書かれざる一章 

京浜急行


木曜日、ぼんやりしているとA氏から電話あり、仲間のN氏の見舞いに行くので来ないかという。病院で夕方5時の待ち合わせ。うっかり出る時間を過ぎてしまい、バタバタして出掛け、駅から走ったりしてようやく間に合った。後で考えると徒歩ではちと遠い場所であったかもしれない。
N氏は仲間では3人目の大腸がん発症者で他の2人は闘病の末、亡くなっている。彼の腹腔鏡下大腸がん摘出手術は終っており、抗がん剤で以後の転移を抑えるはずだったのだが、そこから何だか雲行きが怪しくなった。更にいくつかのがんが見つかり、取ったものもあるが、今はいわば寝たきりで状態が大変悪く手術も治療も検査もできないという。N氏の父親は某前衛党を除名された幹部で、それを見てきた彼のエピソードは無尽蔵に思えたが、いかんせん彼は口は達者でも文章化の意欲は薄い。彼にもしものことがあったら民間伝承としての日本前衛党史が失われる。生還を祈りたい。

ところで、車のエアバッグリコールでミソを付けた本田自動車工業だが、空ではホンダジェットが好評らしい。本田宗一郎の空への夢を執念で実現させた力には素直に脱帽する。ホンダジェットは2つの自社開発エンジンを翼の上方に取り付けた斬新なデザインで燃費もよく、先行他社の同機種より10~20年新しいと設計者は胸を張る。しゃくだがそれだけの価値は確かにありそうだ。
戦時中の軍用機メーカーで、三菱重工は国産初のジェット旅客機MRJを飛ばし、川崎はP-1、C-1、T-4を持ち、新明和(旧川西)にはPS-1、US-2があるのに、富士重工(旧中島)の現行機はT-5、T-7練習機のみ。これらもメンターの改造機にすぎない。単発のエアロスバルは販売が振るわず、70年代半ば米ロックウェル・インターナショナルと共同開発した双発ビジネス機FA-300がオイルショックのあおりを受けて販売中止となり、富士重は多大な損失を出した。そのため、「独自の小型航空機事業から撤退せざるを得なくなった(金のかかる航空製造業を厄介に感じていた日本興業銀行出向幹部が富士の上層部を占めたことも影響している)」(Wikipedia)。
だが、興銀幹部とていつまでもいるわけじゃなし、自動車部門が好調な今、かつての航空王国を何らかの形で甦らせてもらうわけにはいかないだろうか。新幹線を「はやて」「はやぶさ」が疾走し、宇宙へも「はやぶさ2」が飛び立つのを見るにつけそう思わざるを得ない。
   

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コメント:

ええっ、どんな飛行機よ

と、ダイナー氏指定の機の画像検索をしました。ううむ。これらは日本で出来たのか。ついこの間まではF86とかT33とかF104などだったのに。少年の夢から40年以上遠ざかってしもた。ううむむ。戦争のためではない飛行機は大事ですな。

 ご友人が心配ですな。ううむ、とりあえず理想のトマト。体に悪いはずがない…ううむ。大腸か…ううむ。ひとまず引き上げるか。

Re: ええっ、どんな飛行機よ

そうなんです。心配ではありますが何ができるか……。そう言えば物が食べられないとも言ってましたね。「理想のトマト」ならどうでしょうね。

F86、セイバーですね。ジェット戦闘機の完成形のようなフォルムでした。ミグ15と死闘を演じたのも遠い昔になりました。

仁義なき戦い

先立ち一言、ご友人が回復生還をはたし我らが年男になるひつじ年を迎えられんことを祈念します。

さて、安倍内閣はとうとう1割の富める者達のおこぼれを貰うため、我々大多数の富めない者にアベノミクスの3本の矢じりに猛毒の公約を塗り、我々に打ち込んで二度と逆らえないようにするため「偽装解散」をやった。「計画倒産」といってもいいかもしれない。高倉健、菅原文太氏は弱い者のために仁義なき戦いをやってくれた。その彼らが健在なら「悪の巣窟」をたたきのめしてくれただろうが・・・今は我々が戦うしかない。

Re: 仁義なき戦い

うーーーむ、悪代官め、とんでもないことをたくらんでますな。民百姓が苦しんでいるのを尻目に、悪徳商人の懐を肥やすとは……。助さん格さん、懲らしめてやりましょう。

アベノミクスはまさに水戸黄門の世界ですが、改革に乗り出すべき野党があのざまでは、せめてよりましな候補に入れるしかありません。民主党の政権交代に多少の揺り戻しがあるだろうとは思いましたが、ここまでヘンな強権政治へ行くとは……ね。

富士重工にT-5、T-7あり

本文は修正しました。

制空権を取り戻そう

戦時の戦闘機などは国産の最高傑作だった。敗戦後は飛行機作りを米国は禁止した。制空権を独占するため、軍事・民間飛行機の全ての製造を抑えられ今日に至っている。しかし日本の技術は世界最高なので、それを米国は怖れての事だという。ホンダがそれを証明してくれて嬉しい話しだ。

それを記念して穏やかに・・・

津軽藩南部藩とのいくさ跡兵どもが眠りたるかな

哀しきは戊辰のあとの戦かな津軽と南部拘りのいま

南部藩西のはずれの馬門村戊辰のいくさ跡も哀しき

Re: 制空権を取り戻そう

ホンダは立派ですよ。私が言ってるのは、かつての中島が鳴かず飛ばずなのは歯がゆい限りということです。今飛んでいる練習機にしても、ビーチエアクラフトT-34メンターの改造機にすぎませんからね。かつての三菱vs中島の制式争いは、こうしてみると南部vs津軽の抗争に似てなくもありませんね。

しかし戦争後半の「富嶽」への資源投入など、中島にはまだまだ謎が多い気がします。

更新が滞ってますが……

もうしばらくお待ちを……。
しかし寒い。

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