猫屋敷の怪 

左右とも工事はだいぶ進んだ
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シルバーパスを得てあまり通らなくなった駅への小路に、窓によく猫の姿を見る二階建ての家があった。いつも数匹の白猫がテーブルの上を歩き回ったり寝そべったりし、その前で中年の奥さん(?)が黙ってスマホを見ているのである。部屋は生活の臭いが全然なく、奥さん以外の人影を見たことも声を聞いたこともない。殺風景な部屋の窓ガラスは汚れきっている……。覗いたわけではないが、直に道に面した一階の部屋でカーテンがないので、通り過ぎるときにイヤでも見えてしまうのだ。その家がこの夏、急に取り壊された。猫たちはどこへ行ったのか、そして奥さんの運命は……。気になる。(続く)

                                   
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国際ジャーナリストの木村太郎は、かつて東京新聞の連載コラム「太郎の国際通信」で、当時の海部俊樹総理が誰か外国の大統領と会った際、いきなりファーストネームで呼びかけたので卒倒しそうなくらい驚いたと書いていた。ロン-ヤスのような例外はあっても、大統領への呼びかけはあくまで「プレジデント」(総理ならばプライムミニスターか)でなければならないと木村はいう。
その忠告を端から無視しているのが東京新聞を取っていない安倍晋三だ。1日にも英国の首相と会い、恥ずかしげもなく「テリーザ」と呼んだと新聞は報じている。ロシア大統領と会ったときは確かに「ウラジーミル」と呼んでいた。ウラジ氏は神妙な顔をしていた。トランプの時は「ドナルド」と呼んだのだろうか。ドナルドは絶句し、やむなく手を握って見つめ合った。そんなところだろう。外国首脳は皆、アベのファーストネーム攻撃に戦戦兢兢のようだ。

                        
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民進党新代表が前原誠司に決まったものの、いい反応が一つも聞こえないのは困ったね。2日の朝日新聞(デジタル)に前原のブレーンである井手英策のインタビューが載っていたが、自己責任社会になった日本から「私たち」を取り戻すために、皆が少しずつ負担し支え合う合意形成、それを「All for All」というキーワードに込めているようだ。国民的議論を呼びかけるにしても、始まりが制度的な欠陥の多い消費税に偏りすぎなのが気になるが……。
一方、日刊ゲンダイは、前原が小沢一郎とのパイプをつくったこと、推薦人に小沢寄りの名前が多かったことなどを見た上で、野党共闘の見直しは否定ではなく、共産との選挙協力+自由・社民・民進の解体合併という小沢の構想に、前原が乗れるかどうかだと説く。今度の新役員人事は意外なほど現実的だが、一部ヘンな顔も見えるから、ガラガラポンにならないように頼みたい。
             

ケーサツまだか? 

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来た来た来たーーーっ! 北のキッチン風水では凶だよ。お立ち会い……私にも来た、ミルナくんと同じ介護保険の追加料金が……。確定申告が遅れて所得階層が昨年分とずれちゃったせいだが、3,120円は痛い。つまりそれだけ値上がりしたと言ってもいいかな。この支払いはコンビニでもよかったのだが、ついでがあったので小郵便局へ行った。すると何だか知らないが前の2、3人が細々とやりとりして待たされること半端じゃない。やっと私の前のご老人(90歳前後)の番になったが、このやり取りがすごい。会話はほぼ筒抜けである。
かなりの金額の定額貯金を引き出そうとしたらしく、もう少し待てないんですか?……利息がどうのこうの……待てない、家を……修繕? お友達にやってもらう?……でもすぐ支払うわけじゃないでしょう? 1か月でも……ゴチャゴチャ……息子さんなりに付いてきてもらうわけにはいかないんですか? 興奮して反論、息子に付いてきてもらえるくらいなら苦労はしないよっ!とでも言ったのか……合間に我々のところへ来て、自分の金を下ろすのになぜゴチャゴチャ言われるのかとうんざりした様子。同感だ。
……行員が言う。何とかさん、あらかじめ聞いてなかったので用意がないんですよ。それにこういう場合は警察に来て立ち会ってもらうことになってます、今連絡しますからこちらでお待ちください、と応接室に招じ入れられる。しばらくして「警察まだこねーのか?」とぼやいている彼の声だけ聞こえた。やれやれであろう。がんばれ!
私の番になったので行くと、さっきからうすうす見えてはいたのだが、窓口横に乳がん検査の模型がおいてあり、お試しできる。つまりおっぱいの片方があるわけだが、近くで見ると全然美乳とは言えない。むしろグロだ。こんな所で触ってみる人がいるのだろうか。ゆうちょ銀行も悪趣味なことをするものだ。

