入間川 

出世不動尊


土曜日、三好のTAPギャラリーへ行く。駅は清澄白河。このヌエ的な駅名には未だになじめない。いっそのこと三好を入れてキヨスミヨシラカワというしりとりネームにでもしたらどうだろう。深川資料館通り、出世不動尊(長専院)の桜が見事にライトアップされていた。いつもは駆け足で通り過ぎるところだがついカメラを向けてしまった。賽銭を入れようとしたが賽銭の入れ口がわからないので断念する。出世できなかったのも無理ないところか。
日曜日は仲間のU君の送別会で狭山市へ行ってきた。入間川を渡った所に居を構えるK君のところに10人ほどが集まった。毎年この時期、花見と称して東大和のH君のところに集まっていたが、今年はH君がなぜかインドへ行っている。K君はコリコリして清潔そうな自宅で孫と戯れご満悦だ。仕事もますます好調だし憂い知らずがうらやましい。U君は塗装職人などをやっていたが、西伊豆にガイドの職が見つかり引っ越した。これを聞いて片岡義男が『図書』に書いていた「西伊豆でペンを拾ったら」というジョークが頭に浮かんだ。答えは「ニシ・イズ・ア・ペン」。初めてじっくり見る入間川は雨催いだが岸の桜が満開だ。昔々勝手に「入間川」と名付けた人のことを思い出す。彼女は今……ちちんぷいぷいだ。
火曜日は東京駅サウスタワー30階で仕事。手元照明がないので仕事がやりずらくてかなわない。ここはセキュリティがうるさいしエレベーターは途中で乗り換えだし、いいところがない。ガラス越しに見る東京はぼうっと霞んで、そんな高所で仕事していることが不気味に思える。
  

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コメント:

清澄白河とは何だ。それに三好とは?

そうしたら大江戸線の駅名と、そのあたりの地名。ううむ、南北朝的、かつ後白河的地名ではありますな。しかし、だ、大丈夫ですかな。名付け親に恨まれませんか…大納言氏はその辺りに住んで、三浦哲郎を思ったことはありませんか。木場に友人を訪ねたことがありましてな。木の匂いがしたものですな。三浦哲郎も、木の上の兄に、弟が金とりにきたところを書いてましたな。

もしあのときの木場の友人に会ったとしても、おーおーとは、懐かしい声を出すけれど、あと、話が続きませんな。クラス会に出ると、そんな寂しさに出くわしますな。その人との間に積み重ねたものはとっくに風化してしまっているのですな。
 ですから今でも10人も集まる友人は大事ですな。人間、付き合いも積み重ねですな。

懐かしの入間川…かな(笑)

四十年程前に、母方の叔母夫婦が暮らしていました。
西武新宿線の入間川駅を降りて少し歩くと、辺りは畑が広がるばかり…。
当時は、道に迷っても尋ねる人すらいないようなところでしたね。
川沿いの芒や蒲の穂をとったり、ジュズダマの実を拾ったりして遊んだ覚えがあります。

Re: 清澄白河とは何だ。それに三好とは?

後白河的ですか……。この駅は向かい合う清澄と白河の町名を機械的にくっつけただけで、誰にも恨まれやしません。明治以降は霊巌町という市電の駅があったところです(町名は深川霊岸町)から、霊巌町としたっていいくらいですが、古めかしいと忌避したんでしょう。深川江戸資料館は旧深川区役所のあったところです。三好は昔の深川三好町を中心にする区域で広大な貯木場の跡に木場公園や都現代美術館が出来ました。

「木場は、木と運河の町である」と三浦哲郎は書いてますね、『忍ぶ川』の中で。深川は志乃が生まれ育った街であり主人公の兄が働いていた街ということになっていますが、実際はどうだったのか。小説の冒頭、三浦は深川や洲崎を細かに描いていきます。印象的な導入部です。私もあの辺には縁がないわけではないので、何度読んでも引き込まれます。

同期会は大事ですが、それを引き回すヤツが嫌いでね……。



Re: 懐かしの入間川…かな(笑)

新宿線に入間川という駅はありませんので西武池袋線の入間市駅でしょうか。線は違いますが狭山市駅のお隣って感じですな。確かに40年前なら農地と荒れ地の真ん中でしょう。そんなことを言えば、23区の私のところだって40年前は大変なものです。30年前だって団地の前は広大な荒れ地だったんです。そこに中学が出来、大きな分譲マンションが出来て、狸の居場所はありませんや。

狸の居場所は大切だ。

狸の居場所があって、人間の居場所が限定されるのです。人間が狸の居場所を決めてはいけない。白くまの居場所も、白くまが判断しなくてはいけない。人間が彼らを制限してはならない。なんて言ったら、生きてはいけないだろうな、この私は。

