スズラン娘も年老いて 

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団地の塗装工事で午前中トイレと洗面所のパイプを塗り、午後は玄関ドア回りを塗る。塗装が終わったが乾燥するまでドアを閉められないので、机に座りうとうとしていたら夢を見た。
バスがものすごい急坂をギリギリに上っていく。港町か島のような風景。坂の上の建物でお弔いが行われている。誰が亡くなったのか分からないが知り合いのはずだから、ドアを開けると中に人がぎっしり立て込んでいる。香典を持っていないことに気がつき、誰かにお金を借りようとするが、知り合いはいないし香典袋もない。外に出てコンビニを探すが見当たらない。またバスに乗って狭い急坂を下る。下で背の高い若者を見かけたので、さっきあの弔いの場で司会していなかったかと訊くと、私ではないといわれる。これで仏さんが誰かのヒントがなくなった。女がみすぼらしいスズランの花を持っていて買わないかという。迷ったが断る。さっき誰かに肘をかすったような気がしたのはこの女だったか。女の絣がすこし綻びているのが分かる。女は年老いているように見えたがそうでもなかったのか……。

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私は一時写植のS社でいわゆるフィニッシュ(版下マン)をしていた。オーナーはいるが潰れた会社を知り合いのM君が建て直し、舞い戻ったオペレーター2人+1人、それに和文タイピスト1人でやっていた。舞い戻ったオペレーター2人がくせ者で、腕は抜群だがM君をバカにしながら虎視眈々と機会を狙っていたのである。後にS社は舞い戻ったAのものになり、M君は追放。M君に誘われた私は居座ったが結局辞めざるを得なくなった。
写植は見た目はタイプライターだが原理は写真の引伸機で、文字盤のネガをドラムの中の印画紙に焼き付ける。精度を保つためだろう、鉄の塊のような構造になっていた。写植には関西のモリサワと関東の写研の2系統があり、S社は機械はモリサワ、文字盤は写研という変則にしていた。写植機はモリサワが使いやすいといい、書体は写研が圧倒的人気で文字盤の管理も厳重だったが、S社はごり押しで変則を可能にしたようだ。写研は写植機にパボ、スピカなど星の名前を付け、書体のファミリーも一目瞭然のネーミングになっていたが、モリサワは必ずしもそうではなかった。野暮ったかったのである。
しかし時代が変わり、物としての版下がなくなると、MacやDTPに逸早く書体(フォント)を供給したモリサワが業界を制し、書体の優位性を過信し出し惜しみした写研は後塵を拝した。それでも中央公論のように最後まで写研の書体にこだわり続けた会社もあった。水戸のY君の説によると、左前になった写研は身売りしようとしたが、書体が高すぎて上手くいかなかったという。

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コメント:

はてさて困ったね

某共産党も落ちぶれたものだ。ボクは大嫌いな党だけど、今回の藤野君のNHK討論会の発言が不適切だといって更迭されたが何故なんだ?
軍事費は何に使うか誰に聞いたって答えは明解だよね。戦争するための武器を買い、それでもって他国の民どころか日本国民をも殺すためにあるのが事実だろう。世界の国々では自衛隊は軍隊だと常識として認識しているのに、自公党らは専守防衛の自衛組織だと言い張っている。

藤野君は自衛隊の皆さんを傷つけてしまったのでお詫びするといってるが変じゃないか。憲法改悪、安保法、自衛隊反対などを党の基本にしているのじゃなかったのか。
国家、国民を守るためにあるのが自衛隊なら、そのためには防衛費を使って他国に行って、あるいは非国民を「殺し、殺される」戦争のための莫大な予算だということは、自衛隊員になったときからマインドコントロールされているはずだろう。戦争反対、自衛隊反対だから入隊するヤツは居ねぇ~だろう。
自衛隊はサラリーマンの会社じゃないんだ。あくまでも軍事組織であって「やられる前にやる」のが基本組織だろう。それにたいして藤野君は「党の方針と異なる発言云々」といっている。志位委員長も「不適切な発言」だといっているが不思議だ。日本共産党の基本党是とは一体何なんだろう全く理解できない。
なぜあくまでも正しさを彼は主張しないのか「人殺し予算」と「自衛隊員の資質」とは次元が違うはずで、予算が彼らを傷つける訳ではないのだ。
自公党側は「自衛隊への侮辱だ」といってるがテメエーら、もう一度現憲法を熟読してみろ!軍事組織の保持を容認する条項がどこにあるんだ。「侮辱される自衛隊」の存在そのものは、まぼろしじゃないか。
某共産党よ、やっぱりオマエの本音も軍事力を暗黙してんじゃないのか。たかしくんが「糞尿と政党」で述べてるがまったくそのとおりだね。