新しいネコトモ、黒と呼んでる/「一時集合」……こう読むのか?
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21日、厄日。起きがけに寝返りを打つとやや強いめまいに襲われ、起き上がるときもまためまいがした。うーーん、こりゃ弱った。以前、10年以上前にやはりめまいがひどくて順天堂の高齢者医療センターを紹介され、MRI、MRA、眼振検査などを徹底して行ったが脳血管に異状はなく、三半規管も正常、ただ眼振の検査で脳梗塞の後遺症らしい形跡があると言われた。つまり光の追随がうまくない(遅れが見られる)ということだった。しかしそれで別に薬が出るわけでもなく、めまいもその内自然に治ってしまった。
今回はそれほどのことはなく、外出を控えたらだんだんよくなってきたが、最初のめまいを感じたとき首から肩に掛けてガチガチに固くなっていたので、慌てて血圧を測ったが正常だった。このところ慢性的寝不足と首・肩への負担が知らず知らず繰り越されてきたようだったので、その影響ではないかと思う。ミルナくんは血糖値のことを心配していたが、私は毎年の健診で血糖値を測って一度も指摘されたことはないから、それはないだろう。首・肩の凝りはまだよくないし、めまいも完全に解消とは言えないが、とりあえず様子を見よう。

民進党代表選……前原の井手理論は危うい。財務省に丸呑みされてしまいそうだ。室井佑月の日刊ゲンダイコラム「嗚呼、仰ってますが。」<民進代表選「All for All」がいちばん似合わない前原サン>に「いいね!」を押しておこう。

                                 
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やるきマンマン 

残暑見舞いを送った後、亀戸の養老でW君と納涼の一席と言いたいところだが、こう涼しくては納涼も何もない。16日間も雨続きなんてどうなったのか。野辺地はストーブを焚きっぱなしだろう。酒は抑制したつもりだったが、帰って風呂にも入らず録画したテレビも観ずにぼうっとして過ごす。疲れ知らず酔い知らずのW君に煽られてしまった。

                   
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さて、8月15日に合わせて放映されたNHKスペシャルは、新しい証言と証拠を全面的に取り入れてなかなか見応えがある内容だった。籾井がいなくなったことと関係があるのかどうか、思い切った報道姿勢を評価したい。
12日は「本土空襲 全記録」。軍事目標に対する精密爆撃の成果が上がらず苛立った米軍は、都市・住宅地への絨毯爆撃に移行した。都市が焼き尽くされると、護衛任務のP-51戦闘機に地上目標への銃撃が加わる。米軍はP-51にガンカメラを取り付け、銃撃シーンの一部始終をフィルムに記録していた。軍事目標を問わず地上の動く物はすべてが攻撃対象になった。日本軍が行う特攻(体当たり)作戦に対する恐怖心が攻撃の激しさを倍加させた。元米軍パイロットは支給される興奮剤を飲んで任務に当たったと証言している。
13日は「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」。森村誠一『悪魔の飽食』の間違った写真掲載問題などが記憶されるが、この番組はハバロフスク裁判の証言のほか、個人の資料、大学の記録に重点を置いて報道している。当時の大学が軍の研究と資金面でも人材面でも不可分な相互依存関係にあったことが見て取れる。731部隊に最も多く研究者を出していたのは京都帝大だったという。

