故郷に憂いあり(1) 

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少し早めの新幹線で上野発。平日なのに客席は満員だ。世間は第2四半期が終って一息ついたところか。座席は3人掛けの通路側だが、列車の網棚は既に大きなトランクで占められており、私の手提げ袋を置くスペースがない。最近は国内旅行でも大きなトランクを持っていく人が多く、何かと邪魔っ気なシーンが増えてきているように感ずる。イヤなご時世だ。八戸で青い森鉄道に乗り換える。この時、コーヒーを片手に持っていたせいか、切符をポケットに入れたつもりが落としたらしく、青い森鉄道の女性アテンダントに拾ってもらいとんだ恥をかいた。八戸からしばらくは好天だったのに、途中雨が降ってきて驚く。しかし、三沢を過ぎる頃にはそれも止んだ。

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午後3時過ぎ野辺地着。野辺地の寂しさは相変わらずだ。弟の車でお墓参り。お墓は周りに石畳が敷かれすっきりしたが、我が家のお墓の敷地が大分削られてしまった。私が5万も掛けてやった工事が無に帰してしまったのだ。まことに気分が悪いが、泣く子とお寺には勝てない。周りはきれいになったのに、我が家のお墓の中に草が生えている。弟はこういうことはまるきり無頓着でガッカリする。供花を手向け、新盆に帰らなかったことを深く詫びる。それから写真を飾ってもらっているエーワン・ライズへ行き、お土産を渡してしばらく談笑、情報交換する。牧場通りに神社があることを聞く。明日でも行ってみよう。写真は来年交換しようと思っていたが、話の種になるからと言うのでもうしばらく掛けておいてもらうことにする。
(以下次号)
     

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コメント:

うーむ、台風とは

遭わずにすんだのですかな。千曳をひいたら、となりは野辺地なのですな。うーむ、このバスも味がありますな。こういうバスに乗って、ぼんやりしたいですが、ダイナー氏は故郷ゆえ、そうもいかず、憂いも深まるばかりなのでしょうな。人の心は景色の入り具合に影響しますな。心に景色がまるで入り込んでくれないのは、憂いの仕業でしょうな。
憂い携え生きてゆくここは野辺地のバス乗り場。
野辺地のホルモン入りたし憂いは散るか貼り付くか。
どこかに居ぬか野辺地の乙女ともにホルモン食いたしや

まだあったか!

写真はその人の内面を如実に表すという。プロのカメラマンに限らず我々もやっている。写真をみる目が不足しているだけだが「故郷に憂いあり」には見事に表現されている。それにしても古里はまだあったのか?『南無阿弥陀仏』ってか(何言ってんだ)

古里は・・・

ある歌人に「故郷は遠きにありて・・・」の歌がある。野辺地に故郷を持った我々も今ではこの歌のようになったしまった。ただし、某氏にとっては「ありがたきかな」ではなく「憂いかな」でしたか。人生いろいろだね。

Re: うーむ、台風とは

> 憂い携え生きてゆくここは野辺地のバス乗り場。
> 野辺地のホルモン入りたし憂いは散るか貼り付くか。
> どこかに居ぬか野辺地の乙女ともにホルモン食いたしや

ホルモンモンとして秋も暮れゆく

野辺地も憂いだけではないけれど、憂い多けりゃ気も沈む。今回は写真だけはたくさん撮りましたので、3回に分けてアップします。どうかご期待を。ただし会心のカットは少ないけれど……。

Re: まだあったか!

故郷は遠きにありて思うもの……喜怒哀楽を古賀メロディに乗せて、さあ歌いましょう。私の写真もだんだんカラオケになってきます。

Re: 古里は・・・

夕焼け雲に誘われて 涙の橋を越えてきた……

千昌夫の歌ではありませんが、悲喜こもごもの故郷・野辺地。そして(カラオケで)かなしく歌うものです。過疎指定を受けながらなんとかかんとか生きております、野辺地町。憂い深いのは事実ですが、美しくも寂しい秋の景色をじっくりご覧いただければ幸いです。

啄木風・・・

憂いあり憂いなしとて
何事ぞ
余生のうちの見おさめの田舎
           (まち)

Re: 啄木風・・・

命ある者が弔う父祖の墓

秋風や明日を憂うる馬鹿らしさ

歩き果つることなき町の夕焼け雲
   

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