竹橋・大久保・神保町 

一ツ橋


月曜日、エアコンの調子が悪いので写団かげろうのW君に来てもらったが、どうも彼の手には負えないらしい。火曜日から金曜日までは実に2か月ぶりの仕事である。まだゲラの出が悪いので後が怖い。水曜はオフの筈だったが、急に呼び出されて午後から1人で別口の仕事をした。木曜日の夜は大久保での定例会。K君が蔵書をすべてスキャンしてタブレットPCに入れたと言って見せびらかしている。いわゆる自炊というやつか。「簡単だよ」と言うが本当だろうか。リアルな蔵書はすべて捨てたのだそうだ。それから有志で、ガード横の狭い「赤ちょうちん」に移ってカラオケをするのが定番コースだ。皆てんでに歌いまくるので当方の出る幕がない。

パレスサイドビルの流水書房がなくなって寂しい限り。久々に神保町の信山社(岩波ブックセンター)へ入り本を探したが、どうもこの店は店員がピリピリしすぎて雰囲気がよくない。ちょっと長くいただけで敬遠されるような店はこちらから遠慮したい。岩波文庫の『窪田空穂歌集』を買って退散する。すずらん通りの東京堂書店へ行くとこちらは打って変わってフレンドリーだ。本は1階のレジで精算するようになっており、各階に検索用の端末が備えられている。呉智英の吉本論を買おうかと思ったが中身がなさそうなのでパスし、岩波新書の『百年前の日本語』を買う(いずれも図書カード使用)。これは面白い。次の日は白山通り沿いのビデオ屋でVHSの『メトロポリス』を300円で入手した。ここもまるっきり無愛想な店だ。
   

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コメント:

東京堂がありましたっけね…

古びたビルだった時代の冨山房が閉店して以来(一体いつの話やら)、すずらん通りは素通りするばかり。
東京堂書店の評判は幾久しく耳にしつつも、御縁がないままです。
数日前に久しぶりに神保町へ行った時も、名前すら浮かびませんでした(ーー;)

百年前の日本語

読もうと思っていて、買い忘れてました。チョット躊躇したのがいけなかったな。明日か明後日か、買いに行きます。

  • [2013/03/09 03:07]
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  • メタボの白クマ
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  • TOP ▲

Re: 東京堂がありましたっけね…

冨山房の筋向かい辺りになりますか。冨山房もほめられたものではありませんでしたがね。東京堂は表通りの喧噪から外れ、老人向きかも。

Re: 百年前の日本語

まだとば口ですが、近代化によって文字や言葉の揺れが捨てられてゆく過程を検証しています。加藤弘一『電脳社会の日本語』と併せて読むと面白いけど、後者は何度読んでものみ込めない。

す、すずらん通りですとな

も、もう30数年前のことですから、恥ずかしいけど、言いますが、わ、私はビニールに入っている本を買いに行ってたのです。あの頃、なんと5ないし6人くらいで、芳賀書店というところで、買い込み、回しあったのですな。活字を読める体質ではない自分に納得した頃でした。ううむ、さびしいな…。あの頃以上にさびしい。

Re: す、すずらん通りですとな

ま、男は本能の制御に必死にならざるをえませんからね。しかし、神保町へ集団で繰り出すというのがすごいじゃありませんか。私が『メトロポリス』を買った店もたぶん主商品はアッチ系でしょうね。そんなことで寂しいということはありませんよ。老後は堂々と生きましょう。

祝!!通りがかり人様復活!!

古書センター内のカレー屋に入ろうと思っても、いつも芳賀書店の看板を見て踵をかえした娘時代…笑。
ところで、当時は思ってもみなかった映像がネット(場合によってはタダ同然)で見られる今の世の中、殿方にとっては天国なのでしょうか…?

すずらん通りに近づくたびのわくわく感

あれは、青春の終わりかけてた頃。ビニールの感触に、最初は指が震えましたな。じき慣れまして、ずうずうしくなって、あれこれ手に取るのですな。
 家に帰って、部屋にこもったですな。
 職場の仲間と大挙しておしかけてた頃は楽しかった。途中で酒飲んで、いくら酔っても、皆、ビニだけは忘れずに持って帰るのですな。一人だけ所帯持ちがいましてな、きくわけにはいかなかったけど、いつ、どこで見るのだろうと、思いました。
 今は、すごい時代になってます。正直、たまには見ますが、本当にたまにですな。ブログのほうが楽しいですから。

Re: すずらん通りに近づくたびのわくわく感

密かな楽しみはすずらん通りの喧噪の中になどないという考え方でしたからね。ま、それが良かったか悪かったかは別にしまして……。

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