女難 

さくら

気がつかないうちに街の花々が一斉に咲き始めていた。新装なった公園にもスーパーの駐輪場にも都営団地の一角にも、まばゆいばかりの桜が咲いて季節の足取りの確かさを感じさせる。慎太郎君が花見の「自粛」を命令したが、命じられる自粛それ自体の矛盾には気がつかないのか。東京新聞夕刊のコラム「放射線」が「紙つぶて」に名前を変えた。具合が悪いというより、「放射線」「放射線」と騒いでいるときにこの名前ではインパクトにならないからであろう。その「紙つぶて」に長嶋有が、節電は「風景として定着しつつある」と書いていた。節電が「良い」ことだということと別の興趣が発生している、とも。
この状態がいつまで続くのかという疑問より、電気漬けの生活、使いたい放題に使っていた電気の世界、何でも光らせたり暖めたり冷やしたりの過去はもう復活すべきではないというコンセンサスが多少なりとも醸成されつつあるのではないか。震災以降、我がパソコンのデスクトップの風景も変わった。毎日届いていた東電TEPOREからのメールマガジンがパタッと止まってしまったのである。TEPOREとは「快適ライフを応援する東京電力の生活情報リサーチサイト」だという。生活情報を送りながらさりげなくオール電化に誘導するサイトといった方がいい。現場じゃないのだから忙しいはずはない。なぜ発行をストップしたのだろう。理由はオール電化路線が根本から崩れたから? そうかと思うと、東京ガスの業務委託でオール電化に対抗するPR活動をさせていた契約社員と派遣社員300人余が雇い止めされたという。

今日は東京新聞の運勢が「女難ほど怖いものはない」とあった。帰り道、エスカレーターで上がっていると、右側を通ろうとした女性が私の横でつまずいてバタッと倒れ込み、泡を食った。
   

関連記事
スポンサーサイト

コメント:

投稿拒否?

金曜日の深夜、次の記事をUPしたのですが、どうしても反映されません。一度削除してもう一度挑戦してみます。あいかわらずシステムの調子が悪いようです。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

この記事のトラックバック URL
http://dynagom.blog.fc2.com/tb.php/31-f22dd11e