沈丁花 

大久保


寒い日が続く。日中暖かいと思っても、夜になるとグンと寒くなるので油断は禁物。ファンヒーターを焚いてもさっぱり暖かくならない。外ではそこかしこで沈丁花が人を立ち止まらせる頃となった。だが花の香りは進化論(生物学)的にどんな意味があるのだろう。人類誕生の前から香りがあったとすれば、それを嗅いでいたのは何者だったのか? 考えられる合理的な結論は沈丁花は人間が作り出した作品だというものだが、さて……。

今日は午後から皮膚科へ行き、黒いシミを焼いてもらった。まだ2週間ほどかかるという。薄いシミはわずかに薄くなっているように見える。あとは頭に植毛すれば完成だ。大島から電車に乗り銀座ニコンで土田ヒロミ「フクシマ」、六本木のZEN PFOTOで石川真生写真展「森花―夢の世界」を観る。沖縄の写真家・石川が沖縄のパフォーミングアーティスト・吉山森花の見た夢を再現した写真展。彼女の見たあり得ない夢を、本人と友人の出演で再現した過激でエッチな写真だ。写真集も出ている。そこから青山一丁目経由で御苑に出、M/M2、蒼穹舎、photographers’galleryを回る。photographers’galleryは土田ヒロミの「フクシマ2」で、映像作品「フクシマの唄」とビデオを流している。「フクシマ」はニコンサロン特別企画展「Remembrance 3.11」の1つで、事故後延3年かけて撮影した放射線汚染地域の四季の移ろいに、失ったものの大きさを再認識する。「フクシマの唄」は風景にかぶさる中村力哉の音楽(相馬二遍返し組曲)が秀逸。興味のある方はこちらで。http://www.youtube.com/watch?v=InRz5RLOwXQ
      

関連記事
スポンサーサイト

コメント:

3.11

明後日には丸3年を迎える。今年は雪が少なく、今日は快晴の午前中、カメラ担いで里山方面に出かけた。帰宅してブログの「土田ヒロミ」の写真と「中村力哉」の音楽を鑑賞した。残雪のなかの池をみた。、、水中には自然のままの枯葉、朽ち果てた雑木が沈んでいる池などを写してきたあとに見たので、福島の動物ばかりか植物など自然界の一部とはいえ、壊滅させておきながら、そしらぬ顔の東京電力の連中は東京でノウノウと暮らしている姿を思い浮かべると、天誅を加えてしかるべきではないだろうか。同様にやがて在東京人にも天罰が下る日もそう遠くないだろうね。

Re: 3.11

あわわ、天誅だけはご勘弁を。せめて美顔が終ってから。
それにしても、原発事故をなかったことにしようとする政府官僚、電力関係者の屁理屈・居直りにはあきれかえりますね。先日のテレビでは、別居を余儀なくされている被災者夫婦の27パーセントが、離婚を考えているまたは離婚について話し合っていると報じていました。それでも自主避難者の救済は切り捨てられようとしています。
11日は仕事ですが、職場では黙禱などするのかな……。

3.11その後

ちょっと文言が変で意味が通じないところがあるので真意なんだけど「…鑑賞した」の後に「残雪のなかの・・・」の文の流れがおかしいね。意味が通じない感じがする。カメラ散策のあとに見たプロの写真をみたので感動してしまい、福島にもあるであろう自然の美観を破壊した東京電力の連中は、壊滅した現地にボランティアまがいのことを少しはしたのだろうか?3.11から現在までにそんなニュースを見たことも聞いたこともないので天罰があたるようにいのっているわけだ!そんなような趣旨のつもりなんだが・・・。自己責任で適当に理解してくれ。

明日で

3年、なんですな。岩手、宮城、そして福島に一度として、出向いていないことが、今でもうしろめたい。明日は、ひとり黙とうします。

 この話のときに、大久保写真の話は、してよいものか、いけないものか、ですが、月1集まりの理由がわかるようなネオン看板の数々、ひとつぼの両脇に密着エステですかな。ぬふんむむ、これは東京遠民には縁なき世界ですな。なあんちち。

Re: 3.11その後

了解。まともに悩んだのは亡くなった吉田所長くらいのもんでは?

Re: 明日で

我々がたむろするのはこの後ろ側ですが、ま、似たようなゴチャゴチャビルです。東京冬眠してます。

内田百けん

たびたびダイナー氏と、山姥さんのコメントの中に百けんと言う人が出てくるので、どんな人かと、第一阿房列車を読み始めました。およそ60年前の鉄道や駅舎の風景がいいですなあ。私は志賀直哉と、藤村の区別もついていないので、百けんも知らなかったのです。なんだか、どこか、言い回しというか、小理屈と言うか、好き嫌いの激しさというか、その辺が漱石の坊ちゃんに似ていないか、とも思うのですが、戦争から解放された日本の鉄道の元気さがあふれていて、いいですな。そういえばダイナー氏の写真にも、昔の鉄道のような写真がありましたな。しばらく読んでみようと思いますぞえーーー。

Re: 内田百けん

私は阿房列車はあまり読んでません。ヒマラヤ山系とかいう弟子とあちこち出かけるんでしたね。百閒は旺文社文庫でだいぶ読みましたが、今開くと字が細かすぎて難儀します。『吾輩は猫である』の続篇と銘打った作品はあまりいい出来とは言いかねるような……。

ダイナー氏がだいぶ読んだのですから

それだけのものがあるのでしょう。それを信じて、ぼちぼち読んでいきます。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

この記事のトラックバック URL
http://dynagom.blog.fc2.com/tb.php/262-ecd0cf32