参院選挙、大勢は決まったね。各党の公示第一声を聞いたとき、あっ!これは野党大敗だなと思った。与党は憲法、軍事を隠してアベノミクスのごくごく一部の自画自賛の部分だけを強調して生活は好くなったとガナリ立てている。野党は憲法・軍事関係を述べているが過去の衆参選挙で票に繋がった試しはないからなのだ。民進党の岡田君も内心では負けると思っていると思うよ、だから負けたら辞めると公言したんだとボクは思う。

某共産党もスズラン娘と同じに年老いたものだ。(どんどはれ~)(彰)

Re: はてさて困ったね

ま、何だね。本当のところをあからさまに言うのはまずいということでは。藤野君は若いし鼻っ柱が強いので加減が分からない。自衛隊は憲法違反だから本来なら廃止するか改憲するかだけれども、いわゆる解釈改憲第1号、最小限の国民的コンセンサスのもとで運用してきたケースですが、安倍政権がその枠を取っ払ってしまったので大騒ぎになっていたんじゃないでしょうか。

安倍政権の改憲策動に引きずり込まれてはかなわないと4党合意ができましたが、その中でタイムスパンの違う自衛隊廃止論はゾンビ(改憲勢力)たちの格好の攻撃材料になっていたんです。ゾンビにこれ以上塩を与えると4党合意がお釈迦になりかねない。藤野君をすぐ切った裏には、そんな危機感があったんだと思います。ゾンビが跋扈する中では正論はなかなか出しにくい。ひどい世の中だということです。どっとはれ、になるかな?

そんなもんかね

本当のところをあからさまにいうから共産党の根幹じゃないのかね。非国民時代でも転向しなかった連中もいたと思ったけどあの思想はどうなったんだろう?もっとも戦後4.8声明で実質的に党そのものが転向したんだから今があると言う訳かな。
しかし、裏切られた連中が新左翼ー過激派ー革命妄想派ー自滅の道をたどった結果の連中に対する道義的責任は、日本共産党にもあると思うけどね。

しょせん日共は自分可愛さの体制内の「街のヤジ馬評論家」レベルでしかないというわけなんだんね!

自衛隊廃止論をぶち上げゾンビを引っ張り出してたたきつぶす、そして日共なりのクニと国民を守る組織を作る気構えがないなら静かにしていることだ。これでこそ(どんどはれ~)なんだよ。

Re: そんなもんかね

まままままま、それだけ元気があればよろしい。

あまり書くと選挙違反(妨害)になりそうですから、これくらいにするとして、あとはたかしくんにでもまかせましょうか。今朝の日曜討論。久々にこの人の顔をテレビで見たような気がしますが、T幹事長、相変わらずめちゃくちゃなことを言ってますね。 

自衛隊は暴力装置

ミルナくん

 ずいぶん怒っていますねえ。かってミンシントー(当時はミンシュト―)にいた仙石何某が「自衛隊は暴力装置」と言ったことが大問題となったことを思い出しました。社会科学を少しでも学んだ人にとっては軍隊=「暴力装置」という用語は、「物理的な強制力」をさす、きわめて中立的な概念です。しかし、こうした「科学的用語」すらジミン・コーメー党に言わせれば「とんでもない」ということになって大宣伝される。その程度のものなんですよ。現在の民主主義は。
 自衛隊は、昨年の「戦争法」関連法が通った現在は、公権解釈でも「他国で殺し殺される役割」を背負ってしまった。つまり「専守防衛」という文脈から完全に(法的には)はずれたわけで、「殺し殺される軍隊」に変質した。その意味では藤野発言は本質を述べたものだと思う。

