夢の仕事 

火事の家のテレビ


朝7時頃、両肩が妙に凝って目が覚め、30分ほどヒーターを点けて暖まりがてら新聞を読んで二度寝したら、起きたのは何と昼の12時前。これにはビックリした。それでこんな夢を見た。私は車を買った。しかも軽ではなく茶色っぽい色の普通車。それが子供時代の浜の狭い家に入れてある。そこへ車を入れたのは某印刷会社の社長。その人にはボラレたことがあり、もう顔を見たくない人間の1人だ。車の使い道を考えてみるが、軽で用の足りることばかり。税金も高いしまずいものを買ってしまった、どうしたものかと悩む。弟に電話するがハッキリ話せず相談にならない。キーを見てメーカーを判別しようとしたが、どうしても分らない……。こんなふうに最近は夢を見るのが仕事になっている。むろんボランティアですがね。

岩波の向坂逸郎訳『マルクス 資本論』が出たのは67年だったろうか。原著の『資本論』第1巻刊行100年を記念しての改訳本だった。南部の片田舎にいた私は早速予約して買い込み、高校教師のC君(以前書いたことがある)と、これを肴に酒を飲もうといつもの赤ちょうちんに持ち込んだ。馴染みのママはカウンターに置かれた箱入り4巻本を危険な物体と勘違いし、顔が強張っていたのを覚えている。これも1巻は何とか読了したが後が続かなかった。しかし、この向坂『資本論』、訳したのは別人で向坂は名前を貸しただけだったとか。名前を貸したといえば聞こえはいいが、要は業績を横取りされたようなものだ。現代のベートーベン事件みたいなことは、出版界では常識というのが恐ろしい。実際の翻訳者といわれ法政大学経済学部教授を務めた岡崎次郎は、80歳の時「西へ行く」と言って妻とともに旅に出たままその消息は不明だという。

福田善之『真田風雲録』再読。
         

関連記事
スポンサーサイト

コメント:

夜の梅…もとい

午前の夢なので『夢十夜4』とはせず、番外編ですか(笑)。


偽ベートーベン騒動に関わる音楽業界の背景については、伊東乾がJBpressで三回に分けて解説していましたね(本来の作曲者を擁護する立場から)。
聴覚障害を騙った(らしい)者もですが、それを看板に宣伝してきたNHKを含むマスコミの姿勢もどうなのかしら…。
結果として、見世物小屋の「大イタチ」や「蛇女」と同じようなことを『公共放送』がやってのけたのですからねぇ(受信料を払っていないから抗議はしませんが…苦笑)。



火事の家のテレビ…携帯の小さい画面では、どこかの街の空中写真のように見えました。

Re: 夜の梅…もとい

> 午前の夢なので『夢十夜4』とはせず、番外編ですか(笑)。

『資本論』の方が主題なので。一度書いておきたかったことですが、60年以降だけでもあまりに多数の邦訳『資本論』が出ているので、どれがどうなっているのか……。でも大半は底本がディーツ版だって。

現代のベートーベン、ま、興味がないことはないが……書くほどのことは。NHK会長が気に入らないので、そろそろ実力行使を。

家の火事のテレビ

とすると、違ってくるか…この写真は何か、象徴的で、しばらく眼が離せなかった。江戸の火事では見ることができなかった燃え残りである。

燃え残る夢見たくない夢増すぞええ…
だめだ、いいものが出なくなってもうたぞえーーっ。すいません。

Re: 家の火事のテレビ

こらーっ! 通りガッカリ人めーっ、つまらん駄句書き込みやがって……。ま、これは今日のご挨拶。

ところでこのテレビ。最初通った時にはあいにくカメラを持っていなかったので撮れず、それから2週間くらいしてまた通りかかったら、幸いまだ置いてあったんです。オブジェみたいですね。アートです。

じぇじぇじぇ

アーット、驚く、おぶ、じぇじぇじぇ

テレビにも、町にも、ライフラインがあることがわかる傑作写真であります。子供の頃の箱庭のようでもありますな。こんなラインが映像を産み出していたとは…

駄句ダクジェジェジェ、ダク、ジェジェジェ

だくだく、ちちち、だく、ちちち。

Re: じぇじぇじぇ

挨拶とはいえ暴言失礼しました。おぶじぇじぇじぇでございます。

こりゃすごい

COREONの掲示板にこんなのが載ってました。興味本位でアクセスすると、通りがかり人さんの親戚みたい……。SoundCloudってどういうもの? 人力じゃ絶対無理。

http://6517.teacup.com/dewa/bbs?M=JU&JUR=https%3A%2F%2Fsoundcloud.com%2Fyanosax%2Fgjrwnbk2grwt

焼けただれたテレビ

どこか焼けただれた街の一角を連想させますね。神戸市中心部の震災直後の空中写真のような雰囲気があります。
現代の被災した都市と、現代の必需品といわれるモニターの焼けただれた形、通底する何かを読み取ることもできます。
作者の意図とは別に‥。

  • [2014/02/22 10:12]
  • URL |
  • メタボの白クマ
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

Re: 焼けただれたテレビ

このような素晴らしいオブジェをつくった作者は「火事」です。危うい偶然が生み出した現代アート。しかし家のと違って立派なテレビですな……。

焼けたのか焼かれたのか?

白物家電を処分する場合、4、5千円も取られる。だから不法投棄だらけだ。田舎の山野をカメラ散歩すると哀れな姿だらけだ。しかし、写真のような姿だとガレキとしてかたずけられるからタダになると思って放火処分したのかな?
あと2週間少しでまる3年の「3,11」がやってくる。むごたらしい写真が大震災を風化させないためのメッセージになるならと思わざるをえない。「復興」の文言は現地にはまだどこにもない。あるのはマスコミの紙面の片隅だけだ。

Re: 焼けたのか焼かれたのか?

白物だろうが黒物だろうが、高い金を取られますね。この家は建物は何ともないように見えますが、中身は燃えて真っ黒。時々ご主人が片付けしていますが、一向に進みません。テレビだけ玄関前に出しっ放しなのは、邪魔だからか、それともこいつが出火の張本人だから? 巧まずして復興進まぬ3/11を象徴しているようでもあります。

一応…

社会科学の範疇に入る学科にいながら、マル・エンとの接点がないまま今日まできてしまいました(一生縁がなさそうです)。
岡崎次郎という方、Wikipediaによると私が教育実習で冷や汗をかいていた時期に西へ向かわれたのですね。
四国でも和歌山(補陀落渡海)でもなく、大阪で消息が途絶えたというのが、曰く言い難いような…。

Re: 一応…

今は大学でもマル経はすっかり影が薄くなったようで……。現代のロボット化で「搾取」がどう変化したのか、大いに興味の惹かれるところです。なぜなら、マルクスによれば搾取の対象はあくまで人間で、ロボット(機械)を搾取することはできないはずですが、ロボット化した工場ではいったい誰から搾取しているのか……謎です。それとも搾取とは虚構だったのでしょうか?

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

この記事のトラックバック URL
http://dynagom.blog.fc2.com/tb.php/258-9e684297