校閲ガールはムチ打ち刑? 

窓猫特集(いずれも北砂にて)
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生意気千万な元外交官・宮家邦彦が週刊新潮のコラムで「ある論文で宥和と書いたら融和と直されてしまった」と憤慨していた。宥の字は常用漢字に入っていないので校正者は直さざるをえなかったのだろうが、宥和政策という言葉の意味は台無しである。しかし邦ちゃんの論文を直すなんて大した度胸じゃないか。「テロリストに身代金を払ってテロがなくなりましたか」と言うのが彼のおはこだが、では「テロリストに爆弾を浴びせてテロはなくなりましたか」と訊いてみたいものだ。シリアで拘束されているはずの安田さんはどうするつもりですか、ともね。
                 
                     

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路地の片隅、柘榴の樹と駐車場に囲まれた曲がり角で暮らす半野良兄弟が、ますますやんちゃになっている。柘榴を剪定し雑草を刈ろうとするご主人の、長枝ばさみの柄にまとわりついて大変である。母親も子供を押さえつけたり取っ組み合ったり、親子ですっかりやりたい放題。餌をやっているお宅のご主人は黙って見ている。これから寒くなるというのに大丈夫なのか。彼らは草ボウボウの宅地跡の隅で暮らしているようだ。
ご主人が「柘榴を持っていくか?」と訊くのでせっかくだから1つもらった。焼酎に入れるとおいしいと言うので焼酎を購入。中の実をすりつぶし汁を焼酎に入れて飲むと、甘酸っぱさがなかなかだった。
                
                   

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A氏に呼び出されて池上線沿線のバーへ行く。暮れ果てた街路がいつの間にか降り出した雨に濡れている。噺家の女房さんが来たりして店は盛況だが、ママとの話が最初からかみ合わない。A氏の言うこともなぜか今日は妙にズレ気味だ。それにこの店、酒は焼酎しかなくつまみは何もない。私のようにつまみをたくさん取って燗酒を好む口にはまことに不向きである。焼酎をお湯割りで飲んでいたが、いつもの日本酒のペースになっていたらしい。
店を出るときによろめいたのが前兆で、電車を乗り換えて帰る道すがら急激に酒が回ってきた。階段でつんのめり、エスカレーターでふらつき……よく降りる駅を間違えなかったものだ。うちに帰ってパソコンを立ち上げ、岡部先生からの慢性病で難儀しているというメールを読んだのは覚えているが、風呂に入る余裕もなく寝てしまった。朝方、むかつきと頭痛がして目が覚めたものの胃薬がない。なんとか二度寝して目が覚めたら10時前。久々の宿酔になった。
飲んだ私が悪いのは認めざるをえないが、もうあの店には行く気がしない。少なくとも今年中は無理だと思う。作歌ノートを開くと件の噺家をインタビューした新聞記事のコピーが挟まっていた。いつ誰からもらったのか全然記憶がない。ふらつきは次の日の夕方まで残っていた。この店のことは前にも書いた(こちら)。
                   
ミャーは元気になった。右はミャーの隣人(野良)                        

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コメント:

自制&制御

ううむ、ひと言で言えば、付き合い酒ですな。そうです、互いが、互いの存在や、話題のずれ、その店に入るまで、どういう状況にあったかによっても、そういう店では全体の流れが、澱んでしまうことはよくあると思えます。ママさんの実力ひとつですな。巧みな人ですと、次第にまとめていくテクをもっているかもしれませんが、まれですな、そういう人は。せめて、おつまみ程度は用意しておかnight‥知らず、手持ち無沙汰となり、飲んでしまっているのですな。バー酒は難しいです。私はもうバー酒には気力がないです。ダイナー氏はよく妥協しましたな? 色っぽかったのか、ママが‥ううむ‥二番目猫がいいですな。

Re: 自制&制御

早速ありがとうございます。タイトル他、少し直しました。

ううむ、付き合い酒というのか何というのか……。
正確に言うとつまみが全然ないとは誇張で、茗荷かなんかが出てきましたが、そうそう、手持ちぶさたです。手持ち無沙汰酒です。つまみと酒のバランスが同程度でないと私はいけません。したがって小鉢を次々に頼める無個性のチェーン店あたりが合ってるというわけです。ママは別に色っぽいことはありません。

A氏にはお前の猫の写真はつまらんと文句を言われましたが……ま、ここは黙って半野良一家の四季を見守りたいものです。

猫も野にいるほうが…

飾り窓の猫も悪くはないけど、屋外の猫の魅力には敵わないかな…笑
やんちゃな兄弟の面構えはなかなかなものですし、復活したミャーも仲間?の錆ニャンの仁義を切るかのような佇まいも魅力的で愛しい…


それにしても、急に寒くなりました
東京23区でこの有り様ですから、ミルナ様やアマデオ様がお住まいの地域はもっとずっと寒さが厳しく、病身には辛かろうと思います
また、通りがかり人様も、お母様と息子さんの冬支度はご苦労が多いことでしょう
明日からは霜月
どなた様も御身お大切に、と願うばかりです

Re: 猫も野にいるほうが…

ありがとうございます。二度寝しちゃいました。
確かミルナくんは今日再入院ではなかったかと。そう聞いていました。
やはり副作用の強さは半端ではなかったようです。
たかしくん(アマデオ氏)からも相変わらず音沙汰なし。たぶん病との闘いが続いているのでしょう。遠くにあれば祈るしかありません。

元気なのは野良猫ばかり。
この錆にゃんはこれで「女の子」だそうで、人間ならば付き合うには覚悟が必要なタイプか。寝っ転がって撫でてという芸(?)はちとワンパターンながら、可愛くないこともない。でも知り合ったばかりだしな~。

野にいる猫も家猫も

猫にかわりがあるじゃなし‥なんちって。私もこのところ落ち込んでいて‥でも、こうして家にいられるのだから‥お二人の無事を強く祈りたい。それにしても曲がり角だ。強い間借りが、間違え。強い曲がりが次から次だ。激突だ。傷付きだ。よく起き上がっている。腐敗だ。心の中が腐りかけてる。良くはない。しかし気力がないのだ。起き上がろうとする。その間にまた夕方が近づいてくる。めげが襲う。なぜこうも何も出来ぬか、手につかぬか、たちまち始まる鬱々嵐。butこんなものこれしきのもの‥時間のロスだ、損失だ。鬱ッてる時はなしだ。さあ、出るぞぉ。外に出る。とにかく出るのだ。家猫から外猫になるのは今、この時だあ。

Re: 野にいる猫も家猫も

通りがかり人さんの名前を出すとプレッシャーを感じるようでしたので、あえて書きませんでしたが、お元気で何よりです。「めげが襲う」のは私もです。しかし通りがかり人さんのメゲが私のそれと根本的に違うことは存じております。メゲって名詞?

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