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「鞍掛橋」を探る 

                               
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たまたま山姥さんのブログで名前を目にしていた民俗写真の巨匠・芳賀日出男の写真展が、フジフイルム スクエアで行われることを知ったのは大収穫であった。お祭りの写真家という先入観でいささか食わず嫌いしていた96歳の写真家が、実はすごい仕事をしていることを教えられた。
満鉄社員の子どもに生まれ写真一筋だった芳賀が、慶應義塾で折口信夫の講義を聴き、折口の語った「神は季節の節目に遠くから訪れて村人の前に姿を現す」という話に、ならば神様を写真に撮ることができるかもしれないと思ったのが始まりであった。しかし、当時はリアリズム写真の全盛期で、彼の仕事はなかなか認知されなかったようだ。芳賀日出男は天才ではなく、彼の端正な作品はひとえに彼の努力の結晶だと言える。その内実は丁寧なロケハンと絵コンテづくり、そして引き算の演出である。引き算の演出とは、ヤラセや盛る演出とは逆に余分なものを除外する演出だという。フジフイルム スクエアの企画展として、芳賀日出男の原点とも言える祭礼や人生の通過儀礼をテーマにした作品約30点を厳選して展示。必見である。写真展の情報はこちら

                            
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東京歌壇に載った歌が「鞍掛橋」を詠んだものだったので、たかしくんから「鞍掛橋は龍閑川という堀割に掛けられたもの」というネット情報を引いたメールをいただいたが、これはちょっと違うらしい。この堀割の跡を歩いてみればはっきりするのだが、今はちと天気が悪い。
鞍掛橋は浜町(はまちょう)川に掛かっていた橋で、浜町川は竹森神社のところで龍閑川とつながっていたというのが正しい。龍閑川は竹森神社のところで直角に曲がり、神田川まで延ばされた。浜町川は一方で箱崎川(現在シティエアーターミナルのある場所)を経て隅田川につながっていたので、隅田川から神田川までをショートカットするように堀割が掘られていたと言える。龍閑川は南西に延びてJR神田駅、外堀通りをくぐり、お堀に通じていた。その場所に「龍閑橋」の信号が残っている。地方銀行会館のある角である。また、鞍掛橋は都電の停留所名でもあった。
いずれにしてもこれらの堀割は現在すべて埋め立てられ、浜町川のように暗渠や緑道公園になっている部分もある。詳しく知りたい人はたとえば栗田彰『江戸の川あるき』(青蛙房)などを参照いただきたい。

                          
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ブルーレイレコーダーを購入した。これまで船井のビデオ一体型DVDレコーダーを使っていたのだが、10年経ち留守録されなかったケースが度々発生するようになり、ついに買い換えた。ビデオは使えそうなので当分捨てられないだろう。ネットで2万8千円弱だった。チューナーは1個、HDMI端子しかないシンプルなマシンだが、パナソニックのこなれたインターフェイスがキビキビしてまことに使いやすい。今度はブルーレイディスクで容量はたっぷり、HDDも付いているので頻繁にディスクを入れ替える必要がないのは助かる。

                         
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さて、またしても近所に分譲マンションができるという。ちょうど駐車場の北端から子猫が遊んでいた背高泡立草の空き地を塞ぐ形で地上11階127戸の建物が建設される。あの道は通れなくなりそうだ。また、現在建設中のマンションの南側でも長く放置されていたYタイヤの建物が壊されているから、近々分譲地の工事が始まるかと思う。
                                

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コメント:

訂正

地銀会館の近くにある信号は「龍閑橋」でした。本文は訂正しました。

くらべっこしよう!