しかし…です。アベは「災害救済で命がけで頑張っている自衛隊に失礼千万」「自衛隊は憲法違反とは許しがたい」と遊説で大宣伝して民衆を扇動していて回っている。それに多くの民衆が賛意を示しているという現状がある。そうしたなかで藤野発言を鬼の首をとったように野党統一候補攻撃に利用しているという現実にも目を向けなければならないと思う。だからと言って、撤回について賛同できないミルナくんに反論するわけではない。

自衛隊ないし軍隊の「銃口」は、他国にだけでなく、自国民衆に向けられている、ということに国民は第2次大戦で、いやというほど学んだのではなかったか。
 この国の「民主主義」は、まだその段階にある。そこから出発しなければならないと、マンションの「アベでいいんじゃない」といおじさん・おばさんグループと話していて思う。


 

すずらん検索

ふむふむ。夢で近寄った人はお婆さんのようだったが、最初っからお婆さんだったわけではない。花も娘も全盛期のものではなかったわけだ。見る夢に出てくる人々も峠を下り始めて、加速している(?)人が多い。被写体も全盛期を遙かに超えたものが多い。(猫を除く)
 印刷の話は面白い。すごく面白い。ちまたに出ている本とか当時の新聞とか、自分で手がけたものに出くわすこともある? そういうものをなでている気がする。私なら、そうするかも知れない。生きてきた証か?

 スズランのスカートに入り込みいまだ乙女の花粉吸い込む

 スズランの花びらにやさしく触れればすずらんもめいっぱい応えようとスカートたくし上げ

スズラン色の下着が夢にちらつく午睡かな

再起動果たせずスズラン娘の手を取れば
一部がわずかに起動した夢の中

Re: すずらん検索

加速……というと「ぴゅーーーーーーっ!」と付け足したくなりますね。下り坂を加速していくと危ないぞ。スズラン娘も顔だけがボヤケているのが気になります。写植屋ではある著名なSF作家の童話をやりましたが、つまらなくてがっかりしました。こんなものを読まされる子供がかわいそうです。「先生、童話ですから適当に書いてください」なんていうことじゃないと思いますが……。

 純白かスズラン色の下着とは?

 加速してスズラン娘老いにけり

 はづかでも起動するならしめたもの
  
 スカートの中の妄想巨大化し
   

問われない保守の責任

長谷部恭一だったか、保守系はいくら失政をしても日本の国民は寛容だが、ラデイカルが失敗するといやというほど叩くという。
 さて、都知事問題に目を向けると、2代続けて自民党支持の知事がカネと政治の問題で辞任して、都民へ甚大な被害を与えたのに都民、国民には知らぬ顔をするばかりか、政党そのものを責めようとする声が起こらないのはまか不思議なことだ。
 他方、ミンシュの失敗には、今もって繰り返し繰り返し「失敗」「停滞」「決められない政治」とかなんとかと言葉の限りを尽くして「あの時代に戻していいのか」と宣伝し回る。

 そもそも自民党内で政治とカネが問題視されたり、刑事責任を問われたりした人間は数知れず(今でも叩けば埃だらけの議員)、それが現在でも進行中。国民の税金の「政党助成金」は使い放題。政治資金も真っ暗闇。こんなデタラメな政党になぜ国民は寛容なのか。東京都知事の相次ぐ辞任問題の責任をとるべきはジミン・コウメ―ではないか。あれだけの「悪事」(あえて悪事と言おう)を働いて、なぜ政党そのものの責任を問わないのか。

