ギャラリー回りの苦楽 

水面

飯田橋で持ち帰り仕事を貰ったあと、1駅歩いて水道橋のアップフィールドギャラリーへ行き、そこからまた戻って飯田橋から四谷三丁目へ出、シュハリとルーニィを観てギャラリーニエプスでまったりしていると、年配の男性が入ってきた。首からペンタックスの銀塩一眼レフがぶら下がっているのを見て、思わず「Kさん!?」と呼びかけてしまった。Kさんは80歳台半ばのはずだが、仕事をリタイアしたあと精力的に写真展を回り、自分でも東京の祭りを撮り歩いている大先輩である。Kさんによると曜日毎に行くギャラリーが決まっており、それをリストにして胸のポケットに入れているというのだ。見せて貰ったがその日の分は10軒くらいきちんと書いてあった。私もメモとしてリストはつくるときもあるが、その場限りのものだ。曜日毎に行くギャラリーが決まっているわけでもない。Kさんは80歳を過ぎて東京の祭りの個展を開いたが、その類型にとらわれないスナップショットに皆びっくりした。個展のあとで病気をし活動のペースは少し落ちたように見えたが、そんなことを感じさせない行動力に感服するばかりだ。

Kさんと別れ、トーテムポールギャラリーと新宿御苑前でプレイスMと蒼穹舎を観たあと新中野のギャラリー冬青へ行き、そこからまた戻って新宿三丁目で降り、乗り換えを利用してサードディストリクトギャラリーへ寄ってみた。安掛正仁の「蛞蝓草紙 ~ 薄暑の巻 ~」は13日で終わったはずが会期延長したとのことでほっとした。見逃したと思っていたのである。このところ安掛氏のモノクロ作品は、銀塩時代の焼き込み・覆い焼き風技法で街の怪しさを強調したものになっている。サードディストリクトギャラリーは以前のガレリアQで、5階まで急な階段を上らなくてはならないのが難点である。さすがのKさんもここは敬遠しているとか。
   

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コメント:

ギャラリー回り

日帰りツアー?それにしても楽しい一日だったと思います。小生なら何を見て歩くのかな?神社仏閣かもね。

Re: ギャラリー回り

ご無沙汰していたKさんに会えたのが一番の収穫でした。
それにしても、昨夜はずっとブログの管理画面に入れず弱りました。

なかなかエネルギッシュ

ギャラリー巡り、すごいですね。大納言様の行動力にも脱帽です。

いえいえ

この日はたまたま調子がよかったんですよ。いつもこんなにまわれるわけでは……。
Kさんに負けてはいられません。

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