暗室復活? 

砂町銀座


我ながら大変なことを始めてしまったものだと思う。実は野辺地の写真展の作品を、9月からモノクロに差し替える宣言をしてしまったのだ。それでこの度、暗室スペース(ダイニングキチンの片隅)を掃除し、昨夜数年ぶりに引き伸し機の灯を入れた。一通り作業をやってみたが、なかなか勘が戻らない。印画紙も古くなってへばり付いているし、液体現像液は変色している。選んだカットも良くなかったが、それを四切でワンカットだけ焼いてイマイチ調子が出ず、この日は終りにした。
目論見としては全カット印画紙に焼くだけ焼き、スキャンしてデジタルデータにし諧調や濃度を整えてプリントするつもりだった。印画紙のプリントで通す自信がないし、家庭用フラットベッドスキャナの性能は非常に優秀だからだ。しかしこれだと費用がバカにならない。当たり前だが倍掛かるわけである。別の選択肢としてネガをフィルムスキャナでスキャンしてデジタル出力、またはデジカメで接写(複写)してデジタル出力という方法もあるが、これらもやはり自信がない。もう少しやってみてから結論を出すつもりだが、30点ある六切のマットを新たに(フレーム付属のマットは気に入らないので)作ってもらい、それに六切以下のプリントをはめ込む程度なら私の腕でも何とかなりそうだ。四切は6点だけだからデジタルでもいけるだろう。
これから暑くなるので冷房のないダイニングでの作業は難しい。仕事の少ない6月中に片を付けたいところだが、また七転八倒することになるのか。この9月には祖母の33回忌、弟の13回忌、父の7回忌が重なる。それまでに法名碑も建てなければならない。体力と資金が続くことを祈る。
    

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コメント:

おもかげ食堂ですとな

ううむ。入りたい食堂風景ですな。もつ煮500ですとな。見知らぬ町の商店街とは、外から来た人には夢ふくらみますな。中はいろいろ大変なのでしょうが。ひやかして歩くのは楽しいし。条件としては、空腹であることでしょうな。
 暗室での奮闘は、大納言氏の寿命を引き延ばすための必須不可欠時間帯なのでしょうな。苦闘のあとの喜びとか、満足感があるのでしょうな。こういう世界があるかないかで、間違いなく寿命は違うでしょうな。
 わ、わ、私も、こういう世界を持っていたいものです。

Re: おもかげ食堂ですとな

もつ煮ですかぁ。気付きませんでした。食べられないもので……。あんみつ450円はグッド!

ここは砂銀の有名店であちこちで紹介されているようですが、入ったことはありません。じじい1人では手持ちぶさたでしょう。かき氷などいいかもね。なかなか写真に撮りにくく、斜めにしたら様になりました。

暗室作業で満足感、というより不満足感だけのスタートですが、閉じこもる体感はデジタルにはありませんね。

セピア色は消えるか

 「セピア色の思い出」はいい響きの言葉だ。我々の世代であれば、その子供時代を黄色みを帯びた古い白黒写真とともに思い出すことができる。カラー全盛でしかもデジカメの時代にセピア色はどうか。最近はモノクロでさえ古びてもセピア色にはならない気がするが専門家の見方はどうなのでしょう。
 ノスタルジーでなくモノクロ写真をいいと思うことがある。風景写真はともかく、人物や仕事の記録写真であれば、カラーよりモノクロのほうが鮮明と感じる。それは陰影が鮮やかということだろうか。ただ光の量はどうしても少ないのだろう。モノクロが暗く感じるのは致し方ない。
昔のピンク映画はパートカラーと銘打っていた。一般シーンは白黒で濡れ場シーンだけカラー。体調不十分の時など、一般シーンは寝ていてカラーになると起きだして凝視するという不逞な鑑賞法の原動力はもちろんシーン内容への執着だろうが、明るさで画面変換を気づいたことも確かだ。カラーとモノクロ、光の量が恐らく違う。
 時代とともに一つの現象が消え去ればそれを表現した言葉も消え去る。セピア色もその例に漏れないか。ここにこだわるとノスタルジーだ。パートカラーを見た時代もセピア色の昔だ。

Re: セピア色は消えるか

インクジェットではセピア色の変褪色はない代わりに、用紙が赤茶色に焼けたりしますね。インクジェット紙はインクの吸収を良くしていますので、空中の汚れを吸ってしまうようです。デジタルのカラー画像をモノクロ画像に変換するアプリケーション(無料)があり、セピア色のプリントも好きな色味で簡単にできます。

モノクロが暗く感ずるというのは暗部に色(区別)がないからでしょうか。私自身は暗く感じることはあまりありません。光の量が少ないというのも疑問です。私はパートカラーに振り回されることはありませんでしたね。時代の違いか趣味の違いか……。

今日、ヨドバシカメラ錦糸町店へ行ったら、暗室用品は止めてしまったと言われました。今時モノクロはないんでしょうか。特に江東区・墨田区辺りでは……ね。

暗室用品販売終了?

そうなんですか。私は大昔挑戦しようかと考えたことがありましたが、写真の能力もないし、チョットマニュアック過ぎるのがいやになり止めました。
あの酢酸臭と場所取りも妻の了解が不可能と判断しました。

隔世の感、です。

  • [2013/06/13 07:54]
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  • メタボの白クマ
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暗室復活か!

いいね、いいね!うらやましいゾ。小生にとってまさに「今は昔・・・」だ。初めて暗室に入ったのは高校の写真部でだ。赤い電灯、酢参の強烈な臭い、液の中で徐々に浮き出てくる画に興奮したものだ。就職してからも写真店さんと親しくなって道具を借りて自宅の部屋や小屋でよくやったものだ。現像からすべてやったがともかくオールシーズン温度管理が一番難しかった。大納言殿は何を思っての事なんだろうか決断と実行に敬意を表したい。完成したら作品をみせてもらいたいものだ。

Re: 暗室用品販売終了?

あくまでヨドバシ錦糸町店の話で、同新宿西口本店ではちゃんと売ってました。ただし、富士フイルムがバライタ印画紙の製造を止めたほか、引き伸し機はべらぼうな高額商品になってしまいました。

Re: 暗室復活か!

カラーがネタ切れになったのが動機ですが、50代あたりは故郷でもカラーとモノクロ、2台のカメラと交換レンズを持ち歩いていたんですから、たいしたもんです。まだまだ若かったんですな、ワタシモ。しかし、カラーと同じカットをモノクロで見せてもしようがないので、モノクロでしか撮っていない初期の作品を中心にし、併せてモノクロならではの陰影鮮やかな作品を掲げようかと思っています。

おっしゃる通り写真の処理は温度が大事。それもフィルムの方がはるかに敏感で、夏冬はどうしても消極的になりましたね。液を保温したつもりでもタンクが冷えてて失敗したり……。

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