 動物も必死だ。寝起きの場所さえ奪われていくのは、気の毒すぎる。

Re: 狸の居場所は大切だ。

人間はつくずく横暴な生きものだと思いますね。

白クマの居場所

白クマは自分で居場所を懸命に探しています。ドッコイ図々しく生きていきます。

さて狭山市、入間川・・・・、私はまったく疎くてお手上げの土地です。どういうわけか足を踏み入れたことがないです。
西武線沿線全体が不案内です。
今度挑戦して、マーキングしに行かなくては・・。

  • [2013/04/05 13:09]
  • URL |
  • メタボの白クマ
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

Re: 白クマの居場所

私も行ったことはありますが、西武線の迷路のような路線図にはお手上げです。それに最近は有楽町線・東武線の迷路が加わり、田舎者には絶対理解不能の陰謀が進んでいるようです。

Wikipediaによると…

西武新宿線狭山市駅の旧称が入間川駅だそうです。
大納言様が仰有る通り、私が居住する足立区だって、四十年前は殆どの地域が農村に毛が生えた程度でした。
田んぼでザリガニを捕まえ、蝶やトンボを追いかけ…なんて子ども時代を経験できましたから。
でも、あの頃の入間川界隈はもっとディープだったような気がします。
当時妊娠中だった叔母が、叔父の出張で寂さのあまり母を呼んだくらいでしたから(苦笑)。

Re: Wikipediaによると…

> 西武新宿線狭山市駅の旧称が入間川駅だそうです。

おお、そうでしたか。狭山市駅に入間市駅……芸のないネーミングはいずこも同じ。市が付かないと市じゃないみたいです、お願いします、なんて言ったかどうか知りませんが、もうちょっと工夫の余地がありそうなものを。

> でも、あの頃の入間川界隈はもっとディープだったような気がします。

ディープ……か。「浅茅原の一つ家」伝説を思い出しますね。あれだって浅草辺の話らしいし。

いい単語ですな。deepとは

いろいろ使えそうですな。感覚的にもよいですな。deepを冠したバンドもよかった。馬もいたし。

 近県、訪ね歩きたいですな。deepには無理だけれど、入間に、狭山か。一度くらい、行きたい。

 埼玉に基盤がある会社にいたことがあるので、感慨があります。

Re: いい単語ですな。deepとは

インパクトがありますね(^^;
でも、最近西武が外資にやられちゃったという報道があり心配です。deepな部分の路線を廃止するんではという話です。こういうことが水資源だのなんだの含めて進んでいくとかなりマズい。

人はふるさとが好きだ

その昔、国木田独歩をくさす文章を書いて友人の思わぬ反発を受けた。その時取り上げた作品は「忘れえぬ人々」だったのだが反発の根拠は判然としなかった。後から考えてみると、その友人は入間郡の出身で、そこを舞台にした独歩の「武蔵野」を好きだったのではないか、独歩への評価も高かったのだろうと推測できる。
そういう浅薄な推察は失礼ではあろうが、人が慣れしたんだ土地・風景への愛着・贔屓感情を持つことは否定しがたい。慣れ親しんだ土地の究極はふるさとということになる。いい悪いを言いたいわけではない。文章評価をする場合には少し自覚しておいていいことだというだけだ。
もうひとつ武蔵野の出てくる作品と言えば大岡昇平の「武蔵野夫人」。野川の源流を目指して川沿いを歩く一節などもあり引かれた小説ですが、何年か前同名のエロビデオが作られ裁判沙汰になっていた。
「川の会」を主導する大納言殿向きの作品とも思うのですが、エロビデオのほうも大納言殿の趣味に十分合致すると言う気がします。

Re: 人はふるさとが好きだ

独歩の『武蔵野』は渋谷辺りのことだと聞いた覚えが……。入間郡を舞台にしたと言い切る根拠はなんでしょう。その友人の反発は、貴兄の文章が身も蓋もない書き方だったからじゃありませんか?

『武蔵野夫人』、一度読まなければね。ビデオについては熟女ものは趣味じゃないとだけ言っておきましょう。 

武蔵野かぁ

文庫本の短編の幾つめかにあった、ほこりっぽい宿の情景を扱ったのがありましたが、あれでしたっけ。風が吹きまくって、赤土舞い上げていたあれかな。家の中探すより、本屋に行ったほうがいいか。いや、その前後か? ちと忘れましたが、文語体でなくて、口語で書かれてた。ううむ、熟女ものとの取り合わせがぶっ飛びですが、大納言氏のそういう趣味は大事ですぞ。後藤さんの国木田論もおもしろそうですな。熟女の入間に寄り添う河原なんていって…

Re: 武蔵野かぁ

うーーーん、何を言わんとしているのか、わかりませんな。酔ってます?

まだこの時は、家族の介護があり、ビール1本だけ

乱入してすいません。
熟女の居る間に寄り添う河原、と、だじゃれ以上の意味もない。私は熟女、嫌いではない。人柄が大事です。

Re: まだこの時は、家族の介護があり、ビール1本だけ

都々逸みたいですな。わたしゃあんたの傍がいい、的な。

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