夜行列車の怪 

夜行

東北新幹線が出来るまでは、帰省には「はくつる」など在来線の寝台特急をよく使った。夜が明ければふるさとに着いているという具合で、時間を節約できたような気がしたのだ。いつのことだったか、ふと目が覚めると知らない駅で列車が止っていた。いわゆる丑三つ時である。こんな時刻にこんな所で列車が止るはずはない。カーテンを少し開くと、目の前が無人の改札で電灯が煌々と点っている。いいかげん経った頃、鉄道公安官のような制服の男が2人(だったと思う)現れ、焦った様子で改札を入って右手へ向った。また時間が過ぎ、私はいつか眠ってしまっていた。目が覚めると列車は県境を越えて疾走していたが、約1時間遅れていた。その理由をアナウンスは何も言わない。車掌に聞いたところでごまかされるだけだったろう。不思議な1夜であった。
   

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コメント:

夜行列車

「夜行列車」・・・夢とロマンが広がる、怪もある。松本清張の小説「砂の器」を何故か思い出した。50年前の「羽後亀田駅」、「出雲八代駅」、」「八川駅」など出てくるが『方言周圏論に基く(東北訛りと「カメダ」という言葉が事件の手がかりとなる)設定が面白い。JR木次線の亀嵩駅が有名になった。

Re: 夜行列車

「砂の器」は最近、玉木宏主演でテレビ化されましたが、終戦直後という設定にあの顔はどうもね。「点と線」は東京駅のアリバイトリックもさることながら、青函連絡船の乗船名簿を使ったアリバイ工作など、地元の我々にはすぐ見破られる点が惜しい。しかし映画(主演は加藤嘉)は海岸を走る昔の東北本線を一瞬ですが写しています。後に路線が内陸に変更され、今では見られない光景になりました。

急行八甲田

ご無沙汰しております。
不思議なお話ですね。どこの駅だったのでしょうね。私は、なぜか「沼宮内」の駅で、よく目が覚めました。車窓から見える駅前の風景今でも覚えています。
夜行列車、「はくつる」私も乗りました。急行「八甲田」「十和田」もよく利用しましたが、上野駅で座り、発車前に寝てしまい、目が覚めたら真っ暗でした。通勤列車なみに混雑していたのに、車内はガラガラ。すぐに明るくなり、トンネルの中だったことが判明し、ぽかーんとしているうちに降車駅。。。

一昨年、新潟から大阪まで、急行「きたぐに」に乗りました。

Re: 急行八甲田

おや、お元気ですか? 仕事少し増えました。

沼宮内も今や立派な新幹線停車駅。でもお客は1日100人で全国最少だって。「十和田」「八甲田」は寝台ではなかったような……。「はくつる」はいい時間に故郷に着いてくれたんですよ。

今年中に占いの更新なんとかお願いしますね。

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