                            
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14日は「樺太地上戦 終戦後7日間の悲劇」。樺太と呼ばれた地に40万人に及ぶ日本人が暮らしていた。終戦後の8月20日、ソ連軍が侵攻し、住民を巻き込んだ地上戦が7日間続いた。不可解な軍の「死守命令」は、北海道を分断しようとするソ連の企図を阻むため島を盾にしたのではないかという。保阪正康は、日本では下位の者ほど重い責任を取らされた、樺太戦の責任の所在は曖昧なままだと指摘していた。
15日は「戦慄の記録 インパール」だ。1993年に、NHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」の第4集「責任なき戦場 ~ビルマ・インパール~」として放映されたことのある内容だが、今回は司令官牟田口廉也中将の肉声テープなど貴重な新資料を加えている。反省の色もなく戦局の挽回を図ったまでと言う牟田口。東條首相たち戦争指導部の中で反対論が封殺され無謀な作戦の決行が決まる。そのあたり、安倍政権もかくやと思わせる。だが後に大本営の服部卓四郎は、作戦は南方軍・ビルマ方面軍・第15軍が勝手にやったものと語っている。番組の最後に、牟田口の下にいて彼の言動を全て記録していた齋藤博圀元少尉が車いすで現れ、「よく(この資料を)見つけましたなあ」と語る姿が印象的であった。インパール作戦の戦死者は3万人、傷病者は4万人と言われる。元少尉も九死に一生を得て生還した。

                     
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9日のTBS「ひるおび!」が自民党の政調会長に就任した岸田文雄を生出演させ、「リテラ」は「“ポスト安倍忖度”」「自民党のPRに加担。これを“政権忖度番組”と言わずして、なんと呼べばよいのだろう」と論評している。私も観たが、ソフトな語り口の岸田が隠さない並々ならぬ野心に戸惑った。弛みきった安倍とは対照的だった。岸田への禅譲はあるのだろうか?

※以前放映されたNスペのタイトルが間違っていました。修正しました。放映年月日も正しました。
        
             

またサンクチュアリが消える? 

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今日はダイエーで別の会社のクーポンを出し、大恥をかいてしまった。お嬢さん、人生色々あるもんだ。老人のミスを軽蔑しちゃいかんよ。今日は昼から下痢でいささか気力低下していた。下痢の原因は分からないが、このところ朝の寝覚めがよくなかったのは事実。こういう時は下痢になりやすい。

                      
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さて、このところイベントが続いた。市民の声・江東の区政報告会、第2回「仙台堀川公園を考える」報告会、そしてプエンテ~暮らしとまつりごと~主催の「もう一つの世界は可能だ!脱・新自由主義を目指す勉強会」第五弾(ベーシックインカムを取り上げた)である。
市民の声・江東は現在中村まさ子区議1人の会派で、自公に追随する他の無所属議員とは一線を画している。築地移転、中央防波堤埋め立て地の帰属問題、学校選択制の見直しなどが報告されたが、深刻なのは香山リカさん講演会中止の問題である。私は知らなかったが、6月に区社会福祉協議会・香山リカ講演会実行委・豊洲こども食堂の3者主催で香山リカ講演会「地域福祉セミナー なぜ今こども食堂が必要なのか」を予定していた。区の教育委員会も後援している。それが約20件の抗議電話・メールが入ったことを理由に、警察に相談の上中止にしたというもの。例によって抗議の内容も事実関係も十分明らかにされない中での不明朗な中止で、テロリズムに屈したようなものだ。
ヘイトスピーチに反対する香山リカさんひとりへの抗議であり、自治体の関わる講演会としてターゲットにされた可能性が大きいと見られているようだ。在特会が発信源ではないかとか、百田尚樹の大学での講演会が中止になったことへの意趣返しではという声もあるとか。