参議院選挙 良識の府とはもはや画餅。ポピュリズムどころか扇動政治の草刈り場となり果てている。政治がこれだけ劣化が進み、国民は争点を見失い、大手マスコミも「争点隠し」に加担している。こぞって権力になびいているのをみると、これはまさに「戦前の光景」ではないか(歴史上の事実としての「戦前」を目の当たりにすることはできなかったが)、と思う。かくして一億総無責任社会に突入して、気が付いたときは、もはや政府に一言も発することができず、最悪の社会に行き着く。

 そうさせてはならない…と思う。長年の恨み、しがらみは横に置いても野党共闘を実のあるものにしなければ、この国の民主主義は死んでしまう。明日から、またおじさん、おばさんとの対話をしようと思う。ジコ―政権に三分の二を与えたら、このブログ自体が存在できなくなる時代になるのを憂える。そうではありませんか、ダイナーさん。

Re: 問われない保守の責任

> 長谷部恭一だったか、保守系はいくら失政をしても日本の国民は寛容だが、ラデイカルが失敗するといやというほど叩くという。

それが体制ってもんですよ。因習と言ってもよい。それを凌駕するえげつなさと泥臭さを身につけなければね。かつての民主党内閣は子供内閣と揶揄されましたが、今の安倍内閣は小人(ショージン)内閣です。なんとひどいところへ来てしまったことか。日本はとことん暗い。暗い日本、そんなに暗くてどこへ行くと言いたくなります。

> ジコ―政権に三分の二を与えたら、このブログ自体が存在できなくなる時代になるのを憂える。そうではありませんか、ダイナーさん。

KINCHOゴキブリがいなくなるスプレーの岡本夏生、「私はいなくならないわよー」と床下から出てきて叫ぶのがよかったな……。
 

貴重な一票

選挙権年齢の18歳以上への引き下げ後、初となる参院選もそれほど盛り上がっているようには見えない。新聞では「18歳選挙権・考える主権者」と称してシリーズで若者の声を載せている。政治に対する信・不信の声を読んでいると、有権者としての意識の”純粋さ”を感ずる。でもそう遠くないうちに政治の汚らしさに気がつくだろう。
選挙公約は逃げ水にも似て、また政治家は自己保身のために躍起になってカネ集めにしか奔走しない。当選すればふんぞり返って上から目線でしか見ない。見事に期待を裏切ってくれるのだよ。
選挙権を得た未成年者諸君、君たちが思っている「貴重な一票」を行使するなら、せめて自分たちが戦争をしないための道を選ぶことだね。

ボクは健常者のとき、投票行為に何の疑問を持たなかった。しかし今、障害者になってみると投票所にどうやって行くのかが考え付かないのだ。マイカーで10分そこそこの距離が途方も無く遠い。
地方紙の記事に、目が見えない、車いすでしか動けないなどの身体障害者、あるいは入院患者、在宅介護を受けている方に対する投票行為について、候補者は何の対策も考えていない、と障害者の声が載っていた。
多額の介護保険を取られているんだからボクを投票所まで連れていってくれないかな。

よくあるアンケートで、「選挙には興味が無いから投票には行かない」という声は20%を超えるという。知ったかぶりのジャーナリストらはこれを捉えて批判していう。「有権者」であっても「主権者」にならないなら、18歳の君たちの未来は明るくならないことを考えてほしいという。
それよりもボクも含めた障害者や高齢者は、投票に行きたくても行けない現実が、結果として投票に行かない部類に入れられている事をジャーナリストの皆さんは知っているのか。(彰)

すごいところを突いているミルナ氏。

ジャーナリストが本来の仕事をしていないということだ。芸能人たちの不幸に家の周りに何台ものカメラ。朝から晩まで。夜中まで。なぜか? 見たがる人たちがいるからだ。知りたい人たちがいるからだ。普通の生活している普通の人の不幸はそれほどには見たがらない。なぜか。つまらないからだ。
 私はメジャーリーグは見るが、まあその話はいいのだが、こういう番組を1時間も2時間も、やられてはたまらない。消せばいいのだが、正確な時間など出て助かるので消音にして、つけている。

