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 2017-06- 

崩壊か構築か? 

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こんな日は仕事はほっぽり投げても許されよう。
6月15日は奇しくも57年前の安保闘争で反対派が国会正門に突入し、樺美智子が亡くなった日である。狙ったのか偶然かわからないが、慌ただしい幕引きの裏にはアベの体調もあるという。国会審議最終日のアベはどす黒い顔色をしていた。
前号記事のコメントに書いておいたものを補足訂正すると、アッキーと結婚記念日を祝っていた6月9日の夜、アベは体調不良を来たし慶大の主治医が私邸に駆けつけたというのである。繰り返される異常なぶち切れ答弁も、体内に常に地雷原を抱えているとすれば分からないこともない。虫歯どころではないのである。だが、テレビは加計学園の他、ロンドンの火災や淫行事件などに掛かりきりで思考停止し、強行採決の事実などきれいに抹消してしまったようだ。政権のダメージコントロールが功を奏したかたちだ。しかし歴史が繰り返されるとすれば、アベの祖父・岸信介は強引な政権運営が災いして6月19日には退陣に追い込まれているのだが、ね。

                      
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16日は西麻布のチトおしゃれなNANATASU GALLERYへ行ってきた。
久野彩子という女優みたいな名前の作家の造形作品展『Rebirth』である。
ロストワックスで造形した金属にモルタルや樹脂などを組み合わせて精緻な宇宙を創りあげていく。それは壊れていくもののようでも、これから築かれていく途中のようでもある。緊密な都市の再構築というモチーフが小品にまで貫徹している。見つめればミニチュアの迷宮に引き込まれるようだ。

このギャラリーは写真撮影可能                      
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写真には土門拳賞という賞のほかに土門拳記念館を持つ酒田市の土門拳文化賞があり、今年はストラーン久美子の『横須賀ブルー ペルリ164年目の再上陸を想起する』(選評はこちら)が選ばれ、新宿ニコンで展示された。作者は20年間アメリカで暮らし、帰国後は米軍基地でそのカルチャーの違いを教えているという。
観ていくとキャプションの「を臨む」というところに紙を貼り付け直してあった。私が「見る」という意味ならば「望む」ですよというと、もともとそうなっていたのをお客さんに言われた直したのだと当惑していた。また、「防衛大学」というのは存在しない(大学ではなく防衛大学校だ)とも指摘されたそうである。それは知らなかった。夜、高円寺の鳥渡へ行くと隣の男が「ウオッカ」「ウオッカ」と話していたので、「ウオツカ」が正しいのではと言うと沈黙した。今回の鳥渡の展示は萩谷剛『ゆきまちめぐり』。6×6のモノクロで冬の喜多方を堅実に撮っている。カメラは旧ソ連製のイスクラだと言っていた。中古で5万円くらいするとか。

                      
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