Y字路再び 

なべころ坂
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暑い太陽が傾いた夕方、思い立って鳴海氏ご所望のなべころ坂を訪ねた。中目黒の駅から山手通りを南下し15分くらいのところにある。本当は目黒駅の方が近いのだが、土地勘のある中目から歩いた。途中、目黒川に船入場調整池があり、その上に川の資料館があったのだが、資料館は老朽化のため閉鎖されたのが残念。船入場とは昭和の初期に町工場の材料を運ぶため造られた河岸みたいなものらしいが、今はその場所が目黒川の水害防止に役立つ調整池になっている。目黒警察署の手前を右に入りちょっと行くとなべころ坂の下に出る。な、なんだ。ここは以前、福山えみの写真展を見たギャラリーのところじゃないか。夜だったがこのY字路は鮮明に覚えている。POETIC SCAPEという小さなギャラリーで若手写真家3人の写真展をやっていた(今月31日まで)が、『PhotoStage』には載っていないので知らなかった。カメラ雑誌には出しているのだろうが……。

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さて、このY字路の左側がなべころ坂だ。日没ちかく、目黒川の谷間は暗くなるのが早い。坂の左側はアーバンハイツという広大なマンションの敷地。坂自体は数分で上り切ってしまう。上から見下ろす景色もなかなかだ。昔は目黒川が一望できたのではないだろうか。しかし何より坂下のY字路の印象が強烈だ。なお、なべころ坂とは鍋が転がるような急坂という意味と、道に粘土が露出した状態を方言で「なべころ」といい、それが坂の名前になったともいわれる。
帰りにもう1つ、中目黒と代官山の間の田切坂を訪ねようとしたが、暗くなったのでそれは後日に譲り、皀樹(さいかち)橋で写真を撮って帰った。中目黒駅の周りは完全に変ってしまい、30年前の対応の悪いディスカウントショップもエテ公みたいな顔の店員がいた本屋も、中目駅向いのラーメン屋も、ヘアカッターを買った清風チェーンも皆なくなって今風の街並みに変ってしまった。目黒川沿いはすっかりトレンディエリアの1つになってしまったらしいが、私みたいに昔を懐かしむ人間はいないのだろうか。昭和は遠くなりにけり。今日は立秋。すでに日差しは影深き晩夏の趣である。少年老い易く学成り難し……か。

船入場調整池(川の左側)と皀樹橋
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コメント:

なべころ坂

さっそくの所望にご足労の段まことにありがたく存じ候。坂と川のある町でも田舎だと雑草のためや坂の勾配が緩やかであまり絵にならない。その点東京は楽しめるのでいいね!またお願いだ。坂の上か下からの眺めだが、写真となると感じをだすには結構難しいらしいね

Re: なべころ坂

写真は輝度差の大きい夕方だったので難しかった。光が回っている頃ならもう少しよく撮れたかもしれません。なにしろ35度だと散々脅かされたので、出るのが遅れた次第ですが、ほどほどの風があり、それほどではありませんでしたね。

目黒とか五反田とか…

あてどなく歩くと必ず坂に遭遇する…武蔵野台地のお約束のようなものですね。

遊びの帰りか塾の帰りか…二人の男の子の写真が微笑ましい(笑)。

Re: 目黒とか五反田とか…

蛇崩に住んでいたときは駅への坂道に悩まされましたが、今となってはそれも懐かしい。
この子たちはやけに乗りのいい連中で、カメラを向けるとずーっとピースサインしてましたっけ。ピースサインはワンパターンでうざいからやめてもらいたいんですが……。

y字路

Y路地は日増しにX化し、Zで帰結する

Y字路はY路地となりうだる夏

6日、叔母が94歳で亡くなり、私はその墓を掃除しました。その際、バイクのUターンに失敗し、私はバイクから飛び出し後ろへ一回転しました。なべころ坂そのものの坂です。かすり傷もなく無事でしたが、そのことを自慢しているのではなく、なんだか生命について考えながらそんなことしてたので、魔がさしたのです。まいった。

Re: y字路

ということは、喪中ですか?
バイクから落っこちたなら痛みが出るかもしれませんね。危ないことでした。気をつけましょう。バイクで考え事は禁物です。

私は今朝、エアコンの予約をしなかったので暑くて早く目が覚めてしまいました。失敗です。もう眠れません。

777……

どなたでしょうか?

めっきり涼しくなりましたね。お変わりありませんか? 仕事はないのにブログもなかなか更新できません。ぼーっとしたり、バタバタしたり。ただいま残暑見舞い作成中。

これは相当な暑中見舞いですな

7を並べられて、どなたでしょうでは、どうにもなりませんな。

春のうらあらあの、な、な、な、な、なあな、な、上り下りのな、な、な、な、な、なあな。

Re: これは相当な暑中見舞いですな

やられましたな。ふむ………………プファッ!
山のあなたの七七七。来てみれば森には森の七七七。我と来て遊べや親の七七七。
やばい、切手買いに行かなきゃ! 

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