 報道の人たちは大変な難関を突破してテレビや新聞、週刊誌に入った。こんな番組作りするために、記者になったのか? 本当の世の中を伝えること、忘れたのか?  
 私は相も変わらず、政治音痴ではあるが、ミルナ氏は記者資格のある人たちよりも遙かに記者であることは理解できる。こういう提起の仕方には価値がある。

Re: 貴重な一票

日本の選挙制度はなるべく投票させないような仕組みになってます。
成年後見人制度の対象者が選挙権を得たのは最近ですし、それも苦労して裁判を起こし勝ち取った結果です。寝たきりの老人は投票できませんね。なぜさせないんだと言えば不正の温床になるから。不正の発生しない投票を考えるのは君ら公務員の仕事でしょうが、と言いたくなります。

選挙ではありませんが、例のマイナンバー制度の何とかカードは作っても本人でないと受け取れないそうです。本人が役所に出向いて受け取るんだそうです。寝たきり老人にはできませんね。普及させようとしてるのかさせたくないのか……。

Re: すごいところを突いているミルナ氏。

正確な時間を知るためにテレビをつけっぱなし……?

見事に期待を裏切ってくれるのが選挙であるそうです。私はいつも期日前投票に行くんですが、今回はまだ行ってません。地区の投票所だと自治会の会長など顔を見たくない人が立会人にたくさんいますのでね。しかし今回は悩ましいね。政界の一寸法師に入れるわけにはいきませんし……。

今が「戦前」という思いー国民に広がる思考停止

昨年から、この国の政治についていろいろな場所で多くの人と話をする機会があった。「安保法制」という名の「戦争法」に対して、多くの市民が立ち上がったのは事実であるが、その逆の立場の人間が「群れ」をなしつつあるということも感じている。この両面を直視しなければならない。

憲法改正、平和、原発、福祉、アベノミックスetcいずれのテーマについても、関心と知識を深めている人が増えている反面、「反知性主義」ないしあえて真実を知ろうとしない、あるいは歪曲して理解しようとする傾向や思考停止がしだいに広がりつつあるということ。
 たとえば、ISというテロ集団が生まれた原因は何よりもアメリカのイラク戦争であったのに、ISのテロを防ぐためには「アメリカとの同盟が必要」と信じて疑わない、北朝鮮や中国の脅威には「集団的自衛権」が必要だという考え方(もちろん周辺国の脅威への対応は個別的自衛権の問題です)。それ以上は思考停止になるということなど。勿論、アベジミント―は意図的に「近隣の脅威」を、海外でのアメリカとの共同軍事行動などとごっちゃにして「集団的自衛権の必要性」をデマ宣伝しているわけだけど。
 つまり、こうして支配層の意図的に歪曲した
イデオロギーが国民に刷り込まれ、支配層を支える側に立つ人々が増えているということ。簡単にデマゴーグ(扇動)に支配され、体制を擁護する側の人間が増えていること。
 
 新聞は、ますます権力になびき、こうした人々の「作られた無知」に挑もうとするどころか、両論併記でお茶を濁し、ますます国民を政治的課題から遠ざける役割を果たしている。

今回、あらためて公職選挙法を勉強した。要すれば日本の選挙制度は、「べからず集」のかたまりだということ。まるで民主国家以前の「真っ暗闇選挙」だ。選挙期間中は許可された車や人以外は、マイクも使えない。文書も決められた様式以外は使えない。選挙のことで他人の家を訪問することもできない。
 他方、アベシンゾーの薄汚いネガテイブキャンペーンだけは、連日NHKなどで報道される。多数党の「詐欺」的な「公約」はまことしやかに放映される。

 こうした「光景」をしっかりと記録にとどめたい。やがて「緊急事態法」が作られ、ナチス並みに憲法が停止され、国民全体が抑圧されていくとき、はじめて、「無知」の恐ろしさに気付くだろうか。すべての自由が奪われたとき、己が無理解さを恥じるのだろうか。「現在(いま)」をしっかりと記録しておきたいと思う。 

