反転回路 

新宿三丁目
丸ノ内線

ある人からのメールに、最近ブログに仕事の話が載らないねとあったが、仕事がないので書きようがない。これまで各現場には必ず好みの女性が何人かいたものだが、彼女たちとの縁もこれまでだろうか。無念ぢゃ……。

この前、畑中純が亡くなった(享年62)というのでマスコミが取り上げていた。『週刊漫画サンデー』に10年描き続けた『まんだら屋の良太』は、半架空の温泉郷を舞台とする物語に引き込まれた。あの頃は私も漫画を読むために週刊誌を買っていたのである。先日、G君と飲んだとき何かの拍子にかわぐちかいじの『蒼氓の叛旗』という漫画が話題にのぼった。天狗党を描いたものと言われ、そういえば……とぼんやり記憶が甦った。とはいえWikiのかわぐちかいじ作品一覧には載っていないし、タイトルほどの展開もなく中途半端に終わった感じではなかったか。かわぐちかいじといえば、私には大作『沈黙の艦隊』などより『反転回路』という初めて読んだ作品が印象に残っている。沖田総司が高台寺党の伊東甲子太郎に変容する奇想天外な内容だったが、これもWikiに載っていない。Wikiには載ってない、誰も知らないとなるとそんな作品が現実にあったかどうか心配になってしまう。私の記憶はここへきて相当に変容・変質しているようだから。
     

関連記事
スポンサーサイト

コメント:

漫画離れ

かわぐちかいじには、「メドゥーサ」という作品があってこれにも学生運動がらみのテーマが出てくる。後退戦に入ってからもかなり運動へのこだわりのあった作家だったのではないか。他には真崎守の「共犯幻想」、もちろん題名につられて読んだのだが、妙に物悲しくなる作品だったな。最近はめっきり名を聞かぬがどうしているのだろう。
内田樹は、日本の現代漫画が世界トップ水準だというが、通勤電車で熱心に読んでいるのを見かけてもあまり面白そうではない。買ってまで読む気はしない。漫画の水準は上がったが、当方の身体時間の経過が、それを上回る漫画離れを促進したということか。

Re: 漫画離れ

『共犯幻想』は斎藤次郎の原作があったようですが、「形の上では70年安保時の学生運動を題材にしているように見えながら、実は徹底的に個人を問い詰めた物語である」そうな。いま我々老人は4コマ読むと息切れしますな。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

この記事のトラックバック URL
http://dynagom.blog.fc2.com/tb.php/158-f363cbb7