子供の頃には何でも比べてはお山の大将になりたかったものだ。川の土手で連れションをしてはどれだけ遠くまで飛ばしたのかなど、取り留めの無いことも向きになって競いあったものだ。日本全国寒波、寒波のニュースでもちきりだ。北の国から視ていると、そんなに騒ぐことでもねえべと思うのだよ。これが猛暑なら大騒ぎしなっきゃならねべども冬だからあだりめだべ。
いま、
北国の寒(かん)ざむはやがて半月にもなろうとしている。明け方の最低気温は連日氷点下10度の前後で日中もマイナス3~5℃が続く。東京や関東域の気温も今年は結構冷えているようだし、降雪もあって連日大騒ぎのテレビだ。しかしだ、ボクらから見れば、たわい無いことでいちいち騒ぐな!なんて思いながら見てるんだけど、滑って転ぶショットを撮るために数時間も粘っているそうだが実にくだらん話だ。車だってそうだ、ノーマルタイヤで走れる訳はないだろう。せめてチェーンくらいは付けろってんだ。凍った路の歩き方を教えるスクーリングもあるそうな。ペンギン歩きだってさ。雪が積もったときくらい長靴で歩けってんだ。皮靴なんか底が平らな靴なら縄を巻いたら滑らないからやってみな。
近年北国の夏も東京方面に負けないくらいの酷暑があって、暑さ慣れしてないからこれには関東人にはかなわない。だからその代わり冬は北国の寒さをたっぷり味わってもらわなくては不公平だ。
せめてもの憂さ晴らしにくらべっこしてみた。

「鞍掛橋」を探ったら、いい歌もできて評価されたようだがその場所を地図からようやく見つけた。浜町川や何と読むのか分らないが「龍閑川」の名前を探したけど、載ってる地図は見つからない。竹森神社さえも載ってない。ようやく見つけた「龍閑橋」は「竜閑橋」という名の信号で在ったが同じ呼び名でいいのだろうか。著書、栗田彰の「江戸川あるき」を探したが高額で手がでない代物だけどぜひみたいものだ。
坂道、河川、暗渠など趣味のひとつなので、関連した著書や地図を持っていて時折楽しんでいるから非常に興味があるのだ。劇画の「鬼平犯科帳」や「剣客商売」、司馬遼太郎の「街道をゆく」を読書するときは地図をみながら楽しみを膨らませている。

芳賀日出男をネット検索したがモノクロ写真の数点を見つけた、。いいね。あらためてモノクロ写真の素晴らしさを感じ入った。それかあらぬか最近フイルムカメラが売れてるそうだ。デジカメでモノクロをとってもどうしても物足りない。どんな高級カメラでもモノクロフイルムで撮り暗室作業で仕上げた作品にはかなわないと思う。レコードや真空管アンプも人気だ。音の質感が柔らかいなど人間の脳と波長があうからだという。デジカメやCDがあったればこそ比べることができたから、アナログの良さがあらためてわかるような気がするのだ。

近所にまた高層マンションができるそうな。子猫の遊び場がなくなるそうだが「空き地は人のためならず」に気がつかない愚かさが、近々起こる大地震の被害をさらに大きくする。江戸時代に度重なる大火に懲りて造った火除け地、後藤新平が関東大震災後100年先を見据えて造った昭和通りなど、今では子猫の遊び場さえ無くしてしまうような街は、もはや人間の住む空間ではないのだ。

インフルエンザの「Jアラート」がでた。患者数の警報値は過去最多だという。予防注射をしたからといって安心は禁物、A型、B型のどちらを注射したかわからないが、一方には効いても他方には効き目はないんだろうね。
ともかく寒いからここしばらくは外出はしていない。何かするにしても椅子に座ってもあぐらをかいて座っても腰痛のボクには辛い。長く座っていて立ち上がると立ちくらみはするは腰からつま先までが痺れるやらでゆるぐねぇ!(彰)

Re: くらべっこしよう!

今回の路面凍結ではチェーンも効かない場面が多かったようですよ。チェーンを取り付けまた外す手間と言ったら半端じゃありませんからね。前に書いた三戸と田子の温度差・積雪差など、新参者には知り得ない恐ろしさです。

浜町川・龍閑川(りゅうかんがわと読んでます)はGoogleに多数の情報が見付かります。たとえばhttps://mizbering.jp/archives/13417などを参考にしてください。竹森神社(竹森稲荷)は由来不明だそうですが、川のつなぎ目にありパワースポット的な存在ではないでしょうか。『江戸の川あるき』はこれらネット情報が見られないときのために上げたもので、今となっては情報がちょっと古いかもしれません。

腰痛ですか、難儀しますね。私は膝の痛みで困っています。長く歩いたときや、駅の階段を下りるのがつらい。よせばいいのに、面倒なのでつい下り階段を通ってしまうんですよ。ハリックス55という貼り薬を使い始めましたが、まだ効果が出ません。

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