Re: 今が「戦前」という思いー国民に広がる思考停止

> その逆の立場の人間が「群れ」をなしつつあるということも感じている。この両面を直視しなければならない。

そうですか、ゾンビが街にあふれ出しましたか……?
緊急事態条項を作らないと(まずいか!)
対ゾンビならOKだ。

> 今回、あらためて公職選挙法を勉強した。要すれば日本の選挙制度は、「べからず集」のかたまりだということ。まるで民主国家以前の「真っ暗闇選挙」だ。選挙期間中は許可された車や人以外は、マイクも使えない。文書も決められた様式以外は使えない。選挙のことで他人の家を訪問することもできない。

このため、選挙カーは候補者名を連呼するしかないんですよね。政策を訴えることはできません。いずれにせよ、選挙カーを繰り出しがなり立てる光景は先進諸国の人の目に奇異に映るのではないでしょうか。投票率が低いと言いながら政治的な集会に意地悪するなど、自治体の混乱は目を覆うばかりです。要するに平等をとことん形式的なものに落とし込み、内容を封印していくからそういうことになるんです。

そこで期日前投票ですが、まだ思案中です。

民主主義に観客席はない

春の戦争反対の市民集会で会った一人の足の悪いお年寄りの女性。政治が心配でたった一人で参加したという。いろいろ会話を交わしたのが縁で、お互いに自己紹介し合ったりした。その高齢の夫人と選挙直前の集会でぱったりと再会した。その夫人は、今は地域の平和運動の手伝いをして、足が悪くて遠くへ出れないから、チラシ撒き準備のお手伝いをしているという。
 今回の選挙は、従来とはちがって、かってのような政党中心だけではなく、こうした名もなき市民が目立たなく縁の下の力持ちになっている。
アベは選挙で勝つかも知れないが(そうなってほしくはないが)、こういう草の根のチカラを引き出したから、そう簡単に憲法改正はさせないという思いもある。

いずれにしても、シールズの奥田愛基氏が言っていたが、「民主主義には観客席はない」のだと思う。だから選挙で勝つために、「少しでも自分でできることをする」ことが大事だと思う。一人ひとりの行動こそが、権力に抗する大きな力になっていくと思う。短期的に歴史を見て一喜一憂するのではなく、アベ政治が、日本中で「今の日本はおかしい」と考え、行動する人々を作り出していると思う。その人たちがやがて大きな力になるはず。

私も市井の庶民として、できることをしようと思う。この選挙は負けられない。 

Re: 民主主義に観客席はない

改憲勢力3分の2いく可能性だって。さっそくやるだろうな。安倍の後は安倍チルが……。保育所倍増も取り消し、新しい判断の古い理念と古い政策、政策なき愚策。ヘイヘイヘイヘイ。

アリャリャ、なんだか通りがかり人さんになったようだぞ。新しい判断だと誰にでもなれちゃう。お面の告白だ。

こんなところで

名前出されてもなァ、ちゃんとまじめにコメントしてください。疲れた。寝ます。

Re: こんなところで

> 名前出されてもなァ、ちゃんとまじめにコメントしてください。疲れた。寝ます。

すすすすす、すみません。
実は今日、珍しく厚い本を読んでいたんです。
先日、Nスペで取り上げていた「介護殺人」が衝撃的で、参考に水野博達『介護保険と階層化・格差化する高齢者』(明石書店)をたかしくんに教えてもらい図書館で借りてきました。

この本は内容的にかなり突っ込んでいますが、作り急いだようで字句の統一や本の体裁、図版の校正が完全ではないようです。まだ3分の1読んだだけなので、読み終わったら記事にするかもしれません。

Re: Re: 民主主義に観客席はない

決してちゃかしてるわけではありません。おっしゃる通りです。
池上彰が安倍政権のメディア対策のどぎつさをぶちまけていますが(リテラ http://lite-ra.com/2016/07/post-2389.html)、こういう営業妨害を政権が堂々とやるなんてことは考えられません。止めさせるべき方じゃないんでしょうか?

