「春よ来い」 

北砂五丁目/夕焼けだんだん(何見てんの?)
DSC04280bg.jpg

昨日今日と91歳の写真家・上村國夫さんの写真を観に、板橋区大山と千駄木の2か所を回った。大山のUp40GalleryImagineでは「春よ来い」、千駄木のぎゃらりーKnulpでは「あの昭和をもう一度」を展示している。いずれも2月4日までだが、大山の方は日曜日が休みである。上村さんは年末から入院手術し、前倒しで退院させてもらって準備に掛かったそうだ。「春よ来い」はレジャーやイベントに興ずる人々の笑顔をカラーで、「あの昭和をもう一度」は自分や家族のポートレイトを挿みながら、戦後の風景風俗をモノクロで見せる。昨年2月に表参道と池袋で開いた個展に続く回顧展の一環と思って間違いない。いずれも上村さんらしい親しみやすいアプローチで多様な情景を捉えている。「春よ来い」の春は季節の春ではなく人生の春であり、91歳を迎えた写真家の大らかな人間賛歌である。年齢を感じさせない上村さんだが、体調にはこれまで以上に気を付けていただきたいものだ。
千駄木の会場へは日暮里駅から夕焼けだんだんと谷中ぎんざを通る。光線もよし、こりゃいけるぞとカメラのスイッチを入れ、2枚撮ったところでカメラがダウンしてしまった。どうやら前夜パソコンに繋いだまではいいが、画像取り込みモードにしっぱなしで充電されてなかったようだ。ギャフンである。

谷中ぎんざ
DSC04281.jpg

さて、イスラム国に拘束された後藤さんを讃える映像や動画は多数流されるものの、すでに殺害されたとされる湯川さんの方は情報がちっとも流れない。それもそのはず、湯川さんは民間軍事会社CEOで、経験を得るためとか称して危険地帯に出掛けた動機も怪しいが、銃を持っていながら弾は入っておらず、自分自身も性転換に失敗した玉なしなのだとか。遥菜という名前はその時の名残のようだ。それでも邦人保護の名目が立てば自衛隊が派遣されかねない時代になった。一方、共産党の衆院議員が安倍の「言語道断」発言を捉えて「安倍政権の存続こそ言語道断」とツイートし、志位委員長が「政府が全力を挙げて取り組んでいる最中にああいう発信をするのは不適切だ」と叱責、ツイートは削除されたという。これで共産党が単なる人気取り政党であることがはっきりした。「政府が全力を挙げて取り組」むことがどれほど危険か、もう忘れたのだろうか。
     

関連記事
スポンサーサイト

コメント:

世の中わからないことばかり

北砂も夕焼けだんだんも、猫がよく似合いますね(笑)。
大山は行動範囲外ですが、千駄木よみせ通りのギャラリーなら寄り道できるかも…笑。



今回の人質事件は、わからないことだらけ。
湯川氏や彼の会社の背後は何やら胡散臭いし、湯川・後藤両氏の関係は実に不可解です。
事態は当初のシナリオ通りにすすんでいるのか、のか、それともシナリオを乗っ取られたのか…。
あと、総理は自衛隊を派遣したなら人質を奪還できると本気で思っているのかしら。

それからもう一つ、沖縄・辺野古での政府のごり押し暴力沙汰がスルーされています。
もしかして、それも計算のうちなのか…。
悪辣非道この上ない。

八方塞がり

中東でのこんな事件、以前にもあってこの時は何の思想も持たずまるで観光気分で行った結果犠牲になったのではなかったか。この時代の総理は「自己責任云々」とかいって世間の非難を浴びたがボクは指示する。今回またも被害者になってしまった。よくわからない行動にボクはついていけない。自己の信念に基づいての事なら多くの情報を得て分析して行動すべきではないだろうか。と思うのだが・・・

冬山で禁止区域を滑って死んだ連中には同情しない。救助隊の苦労を無視して早く助けろ!と騒ぐ「街の評論家」には嫌悪感を覚える。

夕焼けだんだん

夕焼けはだんだん薄まり消えてゆく

だんだんは猫にも人にもありがたい

だんだんを発明した人すごい人

だんだん遠くなる僕の若き日

だんだん多くなる投げやりの日々

だんだんを登りきれずにふれくされ

だんだん腹立たしくなり放り投げる

Re: 夕焼けだんだん

だんだんと増える不満を持て余し

だんだんでカメラの電池切れにけり

だんだんを歩く恋人募集中

だんだんに今日は一匹猫の影

だんだんとよくなる俳句ここで止め

Re: 世の中わからないことばかり

> 事態は当初のシナリオ通りにすすんでいるのか、のか、それともシナリオを乗っ取られたのか…。
> あと、総理は自衛隊を派遣したなら人質を奪還できると本気で思っているのかしら。

きっかけは何でもいいので、自衛隊海外派遣の法制化、日米一体化を夢想しているのでは。当初のシナリオとは誰のシナリオでしょう? シナリオがあったんでしょうか?

