珈琲3杯の掟 

ねこ

珈琲1日3杯までという戒律を守る。山田耕筰先生は戦前、『生れ月の神秘』という本を書いて、西洋占星術をいち早く紹介した人であった。この本はオリジナルではなくネタ本のある翻案本であるが、どうもその辺がハッキリしないらしい。その本の更に要点を紹介した文章を何かで読んだら、山羊座の人は珈琲は1日3杯までにせよと書いてあったのである。したがってここ30~40年、私は3杯までしか飲まない。しかし、徹夜などでどうしても飲まなければならない時は、3杯目から珈琲の量を少なくして4杯目を飲むようにしている。

占星術を大衆化したのは門馬寛明の『西洋占星術』(カッパブックス・既に絶版状態)であろう。だが、これに先立つ大正時代に旧久留米藩出身の隈本有尚は日本に初めて体系的な西洋占星術を紹介し、自ら占星術師として数々の予言を的中させたという。隈本は11歳で好生館(洋学所)に入学、英語、幾何学、地理、博物学を学ぶ。東大で天文学を学び、東大予備門教諭時代には夏目漱石、正岡子規、南方熊楠、秋山真之、山田美妙らに数学を教えている。漱石は正義感の強い隈本をモデルにして『坊つちやん』の数学教師「山嵐」を描いたとされる。30歳で文部省視学官となり、その後ヨーロッパに留学してドイツでシュタイナーの人智学を学び、イギリスでは「近代占星術の父」といわれるアラン・レオやセファリアルから占星術を学んだ。隈本の占星術は本格的なものであったが、日本の土壌によく根付いたとはいい難いだろう。山田先生もこの辺からネタを仕入れたのかもしれない。なお、隈本有尚のことは河馬壱のNさんから教えて頂いた。 

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コメント:

量と戒律

3杯目までという戒律と量を少なくすれば4杯目を飲んでも良いという戒律はどこか変じゃないの?

Re: 量と戒律

4杯目に関しては戒律じゃなく便法です。
戒律を戒律たらしめているのは「私」ですから。
門間先生も同じようなことを書いていました。

初めて、お邪魔いたします<(_ _)>

本文とは無関係の質問で申し訳ありませんが…。
猫の絵の詳細を教えていただけませんか?

Re: 初めて、お邪魔いたします<(_ _)>

おや、こんばんは。有難うございます。

これは写真ですけど、仙台堀の角の岸壁(?)みたいな部分の出っ張りに寝そべってました。天部にももう一匹寝ていましたが、こちらは上手く撮れませんでした。意外性を出すため周りをトリミングしたのが成功したみたいです。猫がいるとついカメラを向けてしまいますね。

ありがとうございました!

携帯電話で拝見したため、絵なのか写真かはっきりしなかったのですが、写真だったのですね。
家の老猫によく似た毛並みで、ついつい見とれてしまいました(笑)。
日本人は猫好きより犬好きが多いそうですが、絵画や写真では犬より猫が好まれるとか…。
飼い犬では「お題」になりませんから、無理もない話ですね。
ともあれ、ありがとうございました<(_ _)>

おやおや

三毛猫の子猫様も来られましたか。それはそれは。素敵なブログの証ではないでしょうか。私のブログにも、うれしいことに時々たずねていらっしゃいます。
私もコーヒー好きですが、だいたい3杯までです。私は自然にそれが限度になっています。それを越すとくどく感じてしまいます。緑茶・紅茶・ウーロン茶など茶葉を利用したものはいくらでも飲めますが‥。
生ビールも3杯位かな。

Re: おやおや

> 三毛猫の子猫様も来られましたか。それはそれは。素敵なブログの証ではないでしょうか。

少しは認めて頂けたでしょうかね。相変わらず来訪者は1日1桁ですが……。

> 生ビールも3杯位かな。

そりゃ飲み過ぎですよ!
    

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