お試し改憲と言いますが、24条などLGBTとの絡みで言えば当然議論の俎上に乗せるべきでしょう。しかし自民の右翼から骨抜きにする改悪案は出ても改正案は金輪際出そうにない。緊急事態条項より緊急事態ですよ。米国だって銃規制や中絶問題では国を二分する深刻な対立が続いていますけど……。

仕組まれた争点隠し選挙

しがらみを別にして、私は反アベを選ぶ

 こんな卑怯千番な選挙がこれまであっただろうか。アベははじめから論戦から逃げ回っている。論争の土俵にすら上がってこない。TVでの党首討論も逃げ、遊説先で野合を揶揄し、ネガテイブキャンーペーンを繰り返し、それをTVのニュースは繰り返し流している。「あの暗い時代に戻していいのか」と声を張り上げ民主を攻撃し、返す刀で「自衛隊違憲の共産党にまかせていいのですか」と、得意の反共攻撃をしている。「野合」批判しかり。他党攻撃をして、憲法改正は口をつぐむ。マスコミはそろって忖度して「争点」を明らかにしない。

これでは、真っ暗闇選挙だ。選挙中は街頭でのデモも戸別訪問も禁止。ひどいもんだ。戒厳令下の選挙では「野党」は簡単には勝てない。

そんな中での選挙だからこそ、私は「反アベ』陣営を選びたい。しかももっとも対極にいる勢力を支持したいと考えている。たとえ幾百万の信念、心情、感情のちがいがあって、今は「反アベ」の陣営を選びたい。それが、イラクをはじめとする「世界戦略」を避ける唯一の道だと思うから。

終盤になっても、まだ40%近くの人が「投票先未定」というのは、大争点である「改憲」について語らずに改憲にすすもうとしているからだと思う。だから、せめて、一人ひとりへ口伝に選挙の本質を伝えたい。
 
これを応援する創価学会は地下にもぐって「お頼み選挙」をしている。そのことも語ろう。

まだ「未定」の人である3~4割の人を動かしたら、終盤は変わり得るのではないか。

Re: 仕組まれた争点隠し選挙

改憲4党+に退場を、しかしちょっと危ないぞ。

山姥ブログにもコメントしておきましたが、東京だと小川敏夫と田中康夫が横一線というんですからね。それに小林先生の怒りは今度ばかりは爆発にもガス抜きにもならず、いわばキャラがたたなかったんでは。ヨーヘイにも期待したいし女性議員も増やしたいが、今回は寄らば大樹の陰でいかないとだめかもしれない。タダトモにも死んでもらおう、なーーんちゃって。
今日吉日、投票に行きます。

エアー相撲(争点回避選挙または敵前逃亡選挙)

今度の選挙は、いつまで経っても土俵に相手が上がって来ない相撲を見せられているみたいだ。
安倍は、ひたすら争点を隠して論争の舞台に上がろうとしない。国民にはさっぱり争点が見えない。横綱の立ち合い変化相撲よりさらにたちが悪い。なにしろ土俵に上がらず、土俵下で観衆に向けて相手相撲の悪口をまくしたてているんだから。

仮に多数をとっても憲法改正が承認されたなどとは、間違っても言わせない。
リーダーとしての最低の矜持、否ルールをわきまえない人間は結局自ら政治生命を失うだろう。選挙後は、いよいよ憲法改正をめぐって大規模な国民運動だ。
 すでにさまざまな集会が予定されている。今回は、それらにできるだけ出席したいと思う。街頭行動で理由を立派に付けてくれたアベ・ドアホ首相に屁をひっかけて感謝しなければならない。

ますますファイトが湧いて、元気が出てくるこの頃です。
選挙後が楽しみだ。争点回避の政党の人間たちに日本国民の怒りを見せつけようではないか。

 

