エディターの奨め 

北砂5丁目
北砂5丁目

G君に「文章は何で書いてる?」と聞くと「Wordでしょ」当然、と言わんばかりの返事だった。Wordのようなフル装備のワープロは起動がもたつき、書く気が削がれる。ちょっとした文章にワープロを立ち上げるのは、喩えてみれば大根を切るのに電動ノコギリを使うような大仰さがある。そこで登場するのがテキストエディターである。エディターといえばかつてMS-DOS時代にはVZ editorが定番だったが、私としてはサポートに忘れられないめちゃくちゃな対応をされたことですっかりイヤになり、縦書き可能な原稿エディタというのを買ったりした。これは必要に応じ原稿のます目が表示できた。本来ソースコードを書くためのエディタを文章書きに使う方法は、重たいワープロソフトを立ち上げずとも済むため通に大変重宝されたのだ。

Windowsになってフリーソフトでも無数のエディターが公開されるようになり選択に迷うほどだが、私は成り行きもあって、新聞の投書のように字数の決まっている原稿にはTeraPadを、ブログ書きにはMeryを、ワープロを使うほどではない印刷用には秀丸エディタ(シェアウエア)を使っている。秀丸エディタ本来の印刷機能は貧弱だが、秀丸パブリッシャーというアドインを組み合わせるとレイアウトの設定や縦組み印刷などができるようになる。秀丸は老舗だけにアイコンなどのデザインに若干古さを感じる。お気に入りのエディタの表示や背景色やフォントを自分好みに変え、字詰めや行間隔を動かして最適な環境を整えることは一種のフェティシズムであろうか。Meryを使っているのは画面デザインがスッキリしていて、カスタマイズの自由度が高いためだ。今改めてエディターのことをいささかマニアックに語らざるを得ないのは、このことが一般には意外なほど認知されていないからである。
     

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コメント:

猫はまっすぐ大納言氏を見つめてる

良いですな。ソフトのことはまったくわかりませんが、猫がいいですな。右前足が上がりかけているのか? 猫写真は、的確ですな。無理せずこれからもお願いいたします。

Re: 猫はまっすぐ大納言氏を見つめてる

このコは抜群に可愛かった。記事はどうでもいいから、画像を観ていただきたいくらい。いつも通る家なのに、初めて会いました。深窓の令嬢というやつでしょうか。ガラス越しなのが残念。

金網装備のガラス窓ですな

雷電君に飛んでもらい、気をひきたいものですな。かわいいので印刷させてもらい、猫好きの妻にも見せました。

Re: 金網装備のガラス窓ですな

米軍の12.7㎜機銃にも耐える防弾ガラスかも(^^/
ブログの写真は小さいので、メルアドを教えて下されば、大きな画像を送りますよ。奥さんもネコ好きとはなお結構。ネコ好きでないヤツは人間じゃないくらいの心構えでいますからね、私は。

エディタを使う

ワードは確かに使いにくくて、時にはイライラ。でもこれしか知らなかった己が情けない。ある程度文章のみに特化したエディタがかくもたくさんあるとはね。高いお金を出してまで無理する必要はないと思っていたが大きな間違いにようやく気がつかされた感じです。
今回の猫にはさすがの私も褒めざるを得ませんよ。

Re: エディタを使う

> 今回の猫にはさすがの私も褒めざるを得ませんよ。

ありがとうございます。ネコがいいのか、このネコを撮った私が褒められるべきかは……。Meryをぜひダウンロードして使ってみて下さい。

箱入り娘のような‥

大切にされている猫のようですね。

さて、私は一太郎派で、ほとんど一太郎です。これがないとパソコンの作業がとどこおってしまいます。なにをするにもこれをまず立ち上げてから‥。
細かなレイアウトや編集にも気を配りながら思ったとおりのレイアウトに仕上がるのがうれしいですね。それと縦書きの自在さ、これもいい。縦書き・横書きの混在も楽。

ワードで苦労している人を見ると「ワードなんか早くやめてしまえ」といいたくなります。ワードは日本語をダメにしている、と思ってます。
エディタは意識しては使わないのでなんともいえる立場にないんですが。

  • [2013/01/30 22:38]
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Re: 箱入り娘のような‥

前にも書きましたが、一太郎の「エディターモード」が快適ですよ。

そうでしたね

忘れてました。
実は組合の私の支部でも一太郎を入れたらパーソナル編集長も一太郎も共に動作がおかしくなりました。ともに途中で突然ダウンしてしまうように。片方をアンインストールすると残った方はチャンと動くんですね。確か一太郎8だったかな。それ以来冷たい目で見られて片身が狭かったですよ。あれは今は改善されたのかな。

  • [2013/01/30 23:36]
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Re: そうでしたね

私の方は、あれ以来一太郎はアンインストールしてしまいました。ただしJUST PDFは愛用してます。記事には書かなかったんですが、一太郎を買うと付いてくるNetnoteというのは使い勝手がいいアプリですね。ビューアという位置づけで一太郎やWordの文書の閲覧や編集ができ、むろんエディタライクにテキストファイルの新規作成もできます。

ペンの消失

名指しでエディター紹介をされてはコメントしないわけにもいかないでしょうが、大納言殿の話はほとんどチンプンカンプン、外国語を聞いているに近い。元々なじみの薄いパソコン、仕事で仕方なく使いその派生で少々のネット、が現状でしょう。ワードなら仕事でも使っているし、パソコン買えば入っているし。文書はワード、表計算はエクセルと決め打ちすることが余計な気づかいもいらず熟達の道と思っていたのですが、せっかくですから一つぐらい試してみましょう。
それでもなじみは薄い。手書きへのこだわりも残る。文章を作る頭脳とペンを握る指先にはある種のパルスが働いて反応しあうと今でも思っている。だから同じ人が同じ主題を文章化してもワープロと手書きでは変わってくるということだ。
しかしプロの作家たちもほとんどパソコン打ち文章だという。松本清張が文字の書き過ぎで腱鞘炎になったのは遠い昔だ。日本ペンクラブもワープロクラブになったということだ。会長は今でも阿刀田高だろうか。勇退したかな。「ペンは剣よりも強し」は「ネットは銃よりも強し」か。ネットの伝播力を原動力とする運動など見ているとそんな気も少しはするが。「アラブの春」などはネットの力を過大視することによって外国勢力のきな臭さを隠ぺいすることになっていないか。

Re: ペンの消失

そもそもお仕着せのパソコンを使い続けること自体が権利放棄みたいなもの。パソコンは好みのアプリを入れて自分仕様に育て上げるのが楽しいんです。アダルト的にいいますと「調教」ですな。たとえばIME(かな漢字変換)もWindows付属のものは古文などを打つ態勢になってません。お金を出してもATOKを使うのはそれなりのメリットがあるからです。私はラ行をLでも入力できるようにカスタマイズしていますが、たまに行く現場のパソコンはそうなっていないので大変やりにくい。それもこれも「パルスが働いて反応し合う」状態をつくりたいがためで、なにもペンと紙の組み合わせだけが唯一の関係ではありません。キーボードの叩きすぎで腱鞘炎になった作家だっているかもしれませんよ。

>「アラブの春」などはネットの力を過大視することによって外国勢力のきな臭さを隠ぺいすることになっていないか。

ブッシュが開けたパンドラの箱の中身をよく考えたいものです。
   

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