電車のアナウンスはなぜ濁る 

布団干し

半蔵門線に乗ると、九段下の手前で「次は九段下」というアナウンスが流れるのだが、この「クダンシタ」のシの音がスともツともつかないとんでもない汚い音で、驚いて座ったイスから飛び上がるところであった。その後の英語のアナウンスはまことにきれいだから話し手の問題だろうが、いやしくもプロのアナウンサーがこんな発音をするなんて信じがたい。この車輌は乗り入れする東急のものだったから東急の問題かもしれないが、それはどうでもよい。都営新宿線でも九段下はやはり「クダンスタ」と聞える(かなり濁る場合と少し濁る場合と2種類ある)。またこの人(新宿線のアナウンサー)は森下のシの音も濁る。続く英語のアナウンスはきれいだから、なおさら汚さが際立つ。いずれも住吉や新宿のシはきれいに発音するので、問題は「下」という字を発音するとき、スのように言葉を濁らせる要因が働くということだろう。この人(たち)は下町というときにもスタマチみたいに発音するのだろうか。それとも何々下というときは濁るというコンセンサスが生まれつつあるのだろうか? 

似た話をだいぶ前、東京新聞のサンデー発言という欄に「日本語のシが濁るとき」と題して投稿したことがある。その際は主にテレビで「この番組は何々の提供でお送りしました」と言うときの、シマシタがひどく濁る現象を取りあげた。拙文が効いたわけではないだろうが、その後シマシタがスマスタに聞えることはなくなった。なお、東京メトロの車内アナウンスはアナウンス学校の学生がやっているということだ。
      

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コメント:

サ行の発音は難しい

「し」は、「シ」ではなく「スィ」に近い音になりってしまうのかもしれませんね。
家庭はもとより、学校でも音読が重視されていない証でしょうか。

Re: サ行の発音は難しい

> 「し」は、「シ」ではなく「スィ」に近い音になりってしまうのかもしれませんね。

クダンスィタですか? 違いますね。クダンスタに極めて近い汚い音。あー食事時に思い出したくない。

乗客は誰も

汚いと思わないものでしょうか? アナウンスは英語だけでいいや。

殆どの乗客は

必要最低限の情報が入手できれば、それ以上は気にしないのではないかしら。
イヤホンで耳を塞ぎ、自分の世界に閉じ籠る人も少なくありませんし…。

Re: 殆どの乗客は

一度クダンスタを通ってみて下さい(半蔵門線に限る)。
なお、都営の英語アナウンスはクロード・チアリの娘がやっているという話を聞きました。

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