消えた手紙 

梱包アート(大島・都営住宅)


2、3日前、八戸にいる母の従妹Kさんから手紙の返事が届いた。Kさんはただ1人手紙のやり取りができる親戚で、いつも母のことや我が家のことを気に掛けていてくれる。手紙を開けると「もらった手紙は真っ白で読めませんでした。85年生きてきてこんなことは初めてです」とあり、私が出した手紙が同封してあった。1枚目は完全に真っ白、2枚目は上半分の文字がまだらに見える。ピンときた。私は誤字が多いのでいつも「こすると消える」パイロットのフリクションボールを使っている。仕事でも赤字(入朱)にはこれを使う。水性ボールペンの1種だが、おしりのラバーでこすると書いた字を消すことができる。インクが60度以上で透明になる性質を利用しているという。当然、重要な書類には使えないが、Kさんへの手紙も最近はいつもこれで書いていたのである。Kさんはそんなことは知らないのでストーブのそばに置いたらしい。

さて困った。私も何を書いたか忘れてしまった(覚えている部分もあるが)。メーカーのFAQを見て手紙を冷凍庫に入れておいた。すると3時間後、うっすらと読めるようになった。あぶり出しならぬ冷やし出しだ。それで改めて普通のボールペンで手紙を書き直した。危ないことである。大事な情報をこれで書いてその後忘れてしまったら……取り返しがつかない。仕事に使って相手がコーヒーでもこぼしたらアウトである。仕事で私が入れる赤字など大したものはなく、むしろ消えてしまった方が有益というものだが、何気なくフリクションボールで書いた書類は他にもある。消えたら冷凍庫に入れて下さい。

今日はかつての畏友・鈴木一郎氏(通称いっちゃん)の墓参りに行ってきた。といってもお寺は王子と聞いていたのに駒込にあるし、ろうそく立てがなく持参した線香10本ではかっこうが付かない。花も供えなかった。寒いし今回は墓参だけで勘弁してもらおう。
      

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コメント:

謎の?ペン

一見普通のボールペンらしく見た目も持ち味も悪くない。頭に消しゴムみたいなのがついているのが気になってはいたが気にも留めていなかった。何と消えるとは!試しにこすって見たら消えたが、しかし我々の小学生時代に使った【消しゴム】みたいで、こすった跡は真っ黒になりその上から書いても何やらわからなかったり、紙が破れたりの時代が目前に現れてびっくり!。さすがは街かどの店でしぶしぶサービスしてくれるものだな、と思ったよ。書くだけにしか使わないけどそんなものだったとは「ハ・ツ・ミ・ミ!」

Re: 謎の?ペン

> さすがは街かどの店でしぶしぶサービスしてくれるものだな、と思ったよ。

これはどういう意味でしょう??
私のような誤字・脱字、手直しの多い人間にはぴったりの筆記具だと思ったんですが、そうは問屋が卸しませんでした。確かに昔のシャープペンシルの消しゴムは消すより汚すような感じでしたね。今も似たようなもので、だから付属の消しゴムはめったに使いません。

謎の?ペンのナゾ!

商店街の零細文具店のリニューアル開店の客寄せ兼ペンメーカーの宣伝のため歩行者に配っていたのではないかな。でも無差別ではないようで、配っている若い女の子に近寄って行ってしつこく聞いたらしぶしぶくれたという意味です。ずうずうしい事に2本ももらったりして・・・

Re: 謎の?ペンのナゾ!

それはずーずーしいね。せいぜい活用して下さい。零細文具店の発展を祈ります。

手紙を書いた後でストーブであぶって透明にし、もらった方は冷凍庫に入れると読めますので、途中で誰かに見られても大丈夫です。恋文などに使いましょう。

消えた恋、消える恋文ですな

冷凍庫からバリンバリンの恋文を出すのですな。ううむ、風流というか、寒々しておりますな。するとよみがえる恋ですな。昔、火鉢で焙り出しをしてましたな。祖母がやっておりましたな。しかし真っ白手紙もらった人はなかなかの恐怖ですな。焙り出される愛ですな。鳴海氏の得意パターンでありましょうな。恋文は大事ですな。郵便が一番ですな。

Re: 消えた恋、消える恋文ですな

鳴海氏の趣向は知りませんが、恋文などという風流は今いずこ。どなたもメールでおしまいです。白紙ならぬ文字化けしたメールでは興ざめでござる。間違ってもスマホを冷凍庫に入れないように。

三十数年前ならば…

友達同士で、使ったかもしれません。
使い捨てカイロなどでわざと文面を消し、「冷やして(凍らせて!?)から読んでね(笑)」なんて、遊ぶような気がします。
でも、恋文には無理そう。
悠長なやり取りやこのような遊び心に付き合ってくれる殿方は…かなり少ないと思います(笑)。

