なにゃどやら 

なニャ~どやら?
猫05

仕事がない間のつなぎに持ち帰りで就職試験参考書の校正をやっている。私も学生時代、こういうのを読んで勉強すればもう少しいいところへ入れたのではないかなどと考える。上級職公務員試験にはすべて落ち、中級職の農業改良普及員にからくも合格して三戸町に赴任したが、八戸への異動とともに暗転し、結局4年ちょっとで辞めざるを得なくなった。中級職には上級職にある初任給調整手当3万円が付かないので大変な差が出ることになる。当時の大卒初任給は2万円を下回っていたので、人材が民間へ流れるのを食い止めるためこんな手当を出していたのである。月2万円弱の給与に3万円の手当。私は貰い損ねたが、いったいどういう感覚だったのだろう。

三戸町は女性もきれいで思い出深い町だ。十勝沖地震で往生したのもこの町である。毎年今頃になると、どこからともなく盆踊りの「なにゃどやら」が太鼓の音とともに聞こえてきて郷愁をそそられた。「なにゃどやら」は南部地方一帯に伝わる謎の盆踊り歌で、意味不明なことからヘブライ語説まで出ている。南部の猫歌ともいわれるらしい。同じ「なにゃどやら」でも三戸のそれはちょっとハイカラに地名を折込んでリズムもよく、改良された跡が見える。
   

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コメント:

川の流れのように

「異動とともに暗転した」おかげで今の人生があるなら川の流れのように自然な人生で良かったんじゃないのかな?

文化圏

同じ東北といっても東北6県随分違いますね。言葉も習俗も、産物も、文化も、流行も。そして岩手県は伊達藩が今の宮城県と岩手県にまたがって成立していたことからも南北でも違いがあるように見受けられます。
南部地方という一括りなのでしょうか。

Re: 文化圏

おっしゃる通りです。水沢などは南部じゃありませんよね。廃藩置県は南部の北端をちょん切って津軽と抱き合わせたり、伊達傘下の水沢藩を岩手に編入したり、ずいぶん荒っぽいやり方をしています。

Re: 川の流れのように

ま、過去を振り返っても何の得にもなりませんからね。パラレルワールドは小松左京の小説世界だけです。

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