人生の再起動は無理 

                  
DSC07670bg.jpg
            
参った。パソコンがおかしくなった。頻繁に再起動され仕事ができないのだ。マウスコンピューターに電話して訊くと、どこかの情報を開けさせてみて、これはWindowsでは把握できないトラブルであると言う。Windows自体の不具合か、さもなくばハードウェア(電源ユニットやマザーボードなど)の故障であろうと言う。修理になると5営業日掛かり、3年保証をつけたので修理費用は要らないが、およそ1週間の空白をどうするかだ。前のパソコン(XP)をネットに繋ぐのはリスクが大きいかな。26日の昼過ぎに回収される予定だが、今日の今の時点では正常に動いている。

DSC07674bg.jpg DSC07721bg.jpg
                  
19日、新宿で清水邦夫作『楽屋』を観る。『楽屋』は日本で最多の公演回数を誇る名作だそうで、ここでは20代から60代まで公募の女優4チーム13人が、哀しくもおかしい物語を演ずる。清水邦夫の芝居は初めて観たがすごく面白い。出演者の1人Tさんは、私のような年金暮らしの老人に次々に公演案内を送ってくる。しかし今回が面白かったから許そう。
22日、新中野のギャラリー冬青で、以前冬青に勤めカナダに移住したMさんが一時帰国し、写真展をやるとの情報を得る。麻布十番に出てアラーキーの写真展「写狂老人A 76齢」を観る。23日は中野駅近くのMOMOZONOでMさんの写真展。Mさんは髪を切り身振り手振りも大きくなってすっかりカナダ化したようだ。なおMさんの前に冬青にいたFさんも写真で活躍しているから大したものだ。同じ日、Photographers’ galleryでNさんにも会う。Nさんは自分で03というギャラリーを作って写真を展示していたこともあるが、今ではすっかりメジャー作家の仲間入りしている。20年ぶりに会ったらそれなりの作家の顔になっていた。

DSC07688bg.jpg DSC07700bg.jpg DSC07740bg.jpg
               
珍しくH氏から電話。昔の同僚だが一緒に仕事をしたことはなく、川歩きのメンバーとしての方がつきあいが長くなった。数年、脊柱管狭窄症で呻吟しており手術前提で大学病院を紹介されたが、そっちでは手術する必要はないという雰囲気だとか。私も手術はしないに越したことはないと思う。しかし、情報通で頭の回転もいい彼の欠点は、学生活動家特有の優越感たっぷりの話法だ。「そんなことも知らないのか! ちちち、バッカじゃねーの」という感嘆文が随所に付く返し方では先が思いやられる。もっとも話し方を別にすれば当たっていないこともない。事務所の情報に疎かったのは事実だろう。

追記:パソコンのトラブルは解消した。思った通り帯電(静電気)のせいだったようだ。すべてのケーブルを抜き、数時間放置したらぴたりと止まった。したがって修理の予約はキャンセルした。家にいる間ほとんどの時間つけっぱなしというのは、パソコンにとってよくない習慣だったらしい。これからは適度にリフレッシュさせてやりたい。

DSC07662bg.jpg DSC07744bg.jpg
  

スポンサーサイト

食えない女のワイドショー 

朝が暑いーっ! ベランダの工事用シートが取り外され、日除けシートやすだれは工事で外したので朝日が直撃しはじめた。早く何とかしないと……。

昼のワイドショーは過去の都知事や都知事選の模様を振り返って見せていた。悪い意味で印象的なのは鈴木俊一の前屈ポーズだ。鈴木は蠍座の内務官僚。身体頑強で悪いところは一つもない、3日3晩飲まず食わずでも大丈夫と言いかねない御仁だ(事実99歳まで生きた)。弱者の痛みなど分かるわけがない。美濃部都政の放漫経営を正すとして福祉政策を切り捨て、上り詰めて都市博を打ち上げたが債務は累積。幻想は青島幸男に辛くもくつがえされた。

DSC07602bg.jpg DSC07663bg.jpg
        
今月5日の日曜日、TBSの「時事放談」に出たのは引退した古賀誠と自民党を離党した野中広務。ともに安倍政治には批判的と言われる2人だが、野中は憲法9条を守ってほしいと発言したものの、安倍が手続きなく消費税増税を撤回したことには理解を示した。桝添には辞めるべきではないと言いつつも、過去の交流の濃やかさを挙げて、なぜ彼がこうなったのか分からない、原点に返ってほしいと強調した。野中の態度には何やらスッキリしないものを感じた。野中が自民党に復帰したという報道が流れたのはその数日後だった。
週刊ポストによれば、野中は「全国土地改良事業団体連合会(全土連)」の名誉会長だ。全土連は全国の土地改良区を束ねる自民党最強の集票マシンだったが、民主党政権になると裏を知り尽くした小沢は土地改良予算を3分の1に減らし、全土連つぶしに動いた。野中が全土連の政治的中立を宣言し自らも離党したのはその時だ。後に自民党が政権に返り咲き、全土連との仲は修復されてきたがまだまだだと言う。野中が復党する意味は限りなく大きいわけである。