ところで、御母様の従姉妹さんは、何の間違いか…と、さぞ肝を冷やしたことでしょうね。
高齢者を驚かせてはいけませんよ(笑)。

Re: 三十数年前ならば…

時々刺激を与えないと……。

アズナブール流しながらこの手紙を書いてます……由紀さおりの『恋文』を思い出しますね。あの歌は私が30の頃でした。もはや冷凍庫に入れても思い出は戻りません。

公文書偽造

消せるボールペンは、最近まで知りませんでした。ここ数年役所仕事が多くなり、その書類作りがなかなか面倒。意味の薄い一字一句の訂正を強いられ、その度に社印を押しに会社に戻るといった時間ロスがたまらない。そんな苦労を見て当の役所の人が教えてくれた。今でも机の引き出しに入っているが、改めて取り出して見ると確かに60度で消えると書いてある。これを私的な手紙に使うという感覚はちょっと理解できない。役所みたいにホワイトで消した書き直しは認めない、と言うわけもないのだし。
 しかしこの消せるボールペンもあまり使わないうちに賞味期限が過ぎた。役所がそもそも手書き書類を認めなくなってきたのだ。こうなると書類データを会社の事務掛に送り、押印させてバイク便で届けさせるといった対策しか取れない。パソコンと流通の時代、情報流通の時代ということか。
以前、役所に出す正式書類をカラーコピーで出して大目玉を食った社員がいたが、本人は「会社まで社印押しに行くのが面倒だったので・・・」とあっけらかんとしていた。話を聞いたときはあきれたが、案外、時代の先取りであったか。社印を押した書類をカラースキャンしてメールで送る時代が来るのかもしれない。なにしろ入札さえ電子入札という時代だ。社印付の書類に入札金額を書き込んで封筒に入れて提出するという儀式めいた入札はもはや古いと言われるところまで来たのだ。

Re: 公文書偽造

消せるボールペンを手紙に使うのは修正の痕跡を見せずに仕上げたいからです。ホワイトを使っても書き直した個所が同じ太さになりませんし、滲むこともある。そもそも大幅な手直しはできません。私は推敲が好きなので。

「社印を押した書類をカラースキャンしてメールで送る」なんてのが時代錯誤では。電子認証システムが調えばハンコを押す必要もなくなります。どういうものか知りませんが、今でも電子ハンコソフトがありますね。

お誕生日…

おめでとうございます!!
昨年はデジカメを購入なさったとのことですが、古来稀なる年齢の今年は(笑)…???
ともあれ、良き一年となりますよう心より御祈りいたします。

Re: お誕生日…

> おめでとうございます!!

あたた、早速ありがとうございます。
今年は特に欲しいものはなし(無欲)……。
強いていえば、ベランダの人工芝を新しくしたい。いつも座っている折りたたみイスを新しくしたい。その程度。

ほー、Mr.GT、来ましたなあ

これはダイナー氏の生誕記念日でしたか。ううむ、山姥さんはさすがでしたな。人工芝と、折りたたみ椅子かぁ。たたた、確かに、そっ、それは必需ですな。むむむむむ。

 さて、あとは白くま氏が年内の締めくくり挨拶に来るのを待つばかり。さあ、皆でケーキを食べましょうぞ。ワインも飲みましょうぞ。早く来い来いウインドー8! 年越し蕎麦くらい持ってきてくれるでありましょうかな。

Re: ほー、Mr.GT、来ましたなあ

>  さて、あとは白くま氏が年内の締めくくり挨拶に来るのを待つばかり。

白クマ氏は……どうでしょうね。
私は白クマ亭に実質お出入り禁止になってしまいましたので、もうアルソックごっこはできません。雪解けを待つばかりです。それに白クマ亭のウインドー8には家庭内秘密が多すぎて、「そ……そうですか」とか言うのみ。肴にはなりそうもないし。
「た……大変ですね^^;」
「……なるほど……ね」
「フム、その手がありましたか……」
「そこはこういう手も……」
ガオーッ!
「よいお年を」
「ハヒ?」

ご要望にお応えして登場。

来年もよろしくお願いします。

今年末はウィンドウズ8の設定に振り回されています。たぶん正月も。

それでは。

  • [2013/12/30 23:49]
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  • メタボの白クマ
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Re: ご要望にお応えして登場。

結構なことです。私は当分XP・SP3で行きます。
Windows8なんですね、8.1じゃなくて……。

当方、正月も開店営業しておりますのでどうぞお立ち寄り下さい。

昨日と明日の間

申し訳ない!昨日は大納言氏の古稀を知ってて気にはなっていたが、一言いう暇がなくて、昨日と明日の間になってしまった。「おめでとう!」がいいのか「よくぞ今日まで存命できたね!」がいいのか。迷うほどの事ではないにしても現代では「古稀」はまだ人生の旅の途中だよね。せめて「傘寿」か「米寿」まではと思うが、その前に「喜寿」をめざしてあっちこっちを「通りがかるどちら様」も、みんな元気で新年を迎えましょう!

Re: 昨日と明日の間

ありがとうございます。
ブログの更新もできずぼんやりしてます。
まさに昨日と明日の間で宙吊りになっている気分です。
次はベージュ色の老年を目指しましょうか。

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