5月の墓参 

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いつもの昼過ぎの新幹線で八戸へ。3人掛けの座席の窓際だが、通路側の若い男がでかいキャリーバッグを前に置いて完全に通せんぼだ。拙者のトイレはどうするんだ。これが帰りの新幹線でも形を変えて再現されることになる。八戸で快速しもきたに乗り換えて野辺地まで。4時前着。弟の車で墓参りに行く。秋に母を送って以来の野辺地だ。ところが、家へ帰ってビックリしたことに、楽しみにしていた山桜の幹の1本を弟が途中からぶった切っていたのだ。去年、庭の樹は私のものだからこれ以上切ったりしないようにと念を押しておいたのに、何たることだ。悪いとも思っていないようだ。それで酒を飲みながら口論する。

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次の日は庭の草を取ったりヤブ状になった庭木のプチ剪定をしたり。うっかり親指の腹をトゲで切ってしまい血がタラタラ。上小中野開拓へのお気に入りの道を往復し、駅や電車の写真を撮る。夕方、私の写真を飾ってもらっている店へ行くと、店の社長が編集委員長となって町教育委員会で『野辺地ふるさと文学散歩』という冊子を出したという。町内外の識者が執筆していてなかなか充実した内容だが、全部で200部しか刷っていないとのこと。とりあえず必要なところのみコピーしてもらう。観音様へお賽銭を上げた後は、陸橋でねばって鉄道のいい写真が撮れた。2つの陸橋は子供の頃から私のお気に入りのスポットだ。列車を見ていて通過する蒸機から威しの汽笛を鳴らされビックリしたことを思い出す。この夜は弟が無理難題を持ち出し、すっかり気分が悪くなった。なぜか非和解的な問題ばかり持ち出すのには閉口する。これで激突すれば弟が損をするだけなのだが……。

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3日目はことぶき橋や駅前の稲荷神社、蒼前神社、久五郎堤などを訪ねる。公民館近くのS氏宅前では猫に呼びとめられ、狂喜してひとしきり遊ぶ。家へ帰ると、早めに酒にしたい弟に強引に駅へ送られてしまった。まだ30分もあるがホームへ入れば撮りたい被写体はたくさんある。貨物列車も通過する。ところが、青い森鉄道で八戸へ向かう途中、下田の手前でいきなりピピピピピと警告音が鳴り停止。電車の床下で異常を検知したから点検するという。結果は鳥がぶつかったためと判明したが、これで15分以上遅れ新幹線に間に合わなくなった。東京行は残り1本しかない。何とか座席は確保できたが、大人の休日倶楽部のカードを持っていかなかったので、現金払いでしかも割引はなし。

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ところが席に着くと2人席の窓側の女性が、来たときよりさらに大きな高さ1メートルくらいのキャリーバッグを前に置いて座れない状態だ。顔はよく見えないが若い女性で自分でも脚を縮めて窮屈そうにしている。そのうち、前の人が席を倒そうとしたのでさらに窮屈になった。可哀想なのでバッグを斜めにさせ、私のシートを後退させてバッグをこちらに寄せ、楽になるようにした。降り際、お礼を言っていたが、キャリーバッグは荷棚に上げられるものだけにすべきだろうね。

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※『野辺地ふるさと文学散歩』の刷り数を20部と書いたが、200部だとのこと。本文は訂正した。

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コメント:

ううむ、なかなかな三日間でしたな

キャリーバックは迷惑をこうむらないと、分からないものなのでしょうな。
 春の野辺地のいい写真がいっぱいですな。野辺地高校の生徒は男女ともかわいいですな。若いってのはいいですな。なんだか読売ランド前と似たような風景もありますな。味の素のホーローは年季ですわな。牧場の風景よしも空の暗雲が、気になりますな。
 弟さんとしては、東京に行ってしまって、実家をそれほどにはみなかった兄貴というイメージが定着してしまったのでしょう。兄は兄で苦労したのだといっても、納得いかんのでしょう。兄弟は他人の始まりというのは嘘ではないと思います。他人にはなれないから、わだかまりが続くのでありましょうが、譲れるところは譲るしかないかもしれないと、大納言家の将来を思います。お節介をお詫びします。

Re: ううむ、なかなかな三日間でしたな

唯一の肉親が無理難題を押しつける。そのくせ何かあると平気で頼んでくるんですからね。母親がいなくなってやることがなくなり、友達もいないので話すのはほとんど私だけとなると爆発するんでしょうが、それは自分で解決してもらわないと。いままで譲れるところは譲ってきましたが、今回は譲れない問題ばかり。父も母も彼には困り切っていたのです。小人が我を張っても仕方がないのに、どこまでも我を張るのが小人でもあります。今はため息をつくしかありません。

絆とはなに?

「青いもり鉄道」と下北半島を走るやつかな?旅を運ぶ乗り物はともかく和むね。それから駅前のカットは毎度出てくる「日本で2番目に寂しい町」にふさわしき景色だね。でもこの間の大震災を思えば、侘しくても形として残っているのはありがたい話だ。3年前のかの大震災の写真集や新聞のスクラップを時々見るのだが、今でも「絆」の大切さが語られている。体育館にすし詰めにされている写真、仮設住宅に入居した直後の写真から「絆」の意味が、大切さが神仏の言葉のように語られていた。しかし3年もたつと半面、風化してきて人間のエゴが出始めてきた記事を目にするようになってきた。震災だけに使うものではないが親族や肉親間の「絆」切っても切れるものではないだけに絡み始めるとほどくことができなくなって問題が出てくる。大納言殿に限った話ではないとつくづく思う。

Re: 絆とはなに?

久しぶりですが体調はいかが?
切り通しを行くのは大湊線です。れっきとしたJR線ですが、他のJR線とは切り離されてしまいました。野辺地駅前、日本で2番目に寂しい町健在というところですかな。高校が2つあるだけまだましですか。

「絆」なんて言葉が光り輝いたのはほんのちょっとのことで、今や震災の保証金をたんまり貰ってるんだろうと言われ、生活保護でパチンコすれば通報される世の中。いつから日本はそんなやっかみの国に成り下がったんでしょう。兄弟姉妹とてヘタに絆があるばっかりに殺し合いにつながりかねないのが現代です。辛うじて制御できるのは自分だけ。絆の先にはうじゃうじゃしたエゴが絡まってますよ。


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