弟が見つかったのは13日だが、天気が芳しくなかったのでずらした。弟が亡くなって15年。私鉄沿線の街も少しずつ変っていく。今年目についたのは、駅の南側にありツタに覆われた珈琲豆挽き売りの店がなくなったこと。それと平日行ったので女子高生がわんさか居たことだろうか。友達もまだ住んでいるだろうが、迷惑そうだから連絡はしない。分かれ道にあるお地蔵さんは健在だった。
弟のアパートへ行くと、ちょうど隣の大家の兄弟の家から男が出て来て私を怪しみ、わざとらしく出たり入ったり郵便受けを開けたりするので、アパートには立ち寄らず素通りした。もともとの大家さんの息子たちは仲が悪く、アパートを持っているのは一昨年私が仏壇を拝ませてもらった夫婦のほうだ。この日出会った男は全然知らない。大家の兄弟ではなさそうだ。

右画像の花はベニトキワマンサクか。ピントが甘くなってしまったが……。
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この街は丘と谷間が入り組んでまことに複雑な地形をしている。道や水路が曲がりくねり、変化に乏しい江東区とはまるで違った景観をつくっている。それがまた訪ねてみたくなる魅力と言える。
坂を下り友人が住んでいた別のアパートを訪ねた。友人はもういないし、入居者がいるのかいないのか、いつもほとんどの部屋が雨戸を閉めひっそりとしている。桜の後で水路のそばに咲いている濃いピンクの花は何だろうか。今年はシャイな焦げ茶色の猫にも会った。帰路は高台にある香林禅寺に立ち寄り、五重塔や三百三十三観音を写真に撮ったが、傍にあるはずの細山郷土資料館は見つけられなかった。例年通り灯点し頃の駅前商店街にもどり、今年はドトールにも寄らず電車に乗った。

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国会は震災そっちのけでTPPの審議が始まった。今日は最後に裏切り者の下地幹郎が登場し、民主党時代の外交文書も秘密にされている、民進党は審議したくないので分かっていて要求しているのだとか、オスプレイは優れものだとか、TPPで生産量は増えるとか、与党の主張を凌駕するようなことをぺらぺらしゃべるので気分が悪くなった。害毒を流すだけのヌエ政党には付き合いきれない。

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まっくろくろすけの呪い 

最近、過去の所業に苛まれて早朝に目が覚め、そのまま眠れなくなることが多い。私は本当に馬鹿な人間でした。我欲のために他人に及ぼした大小様々な罪業も、取り返しがつかないからこそ悩み苦しむのである。同僚または仲間と思っていた人間はいつの間にかはるか先を行き、置いてきぼりの私はただでさえゼイゼイと喘ぎながら、追いかけているのか、のたうって後戻りしているのか分からないようなありさまである。朝からこんな懊悩にさいなまれるのは、黒い工事用のネットに閉じ込められた寒々とした環境にいるからなのか……。

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TPPの国会審議が始まったはいいが、案の定、とば口で立ち往生した。全ページまっくろくろ助の資料が野党の怒りを買ったのだ。安倍や小野寺五典は「条約は結果がすべて。条文を討議せよ」と繰り返しているが、そんなことはそっちの理屈だろう。過程の検証なしに結果を飲めとは虫がよすぎる。条文の検討に入ったら困るのは政府の方ではないか。野党の追及は厳しい。果たして「答弁を差し控える」と繰り返すだけの石原担当大臣は質疑に耐えられるだろうか。安倍らは「どんな条約でも交渉過程は明かしていない」と言うが、ではなぜ今回だけ黒塗りなのか。TPPが4年間の秘密保持を各国に義務づけているという特殊事情を一般論に紛れ込ませようというまことに姑息な弁解だ。

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野党が怒ったのは石原の答弁もさることながら、特別委員会の西川公也議長がTPPの内幕本を出そうとして、秘密のリークがあったのではないかとの疑念に答えられなかったためだ。ゲラを見せられた西川は自身の本であることさえ認めなかったが、閉会後、ゲラは元原稿の段階のものだという事実をうっかりポロリしてしまった。政権はパシリの石原に「答弁を差し控える」で押し通させる一方、西川本に情報を流し、都合よく世論をリードしようという目論見だったらしいが、西川は出版の中断を表明した。西川公也は山羊座の生まれで、第2次安倍内閣で製糖業界から献金を受けていたことが発覚して辞任したほか、複数の疑惑が報じられている。

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以前、都営地下鉄のアナウンスが汚いという話を書いた。こちらだ。ずっと一生汚いアナウンスを聞かされなければならないかと思うと気が滅入る。そこで、九段下にかかる前に両手で耳をふさぐことにした。手でふさぐというより人差し指を突っ込むのである。このタイミングがなかなか難しい。あまり前からやっているとヘンに思われるし、ばかばかしい。前の駅を出発し加速し始めたときにすかさず突っ込む。ところがこれを忘れてうっかり汚い声を聞かされた日にはしばし落ち込んでしまう。ダイエーのうるさいもっくんソングといい、この世はうるさい汚い音にこと欠かない。よくみんな平気なものだ。

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カメラクラブ悠々ギャラリーのリンクを追加した。青森県教育厚生会退職互助部下北支部(退職教職員の親睦団体)の写真同好会のサイト。下北の自然を中心にした力作が掲載されている。※当初のリンクは間違っておりました。訂正しました。