Re: 八方塞がり

「小泉さん助けて下さい」といって処刑された男のことが記憶に残ります。

こういう事態をどう考えるか、生活レベルの感情論では対応できませんね。
湯川さんがヘンな奴だからか、昨年夏に拘束されたことがわかっていながら日本政府は放置してきた。それが今回イスラム国に利用されてしまったわけでしょう。そのきっかけになったのが安倍のカイロでの2億ドル支援の演説です。難民支援という言い分が通用する国際社会ではありません。まねごとの日本版NSCが全然役に立たないことがすっかりバレてしまいました。安倍は自身のおべんちゃら外交の危険性を反省するどころか、自衛隊派遣の法制化に突き進もうとしているのですから、何をか言わんやです。

91歳の写真家

名前を開いてみた。ちらっと作品が見えた。いずれもすばらしいと思ったけど直接鑑賞できないのが残念だじゃ。東日本の大震災の記録を撮る高齢者の方が増えたようでローカル新聞に時折載るようになったが記録は大切だよね。「如月より」だって100年後にはそれなりの価値がでるかもね?
正月早々体調を崩して神様を参拝したが、「お前の今年は八方塞がりじゃ!そこそこ気を許すでない!」との御宣託を賜ったので静かにしようと反省のこの頃ですじゃ。

「谷根千」の「だんだん」は、いくたの震災にもあわず昭和の歴史が現存しているとか。存命中にぜひいってみたいところだ・・・

体調不良なので通りがかり人氏風に・・・

だんだんとよく鳴る法華の太鼓かな

だんだんに仕組まれたチン上げの春

だんだんとさがるムスコの情けなさ

だんだんと人妻もまたしわだらけ

Re: 91歳の写真家

100年後に日本は存続してますかねえ……。
水の底か氷河の中か、快適とは言いかねる環境でしょうな。

だんだんとよくなるホッケの一夜干し

だんだんにかうべを垂れるムスコかな

だんだんに金冷法もサムクなり

だんだんで体力作り1、2、3

だんだんに紫波の人妻若返り

だんだん疲れ

だんだん良くなったがだんだん良くなくなった

だんだんは昇れば降りなきゃならぬ降りれば昇らなきゃならぬ

このだんだんを嘆きこのだんだんに励まされる

だんだんだんなの言うこと理解できた

人妻のくねるお尻を押せるならどこまでも昇れるだんだん

だんだんに打ちのめされだんだんおひらきとす

Re: だんだん疲れ

だんだんと我がヒザ痛み明日は雨

だんだんの猫いなくなり明日は雪

だんだんを下りて帰らぬ影法師

だんだんを下りて向ふの駅で乗り(上らなくてよい)

人妻のお尻押したとお知らせし

恐妻家女上位のままに老い

戦争ビジネス

中東の人質事件。このような事件が起きる度に思うのは、前に本で読んだような状況がニュースダネとして新聞に出てきて再確認させられるという事態。もう10年ほども前になるか、北アフリカのほうで日本人の傭兵が事件に巻き込まれたというニュースを見たときは船戸与一の世界が現前したかと思った。今回の湯川さんを傭兵とは思わない、「死の商人にでもなりたいのか」と言うと古めかしいが、戦争をビジネスチャンスと考える発想が時代的ではある。
 アメリカは徴兵制をやめて以来兵員不足で、貧困格差を活用して「貧困から抜け出すには軍隊に入るのが一番」などという、だまし人さらいのような勧誘をやっているらしい。が、それでも足りなくて、食糧・弾薬・燃料の運搬といった兵站部門を民間委託しているという。さすがに危険手当の意味合いもあって佐川急便のような一般運送業よりは儲かるらしい。湯川さんのやりたかったのはこれなのだろう。(この辺のソースは堤未果「貧困大国アメリカ」)
 安倍君のやりたい再軍備も徴兵制とセットでなければ似たような状況だろう。その時は貧困格差を利用した勧誘をやるのだろうか。赤木〇〇君のように飛びつく人もいるだろうし。それは我々が若い頃受けた自衛隊勧誘よりもずっと悪辣なものだろう。そうまでして戦争をやりたいのだろうか。
 
 お国のためとは言いながら
 人の嫌がる軍隊へ
 志願で出てくるバカもいる
 可愛いスーちゃんと泣き別れ

すごい歌詞、歌うだけで重営倉、作者は死刑になりそうだが、我々世代には「身から出ました錆びゆえに」の替え歌、練鑑ブルースの方がなじみがあるか。軍隊というのは、徴兵制とセットでないと運営しにくい組織なのだろう。
 戦争は 行かない人ほど やりたがり
はいまだに実在する構図だ。

Re: 戦争ビジネス

このところ、あるブログで「B型的」というくくり方を巡って少々盛り上がりましたが、後藤氏などはB型的の典型ですよね。書きっぱなしで、たぶん自分のコメントに付いたコメントなどは読んでいないでしょう。通りがかり人さんもB型だそうですが、後藤氏とはだいぶコメントの性格が違います。通りがかり人さんは少なくとも書きっぱなしということはありません。

さて、米国での戦争の民営化は大変なものらしく、ガードマン的な扱いで銃を持ちすでに戦闘にも関わっているんじゃなかったでしょうか。それよりすごいのは戦争の無人化です。無人飛行機は実用化されていますし、兵士がロボットに置き換わるのもそう遠くはないようです。そういう風景に比べれば、タマナシ湯川氏の彷徨いぶりはKYというにも程があろうというものです。彼の会社の顧客はいったいどっちの側なのでしょう。まるでイメージが湧きません。「日刊ゲンダイ」によれば、イスラム国に迷い込んだあの手の日本人不明者は40人にも上るとか。やばいことにならなければいいのですが……。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

この記事のトラックバック URL
http://dynagom.blog.fc2.com/tb.php/318-5ba6fdf3