寒い正月 

家への道
家への道

31日、遅い新幹線と青い森鉄道を乗り継ぎ故郷に帰った。頼んでおいたのに駅には弟が迎えに来ず、酒を飲んでしまったという。やむなく、途中ローソンでミニ松飾りやお供えのおもちゃ、仏壇に上げる果物などを買って家へ向う。食事がないというので、やむなく寒い中またローソンへ行って天ぷらそばを食べる。このローソンはどういうシステムかイートイン形式でちゃんとした麺類やカレーが食べられ、コーヒーもある。帰って風呂に入り最小限の垢を落として冷たい布団に潜り込んだが、明け方猛烈に寒くなって往生した。電気毛布を点けてはいるものの、下からの寒さは防ぎようがない。ミニカイロ1個をつま先に入れる。

次の日は元日。午後、母のいる特養ホームへ。母はこのところすっかり無口になり、私が行ってもじーっと見つめるだけで何も言ってくれない。しかし身内であることは認識しているようだという。ともあれ母が元気でいることが私たちの支えである。心配なのは弟で、母の三度の食事に付き添い自分で食べさせないと安心できない。そのため自分の生活が犠牲になっているのだ。洗濯物は部屋中に放りっぱなし、食事は作らないし掃除はしない、おまけに親の貯金を計画もなく使いたい放題使っている。もともと精神に問題のある弟だったが、このところいっそうひどくなっているようだ。何か言うとキレるし、そうなると手が付けられない。この夜も酒を飲みへんなことをぺらぺらしゃべって寝てしまった。

野辺地駅前
野辺地駅前

3日目、またローソンで昼食。家の周りを雪かきし、ついでに通り道のマツやヤツデの枝を切り落とす。こういうことを弟は全然やってくれないのだ。写真を掛けてもらっているI氏の事務所へ行くと、猫の太郎が年末亡くなったと聞かされる。人なつっこい猫で元気一杯だったが何が起ったのか。そのあと我が家の墓所へ行き、積もった雪をかき分けて花と線香を供えた。ホームへ寄って母が夕食を終わるのを待つ。食事が終わって入れ歯を外すと、母は柔和なニコニコ顔になった。入れ歯が緊張を強いているのだろうか。すっかり暮れた道を車で駅まで送ってもらう。上野に着いて山手線ホームに立つと風が寒いのにびっくり。何だかんだカネを使ったので懐が寒いのに気がついた。

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コメント:

おめでとうございます

あけましておめでとうございます。お誕生日もおめでとうございました。同じ日の誕生日、学生時代の悪友とピアノの教え子にいるんですよ。友は、クリスマスも誕生日もお正月も一緒になると笑ってました。
同じ日に帰省したんですね。野辺地駅、私は乗り換えでしたが、どうなさっているかなと思い出しながら大湊線に乗り換えました。
こちらは母が一人暮らしですので、仕事しながら、まだ実家にいます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

Re: おめでとうございます

おめでとうございます。私は野辺地着18:50でしたか。12/30は東条英機もいますがね。「今や、敵は焦ってをるのであります」

当方、仕事はないんですが弟が嫌がるので、早々に退散です。ともあれ、今年もよろしくお願いします。

お疲れ様でした。

いろいろと大変だったようですが、お母上との時間もきちんと確保されたようですね。頭が下がります。私もそろそろそのような時期に来ているようです。自分でやり切れるのか自信はありませんが‥。

  • [2012/01/04 21:11]
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  • メタボの白クマ
  • [ 編集 ]
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Re: お疲れ様でした。

い、いや、私はただヤキモキしているだけで。メタボの白クマさんも親御さんの……?

不生不死

禅語に「不生不死」という言葉がある。生も死も、私達の手が及ばない絶対なるものなら摂理にまかせれば、心のなかの”縛り”がなくなり、今この瞬間、自分が生きている。「それだけですごいじゃないか!」と思えるようになる。その”すごい自分”を真剣に、淡々と生きたらいい。もっと肩の力を抜いた生き方ができればいい。ある本にこんなことが書いてあったのを思い出した。

Re: 不生不死

元々自分の手が届かないものを気に病んでも仕方がないということですね。よく言われることではありますが、これほど難しいものもない。小人の私は右往左往するばかりです。

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