千年の怨念やしがらみを超えて統一を

 野党統一を、参議院選挙で先駆けて体験した地域としては、この「統一」にいたるまで「労働戦線」「政治戦線」「市民運動」など多分野に渡る、きわめて辛抱強い「統一」を生み出す努力があったことに注目したい。
 いわば千年のしがらみと怨念を超えて、「立憲主義を守る」「戦争政策に抗する」「民主主義を守る」という「一致点」への努力があったことに目を向ける必要がある。仲介に立った市民運動は、長年の労働運動などの思想対立とは無縁であったからこそこうした動きができたのだと思う。
 ある種の開かれた気概ともいうべきものがないと、統一なんてできない。そもそも思想・信条が違うから誠実に「一致点」を探して「反戦」「立憲主義」「民主主義擁護」で共同するのだから。
 この選挙のあとも、市民運動の新たな模索は続くだろう。歴史を長い視点からとらえたい。
 新しい共同と連帯の動きに注目したい。老いぼれながら、それに少しでも寄与しよう。
 

Re: エアー相撲(争点回避選挙または敵前逃亡選挙)

まままままままま、あまりハッスルしすぎないように。

エアー相撲は不快千万ですが、現在の間接選挙制度の結果に一喜一憂するのは、制度をいたずらに至上視する過ちにつながりかねないのでは。たとえばこういう保革対立は日本だけで、ヨーロッパなどでは社民が政権を取ったり取られたりの状況が続いている。必要なのは強力な政権イメージング。ぐうの音も出ないような来たるべき国家運営のイメージを示さないとね。エアー相撲にエアー(腕)相撲では風が起きるのが関の山。

Re: 千年の怨念やしがらみを超えて統一を

負けたとはいえ(まだだよ!)共産党が既定路線を捨てて大幅に歩み寄ったのが効いたね。それに比べれば民進党はぎこちなかった。連合政権は組まないとか、そんなことであらかじめ予防線を張る必要はない。もっとボヤカシていっとけばよかったんです。岡田君はまじめすぎます。敵を攪乱させる能力がない。木曽義仲の牛にたいまつをくくりつけて大軍に見せかける戦術くらいとれないのか。前原やあのへんは最後まで乗れなかったんじゃないかな。岡田君は甲冑姿で記者会見してもよかったんだよ。

民進党は共産党に譲るところは少なかったようです。まだまだ殿様商売ですよ。俺たち大党派だと思ってるんじゃないの。小林節先生や小沢の統一名簿案が民進党に退けられ、怒りの声が諸派のはざまに埋没してしまったのも残念。野党の連中は孫子から勉強し直さなくちゃ。

憲法を語らずヒトラーの手口に学ぶ

ほぼ1年前に、麻生副総裁が思わずもらして胸中に、いま改めて読み返してみたい。

「僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。」

歴史音痴の麻生は、ここだけは深く学んでいるようだ。続けて次のように言う。

「ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください」

この発言当時は、3分の2は多くの国民の視野にはなかったと思う。しかし、2年近く経った今、この麻生の発言は現実味を帯びている。

今、ヒトラーが権力を掌握したプロセスを確実にこの国は歩みつつある。しかも「憲法」を語らずに3分の2をかすめ取ろうとしているではないか。こ現実を直視したい。
 だから国民で中で戦争反対、反憲法破壊の連合が必要なのだと思う。問題は、このことをリアルに見据えるかどうか。大異を捨てても、軍国主義の復活の前に立ちはだかること、大義に立って行動する勇気を持ちたいと思う。

無党派層の6割は、投票当日か前日に投票先を決めるという。「投票箱のふたが閉まるまで」は、選挙直前の常套句ではなく、今きわめてリアリテーのある言葉に聞こえてくるではありませんか。

Re: 憲法を語らずヒトラーの手口に学ぶ

雨風が強い。明日の東京はなんとか晴れそうですが……。

その後、ヒトラーの手口を見習ったらどうかと続くんですか? 議会で多数を取ったというのは、だから万事民主主義的に進んだということにはつながらない。国会議事堂放火事件などで共産党を追い落としてるわけですから。日本もこれからどんなでっち上げされるか分からない。勝っても(これはないか)負けても心しておかなくちゃ。

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