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 2017-05- 

ウォーターゲーム 

知り合いの造形作家H氏が喉頭がんで放射線治療をしていると聞いた。手術すると声を失うので放射線にしたそうだが、治療の半ばを過ぎて食事が飲み込めない、皮膚が焼けるなどの副作用が出ているという。酒を飲むと赤くなりチビチビと何時間も飲むタイプで、それがよくないらしい。彼は私の弟と同じ歳だから心配だ。その1つ上の友人は脳梗塞で入院し一時は歩くことができなかったとか。リハビリがまだ続いているようだ。別の歳下の友人は昨年、硬膜下血腫で手術したとも聞いた。いわゆる団塊の世代の闘病体験が不安をかき立てる時代になった。いきなり過栄養社会に産み出され、高度経済成長下では自他共にイケイケの無理を多分に被った世代である。皆どこかにしわ寄せが来ていても不思議ではないだろう。

              
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テレビを買った。シャープのAQUOS19インチ。実は今まで使っていたテレビはソニーVIERA14インチで地デジチューナーがなく、レコーダーにつないで地デジ放送を視ていたので結構不便だったのだ。画面が小さいのはともかく、たぶん3.11の時だと思うが画面に傷が付き、それが日に日に大きくなる上、液晶の劣化も甚だしく見にくいったらありゃしない。価格コムで探すと、今ソニーは19インチクラスを出しておらず、有名メーカーではシャープ、パナ、東芝、日立となるが、実売価格やサイズでシャープに決めた。5年保証を付けて約2万5千円、PCボンバーという通販サイトが一番安かった。ネットで銀行からお金を振り込むと次の日到着した。

                   
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25日国会内で水道法の改正を巡る学習会が行われ、初めて警備物々しい衆院議員会館の中へ入った。当日Change.orgからのメールで知り、急いで駆けつけた。「プエンテ ~暮らしまつりごと~」というグループの主催で内容はこちら。森友問題のどさくさに紛れて主要農作物種子法廃止法案が可決された。これまで都道府県が管理していた農作物の種子が「自由化」され、重要な食の根幹が国際資本の猛威に曝される危険な事態になった。一方の水道法の改正は、現在市町村が運営する水道事業の人口減少に伴う水需要の減少、施設の老朽化、人材不足に対応し、水道の基盤強化を図るためとしている。所有権を自治体が保持し、運営権を民間事業者に設定できる制度を導入する。厚労省はこの上下分離方式を「コンセッション」と呼んでいる。麻生副総理は2013年TPPの交渉が進む中、米国の民間シンクタンクCSIS(戦略国際問題研究所)の講演で「水道を全て民営化します」と述べ驚かせたが、改正はその発言につながる第一歩だろう。

辻谷、山田、奈須の各氏
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法案を説明する厚労省職員
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水という生存権に関わるインフラがアベノミクス(死語か?)のツールにされてはたまらない。元農水相の山田正彦は「運営権の(民間への)譲渡を厚労省ははっきり言っていない。大問題だ」と発言した。先行したパリ市の水道民営化は失敗し再公営化されるなど、世界的に再公営化が趨勢となっている。水道法改正は80年代の流行の遅すぎた猿まねにすぎないとも言える。直面する水道事業の課題をまず議論の俎上に載せなければならない。

                      
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註:「ウォーターゲーム」のタイトルは、昨年東京新聞夕刊に連載された吉田修一氏の小説から借用しました。
                

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