DSC07620bg.jpg DSC07668bg.jpg
            
かと思うと、小沢がスカウトした元柔道選手の女議員が党を去り、自民党から立候補するという。右派マスコミは小沢に愛想を尽かしたと書いていたが、国会で質問もできず煮ても焼いても食えない女が、去ろうが何しようが関係ない。辣腕の小沢もこの女ばかりは失敗こいたと思っているんじゃないだろうか。小沢君ガンバレ、失敗に負けるな、オレが付いている(?) 
もう1人の食えない女、稲田朋美は、5月15日の「日曜討論」で「安倍政権はトリクルダウンなどと一言も言ってませんよ」と仰天の発言。うそだと思うならこちらを見てください。親分が親分なら子分も子分だ。上からしたたり落ちるまで我慢しなさいと言ってきたのは安倍親分ではなかったの? 国会答弁で何度かそういう発言を聞いた覚えがあるが、違うのか。稲田もまた消費税10パーセントへの増税は間違いなく実施すると明言していた。

DSC07639bg.jpg
             

電気羊の夢を誰が見る 

来た、来た、来た、来た……北の政所! 野辺地で飾ってもらっていた写真が3個口で送り返されてきた。これを入れるため前もってクローゼットと天袋を整理して空けておいたのだが、まず天袋には重くて持ち上げられない。クローゼットにもほんのちょっとだが大きくて入らない。荷物は大・中・小なので、中と小なら入ると思うが、大が入らないことにはどうしようもない。送ったときとほぼ同じ大きさのはずだが、あのときはいったいどうやったんだっけ。大きいのはバラさないとだめかもしれない(送り主に聞いたところ、大きい荷物は半分に分けられるという)。元々狭い部屋が更に狭くなって通りにくい。ともあれ、足かけ8年間の作品展示がこれでひとまず終わった。

DSC07530bg.jpg DSC07528bg2.jpg DSC07546bg.jpg
                
団地の大規模改修工事が大詰めを迎えている。今月末あたりに室内鉄部、玄関扉とその周りを塗装するという。その日は丸1日足止めされる。ネットが東西に張られて風通しが悪いせいだろうと思うが、キッチン中心にカビが大発生して大変。例年より甚だしい。早く終わってもらいたいものだ。

さて、AI……あいちゃんじゃない、いわずと知れた人工知能だ。この発展が凄いそうではないか。近い将来、大抵の人間の職業はこれに代替される可能性が高いとか。チェスや碁での実績もさることながら、AIがいっぱしの小説を書く時代になった。FA(ファクトリーオートメーション)普及の時に感じた違和感は、人間が1人かあるいは全然いない工場でロボットだけが黙々と腕を動かしている風景にある。これから先の悪夢はかつてのSFが散々描いてきたことではあるが、全ての仕事はロボット(アンドロイド)がやり人間はそれを享受するという世界を舞台に、それを不満とするロボットの反乱・弾圧を経て、ロボット自身の再生産……記憶の生成や移植、恋愛、結婚・出産、老化と死。人間の希少動物化(あるいは絶滅)だ。そこまで行けば、もうロボットが人間社会の形姿や様式を真似る必要はないように思う。

DSC07578bg.jpg DSC07586bg.jpg DSC07583bg.jpg
                       
知ってのとおり、マルクスは当時(19世紀)を搾取の社会と捉え、生産手段を独占する資本家階級が労働者階級を搾取することで再生産を行う構造と見た。搾取の対象はあくまで人間であった。彼によれば機械を搾取することはできないのである。ではFAが進めば搾取は減少するのか。前述のロボットがロボットを再生産する世界の源泉は何か。それともマルクスの仮説は間違っていたのか。誰に訊いても確かな答えは得られない。ヒントがあるとすれば価値概念の変質ということだろうか。綿花をシャツにする程度の近代と高度情報化時代の現代との違い……だが、それで片付けられるかどうかはなお疑問である。

DSC07553bg.jpg