自費出版 

新宿二丁目
きもの

同期会のときN君が、故郷を舞台にした小説を自費出版のB社から出すといっていたが、いつ出るかは詳細に聞いていなかった。年内の新刊にはリストアップされていないから来年だろうか。それほど読みたいとは思わないが、タイトルくらいは知っておきたい。だが、B社は事情を知らない出版希望者に過大な期待を抱かせるような営業スタイルでトラブルを招き、多数の訴訟を起こされている会社だ。B社とて事情をのみ込んだ上で上手く使えば見栄えのよい本が格安で作れるのだろうが、こうした訴訟やトラブルに対して同社が取っている手段は感心しない。B社でグーグル検索を掛けると必ずあるブログが上位に出てきて、B社はいい会社だ、訴訟やトラブルは客の勘違い、とB社擁護の論を繰り広げる。書いている人物の名前は載っているが、メールもコメントも受け付けないようになっている。B社に聞けばうちとは関係ありませんと言うだろうが、あまりにえげつない。

かつて新風社という自費出版の会社が顧客の注文を抱えたまま倒産したが、その新風社の顧客を引き継いだのがB社ではなかったか。新風社の本はびっくりするほど安い価格で作れた。私も何度か自費出版をやったから知っているが、新風社は巷の自費出版業者が到底太刀打ちできない価格設定をしていたのである。言わば自転車操業とマルチ商法をごっちゃにしたような商売だったのではなかろうか。B社がそれと同じやり方をしているとは言わないが、素人に誤解を与えるような宣伝や上に書いた覆面ブログは引っ込めるべきだ。N君は海千山千の男だからそんな手に容易く引っかかりはしないだろうし、B社がやろうがどこがやろうがつまらない小説が売れるほど世間は甘くないことは承知の上での投資と信じている。
   

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コメント:

自費出版

最近テレビで見たが「あなたの俳句(短歌や小説でもいい)は実にすばらしい。句集をだしませんか」などとくすぐるような言い方で騙して大枚を巻き上げる手口と同じか!国債を際限なく発行する某国と同じだね。100兆円もの借金があるのに大丈夫なんだろうか?

Re: 自費出版

国の借金は何百兆円。増税しないと大変なことになりますよ、と言って国会議員定数削減も天下り廃絶も先送りされて消費税が上げられるのも似たやり口かもしれませんね。ついウンと言うのは絶対いけません。

承知してる人間は投資しない

その出版社と契約すると費用ボられるだけでなく、出版物の権利を取り上げられてしまいますよってな。万が一当たっても当選金の権利を取り上げられてしまう万馬券を、承知のうえで数百万出して買うバカはいませんわ……。
他の出版社を選ばない時点で、その人うまいことやられたも同然ですわ……。

Re: 承知してる人間は投資しない

権利が発生する作品かどうか……それなりのものではないかと。

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