忘年会がないとね 

中央銀座(大島)


水曜日は早めに出て新中野のギャラリー冬青へ。日本在住の若い女性韓国人作家ミーヨンの「Alone and Together」を観る。作者は日本語でフォトエッセイや小説も書いて上梓している才女。だが写真展では造形狙いのカットがちと足を引っ張る。このへんを整理すれば全体がぐっと引き締まったと思う。赤い三角屋根が印象的な冬青だが、もともと銅板葺きだったものを酸性雨騒ぎの時に赤く塗ったものだという。何という色にしたのかと識者に呆れられたそうだ。しかし、この街に似合うのは断然今の方だ。

そこからJRの中野まで歩き、クリスマスムードたけなわのジョージに出て武蔵野市立吉祥寺美術館で森山大道「モノクローム」を観る。独走する天才写真家について今さら言うことはないだろうが、ここには2012年の「モノクローム」44点(インクジェットプリント)と、70年代から90年代までの銀塩プリント15点が展示されている。スクエアサイズの「モノクローム」はデジタル処理を効かせ、白昼夢的なイメージがいっそう際立つものになったようだ。これが100円(シニアの私は無料)で観られるなんて、信じがたい。また、浜口陽三記念室(浜口はカラーメゾチントという独特な銅版画技法で 多くの作品を残した)では、作品以外に銅版画の技法が道具とともに詳細に解説されていて大変ためになった。

7日の仲間の忘年会は居酒屋の座敷に50人超(?)の参加者がひしめき、メチャクチャなありさま。人生はメチャクチャが楽しい。一方、仕事の事務所から「今後忘年会はやらない」との通知が届き、いささかガッカリ。事務所の忘年会には一度も欠席したことがなかったのに……。
  

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コメント:

忘年会は郷愁ワードに?

this word は心弾んだものです。この一年をなんとか生き延びて、肩の力が抜けるひととき。われわれの時代の必須ワードですな。昔の忘年会は迫力がありました。年越しに欠かせぬイベントでした。この日のために一年やってきて、ようやくたどり着いたような。
 今はひとりで単独忘年会ですな。しみじみですな。

Re: 忘年会は郷愁ワードに?

忘年会のために働く……逆転の発想ですな。
今年は忘年会はなく年末の帰省もないので、気が抜けたような感覚です。寒いので川歩きもできそうにないし。昔は年末に歩いたこともあったんですが……。

追伸

忘年会に比べて、新年会はどうも気持ちが弾みませんでした。なんだ、またおんなじ日々が続くのかと、気乗りしませんでした。気の持ちようなのですかね。二つの会は不思議な慣習だと、思っておりました。

Re: 追伸

うーーーん、新年会はあまりやらないので……。

〇〇会

リタイアしてからは、忘・新年会はなくなった。OB会の幹事になってからは、1回程度の忘年会だけで、10人前後のささやかなものだ。何にしろ一番の若手でも軽く65歳を超えているから、何かといえば「よっこらしょ、どっこいしょ!」とモゴモゴ話しながらの静かなものだヨ。そういえば同僚の幹事が一か月前に旅立ってしまったそうな。また一人仲間が減ったけど、これ以上減らない事を祈りながら、新年を迎えるための年忘れ会でありたいね、と思いつつ久しぶりに温泉を味わった。

Re: 〇〇会

静かなる忘年会もいいもんですな。いっそのこと、どっこいしょ以外の発語禁止なんてのも面白いか。温泉とは優雅な……当方、入浴剤を入れるくらいが関の山です。

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