                      
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仙台堀川を考える……というのは、塩の道橋をはじめ当ブログでもそれとなく画像で紹介している仙台堀川公園だが、その内、清洲橋通りから小名木川までの約1.1キロを当初事業費40億円、工期5年で江東区が整備改修するという計画が発端である。平成29年着工のところ土壌汚染が見つかって30年着工予定となり、事業費も50億円を超える予定だ。
付近住民としては緑豊かで水鳥の遊ぶ水辺があり、ウォーキングにも散策にも最適な空間であるが、その豊かに育った樹木の58パーセントを伐採し、水路を暗渠化して上に生物の棲めない人工の水路を造設、両側の車道を広げさらに内側に自転車通行帯を新設するという無謀とも言える計画が、区報にも載らず住民にはほとんど非公開で進められたのである。また電線地下化とからみ、その地上施設が中に設置されるとも聞く。住民の意見で一部修正されたが十分ではない。この整備計画部分はまさに私のささやかな生活圏に重なる。
現在、有志の手でサイトができ、見直しを求める運動が始まりつつある。私も及ばずながら参加して力を貸したいと思っている。爾後のことは追々報告していきたい。集会は数十人が参加して熱気むんむん。市民の声・江東の中村区議のほか、共産党区議の姿もあった。ベーシックインカムのことは次回にしたい。

                         
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「黒革の手帳」を見せろ 

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みんな観てますかぁ、国会中継。夏はこれに限るね。なんて……。

新しい冷蔵庫(本名:新妻冷子)に慣れつつある時に、今度はエアコンのリモコンがおかしくなった。ピッ……ピピッ……などと勝手に信号を送ったかと思うと、温度の上下ボタンが効かなくなったり、モードにないはずの送風になったりする。これも25年は使っているから結構な年代物で、当然代わりのリモコンは売っていない。汎用リモコンを買ってみたが風向が反応しない。リモコンがダメになったから本体を買うなんて本末転倒はいただけない。やむなく、今日アマゾンで中古を注文した。送料込みで¥1,500弱。仮に新品だと¥3,500以上するようだ。汎用リモコンは返品が利くらしいので試してみるつもり。
             
                                       
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メルマガが続け様に入ってきて身動きが取れない。どれもそれなりに面倒なものばかりだ。この仕事はやらなければ金にならないが、やったからといってそのまま反映されるわけではなく、配信されて初めてお金が貰える仕組み。配信は基本的に平日のみだから上限は自ずと決まる。身動きが取れないとはいえギャラリー回りはルーティンであり、イベントも逃したくない。
この日曜日は池尻大橋のRAINで行われた久保卓治氏のエングレービング実演に参加した。銅板にビュランという彫刻刀みたいな道具で筋を彫り、そこにインクを入れてローラーで刷る。実演は製版過程だけだが、久保氏の手法は写真を鉛筆でなぞり、銅板に転写して下絵にするもので、リアルな絵柄が得られる。久保氏が気さくなので「1ミリ内によく4本や5本の筋が彫れますね」などと話しかけたら「作家に対する侮辱です! もっと評価すべきですよ」と怒られてしまった。イカンイカン。作家は誇り高い。評価しているからこそ参加したつもりだったのだが……。久保氏は団塊の世代、美大で教えていたそうだ。

                          
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2日にわたる予算委員会の閉会中審査。真相はちっとも分からなかったから無駄だった……と捉えるかどうかは観た人次第であろうが、加計学園に対する政権を挙げてのバックアップの実態が明らかになったのは大きい。安倍はひたすら低姿勢で丁寧な物言いに終始したが、関係官僚が「記憶にない」を連発して逆に関係大ありであることを証明してしまったかたち。参考人には前川喜平氏と並んでまたしても元愛媛県知事の加戸守行氏が、今治タオルのマフラーを巻いて登場した。青山繁晴参院議員などは加戸氏に好き放題言わせる一方、前川氏の証言には加計という言葉が一度も出てこないから彼の思い込みだ、と決めつけたが、それだけ加計の存在が最深部に潜むテーマだったことの証左ではないだろうか。
菅官房長官をして「地位に恋々として」と言わしめた前川氏が、前回に続いていとも爽やかに全てを語り、現職官僚が「地位に恋々として」知らぬ存ぜぬと口をつぐむ姿は見苦しい限りである。国民は全てを見ている。

                         
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